直径6mのバルーンを100m上空に上げてカメラで台場周辺の五輪の警備に当たるという記事を見た。一体何の警備に当たるのだろうかよくわからない。五輪取材の外国人記者や試合を終えた選手が定められた区域からはみ出していないか監視するのだろうか?。東京タワーやスカイツリーにも特別な監視カメラが設置されるのだろうか?。
上司の思いつきのやってる感いっぱいの案だが実効性の乏しいバルーンのように見えてしまう。一年半前から考えられていたとは思えない。一体、感染拡大防止に、どんな効果があるのだろう。
医療費が嵩み国家予算を圧迫しかねないと医療では費用対効果が重要視されるようになっている。新型コロナ感染蔓延化のオリンピックだから金に糸目は付けないは間違いで、費用対効果はいかなる時も忘れてはならない。話題性はあっても実効性はいかがなものか、強風が吹いたら事故が起きるとご注意申し上げておきたい。監視取り締まり罰則という手法には副作用もあり限界もある。事前の感染拡大防止の仕組み作りと国民の理解と協力が最重要と申し上げたい。安心安全のおまじないには効果はないし、事後の言い訳に使うことは許されない。