高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

チヂミザサ

2008-09-15 11:04:57 | 山野草
明石ちぢみは十日町小唄で、「越後名物かずかずあれど、明石ちぢみに雪の肌...」と歌われているし、江戸時代に明石藩士が、布に細かい凹凸を付ける「ちぢみ」の技術を小千谷に伝え、これを小千谷ちぢみとよんだ。
このように高級織物のちぢみは、むかしから越後にゆかりがある。

小さな葉縁が波打つ多年草のチヂミザサ(縮み笹)は、わが家には以前は数本しかなかったが、今では庭に置いてある鉢のいたる所に生えている。
葉に特徴があるので、邪魔になったら抜くのはいたって簡単である。

縮み笹/イネ科/チヂミザサ属。
山野の林の中などに生える多年草。
葉は広披針形で縁が波打ち、茎は地面に這って分枝する。
名前の由来:葉がササ(笹)に似て、葉縁が波打つことからこの名が付いた。
花期:8~10月。
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コメント (6)
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