あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

新宿御苑紅葉情報2017.11/11現在

2017年11月20日 05時30分17秒 | 新宿御苑
皇室菊花壇展→旧洋館御休所特別公開と、本日の新宿御苑訪問の目的は達成しました。ついでに紅葉具合を確かめたいのが大銀杏とプラタナス並木です。
一番人気の大銀杏は所々見頃だけれど、全体には緑が目立ってました。

2時に新宿御苑新宿門に到着して、そのまま見学したのでここらでおやつ休憩したい!と取り出したのはいつものあられです。私の実家で作ってるあられです。しかしだね。ベンチのある大銀杏は記念撮影してる人が多いんだ。特に外国人が嬉しそうにあちこちで記念撮影してるんだ。となると、私たちがベンチでおやつしてたら邪魔になるよな〜。といったんは取り出したあられをリュックに戻し、先にすぐそばの温室へ。
 
入ってすぐトイレ休憩に行ったダンナを待つ間、入り口に飾ってあった不思議な形の木の実を見てたらば、どこかのカップルが「ゴムゴムの実みたい〜」と言っていた。そんなん言われたら、もうゴムゴムの実にしか見えない。
画像では大きさがわからないと思いますが、両手で持たないと持てない大きさです。ちなみに、タコノキの実です。温室内に木になってるタコノキの実があったので、撮影してみた。
これ、日本にある木なんだってさ。え〜!!私見たことない!という日本人が大半。それもそのハズ。原産地は小笠原諸島。しかも固有種です。ところでこれ、食べられる果物かな?気になったのでWIKIで検索かけたら、「茹でて食用にしたり、植物油の原料にする」って書いてあった。どんな味かは書いてない。
温室を順路に従って歩いてたところ、途中で温室の外へ出るコースになっていた。あれ??

原因は台風で屋根が壊れたたから、安全上の措置らしい。どんだけすごい風だったのか?
プラタナス並木を目指し歩いてると、カエデ類では紅葉の早いタムケヤマが見えてきた。しかし、訪問した11月11日はまだほとんど色づいてない。
そばで珍しい花を見つける。
これ、何〜だ?答え:ビワの花。
マジです。6月末にオレンジ色の実をつけるビワはなんと前年の秋に花をつけるのだ。実が熟すまで時間がかかるというよりは、あの大きさのフルーツなのにでっかい種が大きくなるのに時間が必要なんではなかろうか?にしても、ビワの受粉を助けてくれる昆虫は何だろうね?もうハチは働いてない季節だと思うんだが、

見えてきました!プラタナス並木です。期待通りに紅葉してます。しか〜しっ!!太陽が〜〜。雲が〜〜。葉っぱの色がぁ〜〜!!プラタナスの紅葉観賞のポイントは、大きなぱっぱが散らばる地面と、プラタナスの奇妙な形の枝と白い幹のコントラストなんだけどね。晴れた日でないと堪能できないんだ。ションボリ〜。
しかし、今年の10月の異常気象のせいで、開花が遅れた秋バラが今頃見頃になってます。

思いがけない秋バラとプラタナスの黄葉のコラボレーション!!滅多にない季節限定の眺めです。浮かれてバラの咲いてる場所を1周してしまいました。
新宿御苑のプラタナス並木は左右に2つ。2本づつあるので計4本の並木です。そこにベンチが並んでる。大概恋人たちの語らいのベンチなんですが、空いてるベンチでおやつ休憩です。

まったり〜。これで太陽があれば〜と思いつつ。時計を見るとすでに午後4時を過ぎてました。ってか、どこかからホタルの光が聞こえてきた。そうか、もう閉苑時間か。
ゆるゆると芝生を新宿門へ。あっ!

前日の天気予報は強風と雨でした。だから一旦はお出かけを諦めたので、我が家を出たのはお昼ご飯を食べてから。だからね。新宿御苑の到着時刻が午後2時。閉苑まで2時間という〜〜。でも気づいた。雲がある荒れた日は、素晴らしい夕暮れになる場合が!しかも!!新宿御苑は空が広いのだ!うわ〜〜〜素敵〜〜。
蛍の光のメロディーに急かされつつもお視線は西の空に釘付けです。

大きなユリノキが紅葉してます。ガラパゴス携帯だと空に光の量を固定できなかったのが残念です。もうすこし空が暗めに撮影出来ていれば、夕空と大きな木の紅葉する願っても無いシャッターチャンスだったのに〜〜〜〜〜。ブログを書くにあたり、画像チェックしてがっかりしました。
閉園時刻の午後4時半をすこし残して新宿門に到着しました。

入苑時には気が急いてて気づかなかったけど、管理事務所側に菊人形が見えた。周りのテントでは撤収作業中でした。
これさ、二本松の菊人形なんだって。菊人形のモデルは、幕末の戊辰戦争で奥羽の二本松藩の守信玉砕線で、壮絶な最期を遂げた13〜17歳の少年隊です。白虎隊とは別。ってか、白虎隊とは違い、名前もない少年隊だったとか。「二本松少年隊」は後の世の人がつけたもの。そういうの、東北諸藩のあちこちであったんでしょうねえ。江戸は勝海舟と西郷隆盛が戦争回避できたけども。一旦盛り上がった薩長の戦闘意欲のガス抜きを東北が受けた格好だからな〜。
撮影時はすでに大分薄暗く、右奥で動いてる人はピンボケしちゃってます。思い立って訪問したものの、思いがけずいいお散歩になったわ〜。
コメント
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