高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ナツノハナワラビ

2008-08-11 05:46:26 | 山野草
高尾山を歩いていると、ハイキングに来ている人からワラビ(蕨)に似た植物の名前を聞かれることがある。
聞かれと悪い気がしないので、いつも「フユノハナワラビ(冬の花蕨)」とちょっと自慢そうに答える。
町田の薬師池公園にある万葉植物園で見た植物には、何とナツノハナワラビ(夏の花蕨)と表示してあるではないか。
確かに自宅の庭のフユノハナワラビもやっと芽をだした程度で、胞子葉が開くのは秋から冬にかけてである。

夏の花蕨/ハナヤスリ科/ハナワラビ属。
山地のやや湿った地に生えるシダ植物。
高さ40~70cmで、葉柄は上部で二股となり、栄養葉と胞子葉に分かれる。
名前の由来:夏季に胞子穂を出すからこの名が付いた。
花期:7~8月。
(町田市薬師池公園)
【山野草の索引(2)へ】
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする