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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

歌は世につれ

2022年01月14日 | 世界
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 今朝は風もあり、今冬一番寒く感じた。
 年が明けてから殆んどテレビを見ていない。ニュースだけは食事時に垣間見るが、予想通りオミクロン感染が増え始めたようだ。いつも思うのだが、感染者数も大事だがなぜ検査数を一緒に報道しないのだろう。首相も都知事も専門家の意見を聞いてと言うが、専門家とは誰のことか教えて欲しい。
 ユーチューブを見ている。懐かしい歌(洋楽)が聞ける。サイモンとガーサンクル、ジョーンバエズ、プロコルハルム、アバ・・。何時何で聞いたのかはよく覚えていない、下宿していた時テレビは持っていなかったので多分ラジオで聞いたのだろうと思うが、青春の思い出と共に耳に残っている。
 サイモンとガーサンクルの曲。コンドルは飛んで行く、サウンドオブサイレンス、明日にかける橋など全く色褪せない。数多くの歌手にカバーされ、いつまでも歌い続けられるだろう。
 歌は世につれ世は歌につれと言うが、いま何か世界中の人の心に響く歌が流行っているだろうか、私が知らないだけかもしれないが、思い浮かばない。
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三ページと読めない

2021年11月24日 | 世界
             

 「アウシュヴィッツの地獄に生きて」ジュディスSニューマン、千頭宣子訳、朝日文庫を三ヶ月くらい前から読み始めている。何でこの本を購入したのか記憶にないが、推奨されているのをどこかで読んだのだろうと思う。
 読んでいると言っても「嫌われた監督」と違い、遅々として進まない。あんまり簡単に人が殺され酷過ぎて続けて三ページ以上は読めないのだ。どうしてこんな残酷なことができたのだろうと考え込んでしまうが、実はこれほどの規模これほど組織的ではないが、同じようなことはどの国にも起きている。そしてそれはハンナアーレントが指摘したようにいかにもという極悪非道の人物ではなくどこにも居るありきたりに見える人物達によって実行されているのだ。
 アウシュビッツで起きたことは実は今もどの国でも頻度こそ違え、形を変え小規模であるが横行している。まさかと思う人は視野が狭く考えが不足していると思う。誰しも不都合な不快な意実から眼を逸らしがちになる。自分を責めるよりも他人を責める方がたやすい。藤井三冠のように考えて考えて考えるよりも、悪いのは奴らと決めつけた方が簡単なのだ。
  極端なことは別問題ではなく、自分に関わりのないことではないと気付く精神が今も今こそ必要と思う。マスコミの報道に何故と問いかけ自分の頭でも考えてみるのが第一歩の気がする。
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何処まで強いのだろう

2021年11月14日 | 世界
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 予想通り藤井三冠が四連勝で豊島竜王を破り四冠となった。手の解説は自分の棋力ではできないが、豊島竜王にも終盤チャンスはあったが生かし切れず、藤井三冠の鋭い攻撃に敗れた展開なのは分かる。一体何処まで強いのだろう。
 まさか大山十五世名人を抜く棋士が出るとは思わなかった。まさか七冠達成の羽生九段を抜く棋士が出るとは思わなかった。昔の人は後生畏るべしと言った。確かにその通りでそれを目の前にしているのだが、果たしていつまでとは思う。
 飛躍するが現に人間より強い将棋のソフトが出てきているわけだし、並みの人間の集大成の民主主義で危機に正解に辿り着けるか心配になる。グレタトゥーンベリさんを奇人扱いにしてはならないと思う。奇想かもしれないが彼女は藤井さんと話が合うような気がする。
コメント (2)
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垂直の記憶

2021年11月08日 | 世界
             

 山野井泰史さんという人をご存じだろうか、たまたまアマゾンの書評で「垂直の記憶」という本が高い評価を受けていたので買って読んだ。山野井さんは登山家で世界の垂直絶壁(主にヒマラヤそしてばしば単独)を登攀してきた人だ。勿論、何度も敗退(頂上を極めず下山)しており、凍傷で手足の十本の指を失ってしまった。それでも垂直の岸壁を登攀しようとする意欲を失わない、驚くべきことに妻の妙子さんも泰史さんに負けない登山家で二人で登ったギャチュンカンの登山で重い凍傷になり指十本全て第一関節で切断されてしまった。それでも登山を断念していない。
 この本を読んで一番不思議に思ったのはなぜそんなにしてまで、垂直の絶壁が登りたいかということだ。彼は自分でもよくわからない、登っていなければ生きられないのだと答えている。
 世の中には凄い人が居るものだ。こういう人が世界を変えてきたに違いない。
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旅は栄養

2021年11月07日 | 世界
                

 二年ぶりに新幹線に乗り小旅行に行ってきた。年に二三回の旅行は必須アミノ酸と感じた。ちょっと疲れたけれど、変わりない街が健在だった。
 新型コロナがこの冬広がらないことを祈りたい。できれば年明けにまたどこかに出かけたい。
 毎日半径十キロで生活してると、遠い世界が存在しないような錯覚に陥るが、旅をすると今この瞬間地球の隅々に百億近い人達が生きて生活していることに気が付く。
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