高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ジンジソウ

2008-11-20 00:16:07 | 山野草
この花の花弁は5個で、上側3個は小さく、下側の2個は大きい。この中でも上側3個が特に小さくて「人」の字に見えるのがジンジソウ(人字草)で、比較的大きく「大」に見えるのがダイモンジソウ(大文字草)である。
この2つは見分けが付いても、次の強敵はユキノシタ(雪の下)である。こちらは上部3枚の花弁が小さく「人」の文字に見える。
今度は上部三枚の花弁に赤色の斑の有無で区別することになる。斑がなければジンジソウ、斑があればユキノシタになる。この2つは花の咲く時期が、ユキノシタは春で、ジンジソウが秋なので、これも判断の基準になる。

 
(右の画像の左はダイモンジソウの仲間)

人字草/ユキノシタ科/ユキノシタ属。
山地の岩壁に生える多年草。
根生葉は束生し、集散状花序に白色の花を多数付ける。
名前の由来:花の形が「人」の文字に似ていることからこの名が付いた。
花期9~11月。
(神奈川県立相模原公園)
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コメント (6)
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