高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ハナセンナ

2008-09-16 11:12:18 | 樹木
一昨日のタイ原産のシャムの舞姫の次は、南米原産のアンデスの乙女である。
いずれも流通名からであるが、シャムの舞姫のグロッバ・ウィニティーやアンデスの乙女のハナセンナではいまいちインパクトがなく、流通名なら原産地と綺麗な花を思い浮べることができる。
センナはラテン語で、古くから果実や葉の成分から健胃剤や下剤として知られている。
可憐な花姿の乙女だけでなく、病気で苦しい時に助けてくれる心の優しい乙女のようである。

花旃那/マメ科/カワラケツメイ属。
南米原産の薬用の低木で昭和時代の初めに日本に渡来した。別名アンデスノオトメ(アンデスの乙女)。
高さは1~2mほどで、葉は頂小葉がない偶数羽状複葉で、秋に5弁の黄色の花を付ける。
花期:8~10月。
(東京都薬用植物園)
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コメント (6)
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