高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

カンラン

2008-11-11 10:08:27 | 山野草

山野草を趣味とする人が、最後に絞り込む植物の一つがウチョウラン(羽蝶蘭)やカンラン(寒蘭)である。見たからにして高価で、庶民の訪れる公園には不向きな展示であるが、ここはありがたく眺めるだけにしよう。ネットで価格を調べたら、数万円から20万円位まであった。
カンランは産地によって地域の名前を付け、紀州寒蘭、土佐寒蘭、薩摩寒蘭などが知られているが、展示品は中国産の杭州寒蘭である。

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寒蘭/ラン科/シュンラン属。
紀伊半島、四国、九州、屋久島などの温暖な広葉樹林に生えるラン科の多年草であるが、現在では絶滅状態に近い。シュンラン(春蘭)と同じように愛好者が多い。
秋から冬にかけ、細長く伸びた花茎に5~10個の花を咲かせる。
名前の由来:寒い冬に開花することから蘭からこの名が付いた。
花期9~12月。
(県立相模原公園)
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コメント (6)
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