あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

神奈川県立恩賜箱根公園前編2019/8/3現在

2019年08月24日 06時04分07秒 | 箱根・小田原周辺
大磯のアオバト→箱根関所→恩賜公園11時42分到着。予定よりほぼ1時間遅れ。ヤバい。
さて、パンフレットによりますと、「恩賜箱根公園は、明治時代に築造された「箱根離宮」の跡地を1945年(昭和20)に神奈川県へ下賜され、公園として一般公開されたものです。箱根離宮当時の地形、施設の痕地を生かした公園整備が評価され、近代造園文化の発展に寄与した名勝地として、2013年(平成25)に国登録記念物に登録されました」とある。立地は周囲を芦ノ湖に囲まれた小さな半島みたいです。国道1号線の東側だけ陸地とつながってます。つまり、まずは登らねばならん。がんばりましょう。
ちなみに、トップ画像は駐車場脇にあった唱歌箱根八里の歌詞が書かれた石碑です。誰もが小学校の時に習ってるハズなので知ってるこの歌。まさかの滝廉太郎作だったのですね。へえ〜。
先週Eテレの『らららクラシック』が滝廉太郎回でした。荒城の月とか春のうららの〜とか、今でも歌われる作曲家ですが、まさかの23歳で結核で死去してました。そこからwikiで調べたら、残ってた作品も、結核患者のものだからとほぼ焼却されてしまったとか。残念です。
見取り図です。地図のオレンジのルートのみスロープになってます。他のルートには階段があります。
せっかくなので中央門を行きましょう。登り途中、園路の脇にヤマユリが咲いていて、爽やかな芳香が漂ってました。嬉しい。クソ暑いのでご褒美があると頑張れるわ〜。
ふおっ!!なんか、すごい木がある。え〜と?1884年に宮内庁が造営開始したので、既に135年経ってます。その頃から園路の両脇にあったとしたら、それなりの樹齢ってことですね。巨樹・巨木探訪がマイブームな今、楽しめそう〜。だって園路の脇に並んでるんだもの。
ほらあ。来園者も構図に取り込んで撮影したので、両脇の木の大きさもお察しできるかと?
何の木だろう?説明板を探すがなかった。少ない説明板は全部コケの紹介でした。
いただいたパンフレットによりますと「美しいコケたち:雨や霧の多い箱根はコケも魅力の一つ。園内には147種に及ぶコケが確認されており、石積みや園路わき、木立の中など様々な場所に美しいコケの世界が広がっています」
へえ〜そうなんだ。いつだったかテレビで英国ガーデニングショーをやっていて、「モスマン(苔男)」と呼ばれる日本人のガーデナーが、自在にコケを操り庭を作ってて、英国人が絶賛してました。どうもコケって東洋的みたいです。それが箱根公園には147種も観察出来るのか?びっくり〜。
湖畔展望館に到着。パンフレットによりますと、「箱根離宮の西洋館をモチーフとした、白御影石張りの二階建ての洋館です。館内には休憩室や、箱根離宮の資料を集めた展示室があります。二階のバルコニーぁらじゃ、かつての箱根離宮さながらの眺めが楽しめます。」
ということは、この建物は宮内庁が作った離宮じゃない?なんで??
ともかく入ってみるか。
ヤマユリがあった。入館すると右手に資料館。
かつて、宮内庁が建てた離宮の地図があった。なるほど、今の建物より随分大きいし数も違う。
写真もあった。奥の洋館は今の建物に近いけど、手前はどちらかといえば和風。
wikiによりますと、1923年の関東大震災・1930年の北伊豆地震により箱根離宮倒壊。とある。この時に離宮だった建物は失われたのですね。残念だなあ。
ちなみに、1階左側は観光パンフレットが並べてあり、スタンプも2個置いてありました。ブログカテゴリーに『スタンプ』を設置してある通り、スタンプを見つけたら必ず押印してます。そのためにスタンプ帳も常にウエストポーチに入れてある。もちろん押印したのですが〜、お願いだからインクは補充しておいてくれよ〜。か〜な〜し〜い〜。真のスタンプ愛好家ならば、こういう時のためにスタンプ台を持ち歩いているとか?荷物を極力減らしたい軟弱な私には無理だけどな。
2階へ。二階は休憩所と茶店がある。ここでお昼ごはんです。
2階よりの眺望。残念ながら天気がイマイチで芦ノ湖越しの富士山は見えなかったよ。
ダンナがトイレに行ったので、戻ってくるのを待つ。茶店には外国人たちがお茶する姿があった。
階段の踊り場のステンドグラス。モチーフになっているのは何の花だろうか?ひめしゃらかな?
1階正面芝生広場。そこに不自然な石が点々とある。これさ、もしかしたらかつての離宮の建物の礎石なのかも?想像ですが。
園路を北へ。弁天の鼻展望台に向かう。途中で素敵なコケ達も見かけたけども、それは明日紹介するとして、展望台から湖畔展望館を遠望する。
手前に見える木は、しだれサクラとかつつじとか。四季折々楽しめるようです。どれも木が大きいからね。離宮時代からの木も多くある模様。(続く)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 箱根関所後編 | トップ | 恩賜箱根公園後編2019/8/3現在 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

箱根・小田原周辺」カテゴリの最新記事