あられの日記

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旧岩崎邸庭園の大銀杏

2017年12月26日 05時59分11秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2017.12.3訪問。東京メトロ大手町→湯島駅。12:33旧岩崎邸庭園に到着。入園料¥400の所、小田急東京メトロ切符で¥320円で入れました。

ここの売りはなんといっても洋館の内部が予約なしでいつでも観覧できること。建物見学の前にお昼を食べたい。ってなことで、裏手の芝庭へ向かう。ここにテーブルと椅子がありそこは飲食OKなのです。

皇居周辺散歩の後なので、気持ち休憩タイムを長めに。おやつも食べる。
入り口でいただいたチラシによりますと、旧岩崎邸庭園は、明治29年(1896)に岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として造られました。往時は約1万5000坪の敷地に、20棟もの建物が並んでいました。現在は3分の1の敷地となり、現存するのは洋館・撞球室・和館大広間の3棟です。
戦後GHQに接収され、返還後、昭和27年(1952)に国有財産となり、最高裁判所司法研修所として使用されました。
昭和36年(1961)に洋館と撞球室が「旧岩崎家住宅」として国の重要文化財に指定。昭和44年(1969)に和館大広間と洋館東脇にある袖塀が、平成11年(1999)にレンガ塀を含めた敷地全体と実測図が追加指定されました。

撞球室

撞球室は中に入れませんが、外から覗けるようになってました。

間取り図です。撞球室は洋館から地下道で繋がっていて、直接移動出来る仕組みです。ちなみに地下道は非公開。
旧岩崎邸を訪問した目的は、大銀杏です。

黄葉は見頃になってます。

樹齢は400〜600年とざっくり。江戸時代にここが大名屋敷だった時代からここにあった大銀杏。いい感じに撮影出来るポイントを探しましたが、大銀杏の足元は、東側に券売所がある。(トップ画像です)裏手は立ち入り禁止の鉄鎖が貼ってある。近くから見上げて撮影できません。ベストポイントはトイレ!ええ。トイレ。しかしそこからだとど〜してもトイレの建物が入ってしまう。ギリギリトイレ前で膝まづいて撮影したのが今日の記事の2枚目です。

洋館の窓に大銀杏が写り込んでました。

旧岩崎邸庭園のメインはこの洋館です。
中は素晴らしい!ですが、内部は全て撮影禁止!ベランダでもダメ!こっそり撮影したいと思っても、内部も職員さんや警備員が巡回してるので諦めてください。

以前は撮影できたんだけどね??で、旧岩崎邸庭園のWEBページを閲覧すると「よくある質問」のところに平日は室内撮影可能とありました。
いただいたチラシによりますと「この洋館はジョサイア・コンドルの設計により、明治29(1896)年に完成した、17世紀の英国ジャコビアン様式の見事な装飾が随所に見られ、イギリス・ルネサンス様式やイスラム風のもチーズなどが取り入れられています。
画像がないので中は実際に訪問して感動してください。ちなみに、内部に入る時は靴からスリッパに履き替えて、自分の靴をビニル袋に入れて見学中に持ち歩きますので、脱ぎ履きしやすい靴で訪問してください。

出口は和館の大広間の濡れ縁から。ここ、すごく贅沢です。わかりにくいのですが、広い障子&ガラス扉が上下2段。中も長い1枚板の天井とか。桟も全て面取りしてあって、建築家や大工さんは必見じゃないでしょうか?大広間しか和館が現存してないのが惜しいです。

あと、岩崎家ゆかりの〜となると、どこの庭の庭石も立派です。大広間前の石も素晴らしい〜。

ちなみに、訪問した時には可愛いお正月飾りがそっと展示してありました。

洋館1階ベランダから芝庭へ降りる階段です。

見上げると、2階のベランダが。

ちなみに、1階ベランダ部分のタイルは、英国のミントン社製。

で、こちらはサンルーム。
さて、旧岩崎邸の庭は芝庭です。しかし外縁部には日本庭園ぽい石灯籠とか石碑も点在してて、往時の名残ですかね?
訪問時にはモミジやイチョウの紅葉が楽しめました。

そこそこ大きなイチョウです。

真っ赤なモミジと洋館のコラボ画像を思いがけずゲットでき嬉しいです。
時刻は既に13:59。思いがけず時間が経ってしまったので湯島駅へ戻ります。
ん??

さっき芝庭の奥に緑の工事の壁がぐるりと巡っていて、あれ?と思ったのですが、正体はこれだったみたい。芝庭を一部往時に復元するようです。併せて塀も復元するっぽい。どう変わるのか?楽しみです。

ついでに洋館の外壁も痛みがあるので補修に入るんだって。来年1月中旬から10月末の工期を予定してるので、来年の紅葉は現在より綺麗になってるかも?

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