高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

高尾山のこれは何だろう

2009-08-01 00:39:05 | できごと

きょうから葉月(はづき)に入った。本来は旧暦の8月のことであるが、新暦になってからも、8月の別名として用いている。
葉月の由来は諸説あるようだが、ウイキペディアでは、木の葉が紅葉して落ちる月から「葉落ち月」「葉月」となった説を有力としている。新暦ではまだ紅葉には程遠い。
おとといの30日が、7月の高尾行きの最終であったが、一つだけお蔵入りにするには惜しい画像があり、批判を覚悟で載せることにした。

径1~2cm程の球状の白い果実が、地上に頭をのぞかせている。周りには朽ち果てた残骸があるから、芽だしではない。一つ目小僧の突起があり、ギンリョウソウ(銀龍草)の液果にも似ている。キヨスミウツボ(清澄ウツボ)の果実と推定したが、いくら本やネットで探してもこれと同じものが出てこない。

 
(右はギンリョウソウの液果)

(高尾山)
コメント (9)
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アマドコロの実

2009-08-01 00:36:04 | 山野草
高尾山で見たアマドコロ(甘野老)であるが、20個は付いている見事な実である。

甘野老/ユリ科/アマドコロ属。
山野の草地などに生える多年草。
地下茎の先から1本の茎を出し、茎には稜がある。葉は互生し長楕円形で葉腋から花柄が下垂し、白色で先端が緑色の円筒形の花を付ける。
液果は球形で黒紫色に熟す。
名前の由来:根茎に甘味があり、根茎の形がヤマイモ科のトコロ(オニドコロ)に似ていることからこの名が付いた。
花期:4~5月。
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