きょうから葉月(はづき)に入った。本来は旧暦の8月のことであるが、新暦になってからも、8月の別名として用いている。
葉月の由来は諸説あるようだが、ウイキペディアでは、木の葉が紅葉して落ちる月から「葉落ち月」「葉月」となった説を有力としている。新暦ではまだ紅葉には程遠い。
おとといの30日が、7月の高尾行きの最終であったが、一つだけお蔵入りにするには惜しい画像があり、批判を覚悟で載せることにした。
径1~2cm程の球状の白い果実が、地上に頭をのぞかせている。周りには朽ち果てた残骸があるから、芽だしではない。一つ目小僧の突起があり、ギンリョウソウ(銀龍草)の液果にも似ている。キヨスミウツボ(清澄ウツボ)の果実と推定したが、いくら本やネットで探してもこれと同じものが出てこない。
高尾山で見たアマドコロ(甘野老)であるが、20個は付いている見事な実である。
甘野老/ユリ科/アマドコロ属。
山野の草地などに生える多年草。
地下茎の先から1本の茎を出し、茎には稜がある。葉は互生し長楕円形で葉腋から花柄が下垂し、白色で先端が緑色の円筒形の花を付ける。
液果は球形で黒紫色に熟す。
名前の由来:根茎に甘味があり、根茎の形がヤマイモ科のトコロ(オニドコロ)に似ていることからこの名が付いた。
花期:4~5月。
【山野草の索引(2)へ】
山野の草地などに生える多年草。
地下茎の先から1本の茎を出し、茎には稜がある。葉は互生し長楕円形で葉腋から花柄が下垂し、白色で先端が緑色の円筒形の花を付ける。
液果は球形で黒紫色に熟す。
名前の由来:根茎に甘味があり、根茎の形がヤマイモ科のトコロ(オニドコロ)に似ていることからこの名が付いた。
花期:4~5月。
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