ススキに似た植物で綺麗な花序をだし以前から注目していたが、やっと名前がセイバンモロコシ(西蕃蜀黍)とわかった。
断わりなしに庭に侵入して、名が判明した途端に処分されるのはいつもの運命である。
この帰化植物もかなりの嫌われもので、自らの所業を反省してもらい、ここは心を鬼にするまでもない。
西蕃は西の蕃族であるが、日本に帰化した当時、台湾で同化しなかった高砂族を同じ発音で生蕃と呼んでいたようである。
赤紫色のしべが綺麗で、処分するのも惜しい気もするが、敵さんはバッチリ子孫を残しているに違いない。 西蕃蜀黍/イネ科/モロコシ属。
地中海地域原産の多年草で、日本には1940年代に帰化した。
茎は束生し大株となり、高さ1.5mほどで、穂の出ないうちはススキに似るが、葉の縁はざらつかない。茎頂に円錐花序を付ける。
名前の由来:蕃族(ばんぞく)が住む西の国から渡来し、モロコシの草姿に似ていることからこの名が付いた。
花期:8~9月。
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断わりなしに庭に侵入して、名が判明した途端に処分されるのはいつもの運命である。
この帰化植物もかなりの嫌われもので、自らの所業を反省してもらい、ここは心を鬼にするまでもない。
西蕃は西の蕃族であるが、日本に帰化した当時、台湾で同化しなかった高砂族を同じ発音で生蕃と呼んでいたようである。
赤紫色のしべが綺麗で、処分するのも惜しい気もするが、敵さんはバッチリ子孫を残しているに違いない。 西蕃蜀黍/イネ科/モロコシ属。
地中海地域原産の多年草で、日本には1940年代に帰化した。
茎は束生し大株となり、高さ1.5mほどで、穂の出ないうちはススキに似るが、葉の縁はざらつかない。茎頂に円錐花序を付ける。
名前の由来:蕃族(ばんぞく)が住む西の国から渡来し、モロコシの草姿に似ていることからこの名が付いた。
花期:8~9月。
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