小田原城に隣接して報徳二宮神社があります。
二宮神社の主祭神は二宮尊徳。この名前に聞き覚えがない方でも、二宮金次郎の名前なら知ってるかも?同じ人物です。
彼は江戸時代後期に数々の業績を残した人で、小田原出身なのでした。
ちなみに過去記事で既出なので、今回は割愛。
二宮尊徳って知ってる?(2010年7月10日)の記事こちらの記事で、二宮金次郎のあの銅像の画像を確認出来ます。
参拝して次に向かうは清閑亭です。
ってあれ?
報徳博物館前にいらした二宮金次郎の像
報徳博物館は、二宮尊徳(金次郎)が若い頃、中間奉公していた小田原藩家老の服部家のあった場所から200メートルの位置にあります。当時は近藤某という書物好きな藩士の屋敷があったそうですよ。そして尊徳はここで書物を借りて読んでいたんだって。やっぱり二宮金次郎といえば、本だよな~。
さて、清閑亭へは、報徳博物館の先の道を左折した所にあります。結構な上り坂。
清閑亭
清閑亭は、旧福岡藩主黒田侯爵家の別邸でした。この建物は小田原城の三の丸土塁の一角を占めています。この辺りは急坂を上った所にあり、箱根からのびてきた尾根の先っぽに位置しています。
清閑亭はかつては山下亀三郎の別邸と隣接。また閑院宮家の別荘も立ち並ぶ、実業家・軍人・政治家が別邸や別荘を構える時代が小田原にはあったのです。
では内部を紹介。
二階は遊び心いっぱいでした。竹が多く使われていて、あちこちに今も残る黒田侯爵のこだわりを探しつつ見学するのも面白い。
司馬遼太郎著『坂の上の雲』の主人公、秋山真之は、清閑亭に隣接する山下亀三郎氏の別荘だった対潮閣の二階で、海を眺めつつ亡くなったそうです。上の画像とおそらく同じような感じだったのかな?と。想いをはせたりして。
と。さらりと紹介しましたが、実は訪問した6月18日は、清閑亭でArt Now in 清閑亭(6/17-7/8)が開催されておりました。そして旧食堂のあった部屋では、どちらかのお寺の住職の法話講義があり、他の部屋では写経をされてる方がちらほら。清閑亭は国の登録有形文化財なのですが、こんなに利用されてる建物も珍しいんじゃないかな?以前訪問した折りは、ゾウの花子の油絵展が開かれておりました。
小田原清閑亭(2011年11月13日)の記事 清閑亭(2011年11年12日)の記事
今ではもう手に入らない超高級な木材を贅沢にふんだんに使用しています。や。屋久杉の天井とか、北山杉の一本使いの梁とかとか。
このまま明治の小田原を一挙紹介の記事にしようかと思っていたのですが、長くなりそうなんで2つに分けます。
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二宮神社の主祭神は二宮尊徳。この名前に聞き覚えがない方でも、二宮金次郎の名前なら知ってるかも?同じ人物です。
彼は江戸時代後期に数々の業績を残した人で、小田原出身なのでした。
ちなみに過去記事で既出なので、今回は割愛。
二宮尊徳って知ってる?(2010年7月10日)の記事こちらの記事で、二宮金次郎のあの銅像の画像を確認出来ます。
参拝して次に向かうは清閑亭です。
ってあれ?
報徳博物館前にいらした二宮金次郎の像
報徳博物館は、二宮尊徳(金次郎)が若い頃、中間奉公していた小田原藩家老の服部家のあった場所から200メートルの位置にあります。当時は近藤某という書物好きな藩士の屋敷があったそうですよ。そして尊徳はここで書物を借りて読んでいたんだって。やっぱり二宮金次郎といえば、本だよな~。
さて、清閑亭へは、報徳博物館の先の道を左折した所にあります。結構な上り坂。
清閑亭
清閑亭は、旧福岡藩主黒田侯爵家の別邸でした。この建物は小田原城の三の丸土塁の一角を占めています。この辺りは急坂を上った所にあり、箱根からのびてきた尾根の先っぽに位置しています。
清閑亭はかつては山下亀三郎の別邸と隣接。また閑院宮家の別荘も立ち並ぶ、実業家・軍人・政治家が別邸や別荘を構える時代が小田原にはあったのです。
では内部を紹介。
二階は遊び心いっぱいでした。竹が多く使われていて、あちこちに今も残る黒田侯爵のこだわりを探しつつ見学するのも面白い。
司馬遼太郎著『坂の上の雲』の主人公、秋山真之は、清閑亭に隣接する山下亀三郎氏の別荘だった対潮閣の二階で、海を眺めつつ亡くなったそうです。上の画像とおそらく同じような感じだったのかな?と。想いをはせたりして。
と。さらりと紹介しましたが、実は訪問した6月18日は、清閑亭でArt Now in 清閑亭(6/17-7/8)が開催されておりました。そして旧食堂のあった部屋では、どちらかのお寺の住職の法話講義があり、他の部屋では写経をされてる方がちらほら。清閑亭は国の登録有形文化財なのですが、こんなに利用されてる建物も珍しいんじゃないかな?以前訪問した折りは、ゾウの花子の油絵展が開かれておりました。
小田原清閑亭(2011年11月13日)の記事 清閑亭(2011年11年12日)の記事
今ではもう手に入らない超高級な木材を贅沢にふんだんに使用しています。や。屋久杉の天井とか、北山杉の一本使いの梁とかとか。
このまま明治の小田原を一挙紹介の記事にしようかと思っていたのですが、長くなりそうなんで2つに分けます。
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