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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

世界の旨いもの

2021年07月09日 | 世界
                                      

  日本人だから寿司蕎麦鰻が最高に旨いと思っているが世界は広い。ユーチューブをみると旨そーなものが溢れている。アメリカに旨いものなしが大方の常識になっているが、いやいや旨そ-なものが一杯ある。この年で旨そ-に感じるのだから、三十年若ければ仲間と連れだってアメリカ旨いもの巡りに行く計画を立てただろう。ホットドック、ピザ、ブリスケット、シュークリーム・・日本のものとは雲泥の差、倹約とか控えめとかという概念がない、これでもかと脂ぎって全てがたっぷり入っている。インド人もびっくりだろう。
 日本にはこれでもかという食文化が殆どない。わんこそばや祭りの時の飯盛りくらいのものだと思う。ぎりぎりまで削る洗練精進精神が料理にも生きており、どっさりやりすぎは下品田舎くさいとされている。蕎麦鮨は勿論、鰻も実は寸止めで洗練されている。一度でいいからたっぷり付けてみたいやせ我慢の江戸っ子の腰を抜かせるシカゴっ子の肉卵バターチーズの量だ。
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トラック野郎に嵌まる

2021年07月05日 | 世界
      

 旅行に行けないのでユ-チュ-ブで外国旅行を楽しんでいる。普段の生活では気がつかないが実は外国に住んでいる日本人がたくさん居り、中にブログではなくユ-チュ-ブで情報を発信しておられる方も居る。USAトラック野郎というユーチューブを見付けこの十日ほど毎日見ている。家内にまた見ていると言われながら見ている。
 USAトラック野郎はどういう経歴か不思議なおじさんでアメリカに住んで二十年、三年前からタンクローリーでロッキー山脈以東のアメリカを走り回っている。走ったことのあるルート85、90等を走り回る様子が運転席から撮影されており、まるで自分が運転しているような気分になる。アメリカは広く、トラックも馬鹿でかい。
 このトラック野郎氏は時々日米比較批評などもあれこれ話してくれ面白い。食べている食事にステーキが登場するが5,600gはありそうな肉の塊を手軽な値段で旨そうに食べており日本じゃあとても食べられないとうらやましくなる。
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スタンの付く国

2021年06月23日 | 世界
        

 世界に行ってみたい所は数多い。中でカザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタン 、キルギスタン、アフガニスタン、パキスタンなどスタンの付く国に一度は行ってみたい。正直アフガニスタンとパキスタンはあんまりなのだが、シルクロードを辿ってみたい気持ちは今でもある。
 幸いユ-チュ-ブがあるので、少し探ってみたいと思っている。実際の感じとは随分違うとしても、ユ-チュ-ブには実に様々な情報が埋まっている。
 スタンの付く国ではないがアゼルバイジャンの自然の中で料理をする番組?を見付け楽しんでいる。10kg単位の肉を調理するスケールが大きくダイナミックな料理法に目を開かされる。使われる包丁も馬鹿でかく迫力満点だ。多彩な調味料をふんだんに使う。日本ではこれほど調味料を使わないので、どんな味になるのだろうと興味津々だ。WILDERNESS COOKINGで探すと見つかると思う。二十一世紀のニュースにはあまり登場しない地域だが、千年二千年の昔には隆盛を極めた地域で、今再び地勢的には重要を増してゆくと思う。そして意外に日本人と相性が良さそうな気がしている。
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便利には副反応がある?

2021年06月11日 | 世界
          

 インターネットは世の中を変えた。これは間違いないがテレビの出現した時の変化と比べてどうだろう。驚き新鮮さではテレビの出現に軍配が上がる気がするが影響の深さではインターネットの方かもしれない。
 テレビもインターネットも共にその出現をこの目で見た世代なのだが、その出現が人間に与えた影響について深く考えたことはない。新しい道具の出現は生活を変える。新しい情報伝達手段の出現は生活にはもちろんであるが人生というか人が生きる内容に影響を与えてくる。それについての考察は私が知らないだけかもしれないが意外に少ないように思う。私にテレビとインターネットが人間と人類に与えた影響などという大論文を書けるわけはないが、そういう問題が存在することに気付いてはいる。哲学的で科学的でしかも世俗的な意味もある課題と思う。
 テレビもなければインターネットのないところで生活すると、否単にない世界を想像してみるだけで失われたものが見えてくる?。
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グリードはガソリン?

2021年06月07日 | 世界
             
 
 グリードをなんと訳せばよいのだろう。欲望よりも強いニュアンスがある。辞書には強欲などと書いてある。普段は口にされない人を突き動かす情動グリードは一般の人がその実態を知らないウォール街を動かす密かな原動力らしい。車がガソリンで動くようにグリードで金融証券界は動いている?。
 と見てきたようなことを書いたが、これは黒木亮の小説から受けた印象だ。黒木は実際に金融証券商社で働いた経験を持つ荒唐無稽というよりは実録を脚色して小説を書く人で医療業界しか知らない私は目を開かされた。金儲けと言えば露骨過ぎるが金融証券界には競争に勝ち抜くことに快感を覚える人間が数多く生息して生き馬の目を抜く凌ぎを削っている。勿論、これは極端と言うか単純化しすぎている面があるがグリードが、底深く牽引している世界があるのは紛れもない事実だ。 
 普通の人はそこまで強いグリードを持ち合わせておらず、想像も及ばない世界の気もするが、グリードをたぎらせ莫大な資金を動かす金融の影響から自由に生きることは難しく、そうした世界が存在することを頭に置いておいた方が良いと感じた。
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