高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

峯の薬師(その4)

2008-10-08 01:29:53 | 四季
きょうは峯の薬師の最終回である。
上中沢のバス停から約1時間で、南高尾風景林の大きな標識が見え、目指す三沢峠に着いた。ここは5差路になっていて、右の梅ノ木平方面は予想通り通行止めになっている。
出没!!の注意書きがあり、熊かと思って看板をよく見ると、親子の猪の絵がある。寅太も熊では逃げるしかないが、猪ならわが家にもいる?のでそれよりは恐くない。
この近辺でアケボノソウ(曙草)に出会ったという友人に電話し、受話器を片手に歩き始める。


(ついに南高尾の三沢峠に到着)

しばらく探したが、目指す花は見当たらない。簡単に見つかったら幻の花ではない。
でも残念ながらアケボノソウには会えなかった。今回は三沢峠に連なる道が寸断されている中で、峠に着いただけでもよしとしよう。

三沢峠の周辺を散策すると、見慣れた花ではあるが各所に咲いていた。
ヤマトリカブト(山鳥兜)とシュウブンソウ(秋分草)はまだ開ききっていないが、シラネセンキュウ(白根川芎) フリフネソウ(釣舟草)、セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)は見事に咲いていた。

ゲリラ豪雨で梅ノ木平のアケボノソウが、地下に深く埋まったのは誠に残念である。この季節に多くのハイカーが訪れた、高尾の季節の花の名所が1箇所消えてしまった。

 
  (これより先通行禁止)     (ヤマトリカブト)    .

 
  (シラネセンキュウ)        (ツリフネソウ)  . 

 
 (セキヤノアキチョウジ)     (シュウブンソウ)  .

 
 (崩壊前の梅ノ木平の自生地と幻のアケボノソウ) .

 (相模原市三井)
コメント (6)
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