駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

人物画は難しい

2020年11月04日 | 世の中

                

 

 絵を描き始めて15年近くになると思う。音楽の才能がないのは自覚しているが絵の才能があるかどうかは分からない。ただ絵を描いて楽しいと感じることが多いので下手の横好きか好きこそものの上手か分からないが、音楽よりも自分に向いているのだろうと思う。どういうわけか、この頃は先生があんまり私の絵にあれこれ言わなくなった。もう伸びしろがないと思われているのか、個性として認めているのかよく分からない。

 風景や生物は多少進歩したかなと思うが、人物になると駄目だ。先日もモデルさんの座像を描いたのだが、モデルさんからこんな不細工じゃないわよと文句が出そうな出来だ。まだ途中なのだが、モデル嬢からOKが貰えるレベルまで行く自信がない。油彩画の良いところは書き加えたり書き直したりできることだ。何とか嫁の貰い手があるところまで持ってゆきたい。

 人物像は絵だけでなく実世間でもなかなか難しい。勿論、第六感というか単なる好き嫌いなら、短時間で分かる(あとで変わることもある)のだが、共同経営者とか得意先とか他科の医師とかになると理解に手間取り、上手な協力関係を築くのに時間が掛かることも多い。

コメント
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