高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

タカサブロウ

2008-11-06 09:26:27 | 山野草
昨日から新聞やテレビでは、米国に初めての黒人系の大統領が誕生したと報道している。柏崎に出かける前に撮った画像であるが、米国と関係ありそうな植物に登場してもらう。

画像には蕾、筒状花と舌状花の白い花、そして花の陰に果実が写っている。名前のもとになった高三郎は人名で、武士のようであるが、その由来は伝わっていないようだ。
仲間にアメリカタカサブロウがあり、葉が細く鋸歯が目立たない特徴を持つとされるがよく似ているらしい。確実に見分けるには種子のまわりに透明の翼があれば、タカサブロウとのことである。
帰化植物に高三郎という日本人らしい名前まで取られてしまった。
しかも、よく見られるのはアメリカタカサブロウと言われるから、この画像も日本育ちの大和高三郎ではなく、米国高三郎なのかもしれない。

高三郎/キク科/タカサブロウ属。
田圃、畦、溝などの湿ったところに生える一年草。別名モトタカサブロウ(元高三郎)。
葉は披針形で対生し、縁には低い鋸葉がある。
花は筒状花と舌状花とも白色で緑色のガクに縁取られる。
名前の由来:高三郎は武士の名前らしいが由来はよくわからない。
花期7~10月。
(多摩丘陵)
【山野草の索引(2)へ】
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする