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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

数学の難問ABC予想が証明されたらしい

2021年03月08日 | 世界
              

 数学の難問ABC予想が京大数理解析研究所 教授の望月新一氏によって証明されたと伝えられている。凡人の私には内容どころか問題もよく分からないが、とにかく数の間に不思議な関係というか信じがたい構造があるのに驚いてしまう。なぜそうしたことが成立するのか数の神秘に痺れてしまう。数というより世界のありようの神秘と言ってもいい。
 聞けば六百ページもあると言う。おそらく私には1ページも理解できない論文が六百ページも、人間の脳力の凄さにも驚いてしまう。残念ながら凡人にだけでなく並みの数学者にも難解な内容で、そうかそういうことなのかと恐れ入るしかない。

 しかし要注意なのは、わからなくても使うことに関しては辣腕を振るう悪が世界中に数多く居ることだ。数学はおいそれと悪用できないが、数学を利用した暗号物理工学兵器はおいそれと悪用される。それを見破り歯止めをかけるのは凡人の仕事と思う。
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世界が広がるユーチュ-ブ

2021年03月04日 | 世界
                

   今年に入ってからテレビよりもユーチュ-ブを見る時間の方が長くなった。以前はBSの報道番組を見ることが多かったのだが、出てくる人とキー局で大体言うことが予測できるようになったので興味が半減した。
 新型コロナの影響が出る前から日本は内向きになり欧米に留学する若い研究者なども減っていた。知らない国との間には誤解が生じやすい。先日も書いたのだが韓国中国ロシアの生情報が不足している。それが何となくの嫌悪感に繋がっていると思う。
 ユーチューブで動画を熱心に流してくれているので紹介してもよいと思うが、ロシアのキーロフ県に住む森翔吾さんのユーチューブを見て、大げさのようでもロシア観が変わった。翔吾さんはロシア中部の小さな田舎町にタタール人の奥さんと一歳数か月の娘と暮らしている。ロシアの庶民は広い大地と天空の下でプーチンどこ吹く風と楽しそうに暮らしている。日本に比べれば便利さで遠く及ばなくても日本人の忘れた素朴に生きることを楽しむ生活を目にして、自分の無知に気付かされた。勿論、彼のおおらかな人柄にもよるのだろうが、北の大地に根を張って生きるロシアの人々の暖かい息吹が伝わってくる。
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君知るや北の国

2021年02月27日 | 世界
             

 ユーチューブを通じて世界の世間を広げている。十年前にはブログで世界各地に居住している日本人からの情報を得て、なるほどとかエーそういうものかと思っていたのだが、この数年はブログの散策をやめてしまっていた。
 半年ほど前、ユーチューブに個人的な情報や報告が上がっているのを知り、今はユーチューブを通じて世界の見聞を広げている。どういうわけか僅かな検索経験ではユーチューブでは結構男性が頑張っている印象を受けた。
 知らない国、韓国中国ロシアの現実を垣間見て、当たり前ではあるがちゃんと人々が生活しているのを知った。どういうわけか日本には韓国中国ロシアアレルギーがあり、この国々の情報は五十年前で止まっている感じがする。こうした先入主は高齢者の私だけかもしれないが、ロシアでもちゃんと楽しく生活できるじゃないか、エー中国ってこんなに高層ビルが林立しているの、韓国にもスターバックスがあるじゃないかと驚いている。
 勿論、治安の良さとかお行儀の良さは日本に及ばないところはある様子だが、それを補う人情とか大自然とか・・別種の良さがあるのが伝わってくる。尤も、こうした国で暮らせる日本人は逞しいというかおおらかというか差別意識が希薄というか、国内のなんとなく世間の狭い日本人とは感覚が違うところがあり、日本人の誰もが異国の良さを味わえるかというと、そう簡単ではないかもしれない。
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反省は形だけでわかっておられない

2021年02月10日 | 世界
            

 森喜朗氏は自民党の象徴的存在。五十年自民党という煮凝りの中で変わることなく旧態依然を生きて来られた。女性蔑視発言と批判されても、拙いことを言ったのかなとしか感じておられないのだろう。進退も自民党の票が減るなら考えねばならないだろうと、内容抜き党に迷惑かかるを判断基準にされていると推測される。
 これは森氏に限らず二階菅氏以下多くの自民党議員の感覚生態に見える。女性蔑視の感覚が深く自分の思考に染み込んでいる自覚がない。マスコミや野党からの批判に引きづられて自民党の票が逃げるのは拙いと反応しておられる。旧態依然の感覚の中で、女は家庭に良妻賢母で子供を産み育てるのが宜しい、さもなければ酒席花街で饗応に色を添えればと思っておられるのだろう。
 世の中は変わった、万古不易のように思えるものも変わらなければ二十一世紀を生きてゆけない。男女平等や脱炭素化は決して謳い文句ではない。
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バイデン大統領が誕生する

2021年01月20日 | 世界
         

 日本時間の本日夜半にジョー・バイデン氏が第46代アメリカの大統領になる。私は幅広い閣僚を揃え再びアメリカをまとめようとするバイデン氏に期待してるのだが、前途多難とか最弱の大統領になるだろうとか、評論家の意見には厳しいものが多い。自己主張の強い人たちに囲まれて身動きがとれなくなるという意味と理解するが、実際はどうなってゆくだろう。バイデンさんは常識があるようなのでトランプのようにメキシコ国境に壁を作ったり外国人排除など極端なことはしないだろうと思うがどうだろう。
 二十一世紀で失われつつあるのが常識というもののような気がする。常識って何と聞かれそうだが、成熟した大人の感覚判断というか知恵のようなものと思う。常識のある人は常識のない人よりも信頼できるとしたもので、私はバイデンはトランプよりも常識があると見ている。
 後期高齢者で多少体力の衰えと物忘れはあるかもしれないが、判断は間違えないと思う。リーダーの仕事は適切な判断を下すことで、政策の細部に精通している必要はない。希望的観測かもしれないが、バイデン大統領がアメリカのコロナを沈静化し、世界の不安混沌を和らげてくれることを期待している。
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