あられの日記

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スイートスプリングでマーマレード作ってみた

2024年03月20日 10時08分40秒 | 料理
3月17日は小学校で大規模な防災訓練があった。
参加申し込みは回覧板が回ってきてすぐにした私。けど防災訓練が隣町の百手祭りと重なってしまい、参加者が減るからうちの地区はできる限り参加して欲しいと自治会長さんが家々を回って頼みに来たので、ダンナも隣家のご夫婦も参加した。
私は以前より興味のあったAED(自動体外式除細動器)の使い方を知りたかったから、張り切ってあれこれしてきた。訓練は順調に進み、最後はご褒美ともいえる非常食のカレーを試食して帰宅。そのタイミングで雨が降ってきた。帰り着く頃には本降りとなり、中途半端に時間が出来た。そこで以前より気になってた収穫したけど売り物にならない小さなスイートスプリングをしまってある納屋に向かう。
今年のスイートスプリングは激甘に仕上がった。過去一の出来。けど小さい。敗因は去年の猛暑&小雨のせいだと推察してる。人にはどないもならん気候の変化ではあるけれど、ふれあいセンターの人は小さなスイートスプリングなんか買ってくれないのだ。ま、我が家の場合、柑橘を中心に作ってる義姉に頼んでスイートくんを出してるんだけどね。
けどさ。甘々のスイートが納屋にしまわれて美味しい時期をこのまま逃すのはな〜。
挑戦してみるか!
手に取ったのは、ダンナが仕分けしたスイートくんのうち特に小さい果実30個です。
30個を計量したら全部で2263グラムしかない。2263÷30個=約75グラム!
まさかの1個75グラム!それって、普通のみかんより小さいではないか!
スイートスプリングのネガティブポイントは皮が硬いこと。手では剥けないんである。
あ〜あ。こりゃあ売れないよな〜。
ともかく!まずは皮と実を分けねばならん。
ちなみに75グラムというと、指3本分に治る大きさよ。ひたすら剥いたら皮のみを鍋に入れてひたひたの水で煮る。
沸騰するかしないかのタイミングで湯を捨てる。
冷めたらば、皮を1ミリを目標に刻む。
いや、スイートスプリングでマーマレードを作ろう!と思いたちレシピをweb検索したけど、ずばりスイートスプリングを使ったマーマレードのレシピが見つからず。参考にしたのは「夏みかんのマーマレードの作り方」でした。そこに皮は可能な限り薄く。できればピーラーで引く」とありましたが。75グラムのスイートくんの皮は、小さすぎてピーラーにかからず。仕方ないので刺身包丁でひたすら刻んだのだ。
結果がこれ。ど〜みても分厚い。1ミリ?3ミリはあるかも?
実は皮の薄さがマーマレードの出来を左右すると後に気づいたのですが。
さて、マーマレード作りですが、実はこの日はここまでとなりました。理由は「刻んだ皮を水に浸し1日置く」です。てっきり当日全部終わる前提での作業だったのですが。美味しいものは時間がかかる!当たり前!と翌朝再スタート。
まずは、出来上がりのマーマレードを詰める瓶を煮沸消毒。この時、十分の瓶を用意したつもりでしたが、後に足りないことが発覚。慌ててセリアに買い出しに走りました。
瓶を煮沸消毒する間に、冷蔵庫にしまってあったスイートの果実を小袋に分けて更に3〜4分けした。
まずは果実を煮始める。水分が出ていい感じになったところで皮を投入。
水は使わない。果実と皮の水分で十分なのだ。
目安はトロッとしてきたかな?と感じたら。1キロ袋の砂糖を少しづつ加えていく。
ちなみに、「夏みかんのマーマレードの場合は60〜70%の砂糖」とあった。
けど今回のスイートスプリングは2263グラムで1キロの砂糖なので、44%になる。ジャムなら少なすぎ。けどさ、私史上激甘のスイートくんなのだ。44%でも入れすぎではなかろうか?と思いながらちょっとづつ入れていく。
ちなみに夏みかんでマーマレードを作った場合、2263グラムの夏みかんならば60%の砂糖は1358グラム。70%の夏みかんならば1584グラムです。
などと考えながら手を止めずに60分経過。
いや〜、ずっと混ぜ続けて手首が終わった。もう無理。
一旦休憩。
ちょうどお昼時になったので、途中経過ですが、ヨーグルトと食パンにマーマレードをかけてみた。ダンナには好評だった。けど、私は納得がいかない。
というのも、市販のマーマレードはこんなに皮が存在を主張してないんである。
あれ〜??おかしいな〜?
食後、弱火にしてくりくりくりくりくりくり。煮詰まるにつれ重くなり、手首のダメージも更に大きくなる。
皮が柔らかくなるのを期待して、砂糖も全量の1キロを使った。
90分経過。もう無理。これ以上はジャム部分の果実がなくなりそう〜。
そうなのですよ。もとより硬い皮のスイートくん、マーマレードにしても皮の硬さは健在で、煮ても混ぜても混ぜながら上から切るように突いて混ぜても一向に形を留めちゃってるのである。
私の負け〜。
グッスンと、こんなの誰ももらってくれんやもしれん。と凹みつつ瓶詰めを始めたが。
あれっ!用意していた瓶を使い切っても鍋のマーマレードが残ってるのである。
てっきり皮はとろけて消えるから量が減るだろうと踏んでいたのに〜〜!
トップスピードでセリアに瓶を買い出しに向かい。帰宅後再びの煮沸消毒。
早く早くと思いつつも、煮込んだ瓶は熱々なのに、マーマレードは冷えて固まってしまった。くそ〜!!ちょっとだけ温め直したけど、ちょい焦げちゃった。踏んだり蹴ったりだ。
出来上がり。ちなみに、出来上がりをお隣さんとおばさんにお裾分け。90分煮た奴を持ってった。翌日、隣家のおばさんは結構気に入ってくれたようで、作り方を聞かれた。一安心だ。

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