駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

新しく感じた柔道

2021年07月30日 | スポーツ
            

 
 オリンピックの柔道、女子78キロ級浜田尚里そして男子百キロ級ウルフアロンの決勝を見た。二人の素晴らしい一本勝ちに感動した。浜田尚里はどこにでも居そうなちょっと体格の良い女性教師風の外見で冷静無愛想な表情に笑うことがあるのだろうかと見ていたのだが、金メダルを取って一息素晴らしい笑顔が出た。ウルフアロンは感激の涙で通路にしばしうづくまっていたが、インタビューでは人なつっこそうな笑顔も見られた。
 何がどう変わったのかは知らないが、今大会の柔道の判定はわかりやすかった。
 解説によると試合の記録画像を見て相手の技を研究し対策を立てているようで、筋肉がものを言いそうな格闘技にも科学的頭脳的な側面もあるのを知った。そして怖そうでも優しく礼儀を知る人達が多いようで、柔道が世界に広がった理由が少し分かったような気がした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする