goo blog サービス終了のお知らせ 

駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

拒否権問題

2023年11月11日 | 政治経済

                                    

   

   国連の安全保障委員会の常任理事国、アメリカ、イギリス、フランス。ロシア、中国の五カ国に拒否権が与えられている。何故といえば、正に政治的理由で、この五カ国を国連に繋ぎ留めておくためである。不公平、不合理は政治に付き物なのだ。

 どうすれば良いかに名案はないが、自分の生活を振り返って耐えて行くしかないかなあとも思う。結婚当初は拒否権は弱くさほど行使されなかったが、今では外食の時ラーメン、カレーに拒否権が行使される。まあ、この拒否権は一人で食べる時にはないので何とか耐えられる。とても比較にはならないが、平和の代償?かもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつもそう言ってすり替えてきた

2023年10月24日 | 政治経済

            

 

 所信表明演説で経済、経済、経済と叫んでしたり顔をしていたが二番煎じのヘボ芝居には騙されまい。経済でこっちの水は甘いぞと票を集め、集めた票で軍備増強、格差容認・・が見え透いている。そう言えば当たりが柔らかく狡賢しこく見えないのが岸田首相の優れた資質と麻生副総理が持ち上げていた。色々賢い投資家は騙されないようで株が下がっている、首相の経済政策はその道のプロには評価されていないのではないか。

 私は経済的には恵まれている方と思うが、外食する店が変わってきた。値の張る割烹、フレンチ、イタリアンへの足が遠のいた。三割の値上げはさすがに大きい。一枚でお釣りの来ない店には三か月に一回で十分、女房も異論はないようだ。国民の収入が増えるのが何よりなのは理解できるが、取って付けた今だけの御機嫌取りの演説は信用できない。単なる組み換えは一時的に終わる。その場しのぎの甘言には乗れない。一人一人それなりに実質収入減に自衛していると思うが、それはじり貧につながる恐れがあり、根本的な先見の明がある政策が必要だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賞味期限がある

2023年09月30日 | 政治経済

                  

 

 子供の頃よく「小原庄助さんなんで身上つぶした・・・」とよく聞いた。「朝寝朝酒朝湯が大好きで、それで身上つーぶーした。もっともだもっともだ」となるわけだが、子供の自分にはもうひとつなんで朝寝朝酒朝湯が大好きだと身上がつぶれるのか理由がよくわからなかった。まあ、朝から酒を飲むのはよくないだろうなとは思ったが、朝寝朝湯が身上つぶすほど悪いとは思えなかった。社会人になって、八割方納得したが、現代では職種によっては朝寝朝湯は許容範囲のような気がする。

 今では朝寝朝酒朝湯よりも長期権力居座りの方が拙い怖いと考えている。生半可な知識でと言われそうだがダイエーがおかしくなったのは天才経営者だった中内さんが長すぎたせいではないかと見ている。勿論、長期でもうまく受け渡した例はあると思うが少ないのではないか。政治家も然りで、真っ先にプーチンが思い浮かぶ。日本共産党公明党の陰りには優れていても長すぎる志位委員長山口代表の問題があるだろう。政治家の長は十年、社長は二十年、零細事業主は30年が賞味期限のような気がする。経営学歴史学の専門家研究者はどのように分析しておられるだろうか。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選挙対策だったのか

2023年09月16日 | 政治経済

                    

 

 岸田内閣の副大臣・政務官に女性起用なし。大臣に五人の女性起用は上げ底だった。女性ならではの時代錯誤に凡庸ならではを通り越した凡愚が垣間見えた。日本の政治家は選挙のことしか頭にないとアメリカ人富豪が指摘している。日本語が分からないのに鋭い指摘と教えられたが、世界情勢否日本情勢も棚に上げた総裁選や衆院選を主眼に考えた布陣と忖度する。

 有能で毛並みも良くバランスの取れた(肝っ玉は大きくない)林外相を降ろし、女性で落ち度がなく肝っ玉の大きい上川氏を採用したのが選挙に向けて吉と出るか注目したい。瓢箪から駒で、肝っ玉上川が外交に変化をもたらすかもしれない。

 これも外交に含まれるはずだが、世界情勢外国情勢が十分に日本国内に伝えられているか疑問に感じている。選挙に選挙区に縛られない国会議員を増やさないと駄目だと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陳謝で汚染が消える?

2023年09月02日 | 政治経済

               

 

 野村農水相が福島原発処理水を汚染水と言ってしまい、平身低頭で訂正している。言い間違いには本音が現われるというのは知られたことで、本音が現われたかスカスカ脳味噌かどちらかしかない。そんな人を大臣に据えてしかも対策に全力を尽くすことで挽回をなどと言ってかばう首相は一体どこの国の首相なのだろうか。罷免すれば任命責任を問われ、かばっている少子化対策官房副長官への連鎖を避けるためなのが透けて見える。そのまやかしを許すマスコミにも、落第点を付けたい。

 いつかは良い所が出てくるのではと期待していた岸田首相だったが詰まるところ何一つ新味のない、与党の悪いところが煮詰まった人物なのが露呈してきた。今の政界から優れた人物を見付けるのは難しい気がするが、もっとましな人物を見つけ出すのはできると思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする