高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ママコノシリヌグイ

2008-09-27 00:15:20 | 山野草
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)とは、何とも恐ろしい名前を付けたものである。
子供の頃には、親に近くにある川の上流から流れてきたと言われたが、こんな恐ろしい経験をしなかったから継子ではない。
広辞苑では継子は「親子の血のつながりのない、実子でない子」とある。

この画像を撮る時にも、茎や葉の裏の逆さに生えた鋭い刺で、ずいぶん痛い思いをした。
世の中には実子以上に大切にされる継子も多いと思うが、ここは継子でなかったことと、水洗トイレの普及に素直に感謝しよう。

 

継子の尻拭い/タデ科/イヌタデ属。
湿り気のある林縁や道端などに生える蔓性の一年草。別名トゲソバ(棘蕎麦)。
茎や葉柄に逆向きの鋭い棘があり、柄のある三角形の葉が互生し、円形の托葉がある。
枝分かれした茎の先端に、淡紅色の小花を短穂状に付ける。
名前の由来:茎、葉柄、葉の裏に棘があり、継子(ままこ)のおしりを拭いていじめるという意味からこの名が付いた。
花期:6~10月。
(多摩丘陵)
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コメント (6)
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