いつも通る道路で、いままで気が付かなかったが、民家の庭からサネカズラ(真葛)の赤い実が覗いていた。美しい実がたくさん付いていて、万葉集にも歌われているというのもうなずける。この樹液で髪を洗ったことからビナンカズラ(美男葛)の別名がある。さぞイケメンであろう。真葛/マツブサ科/サネカズラ属。山野などに生え、庭木、生垣に利用される蔓性の常緑低木。別名ビナンカズラ(美男葛)。雌雄異株。葉は楕円形で互生し、夏に葉の付け根から黄白色の花を付ける。秋にかたまった実が赤く熟し美しい。 名前の由来:赤く熟した果実が美しいつる(蔓)性にの植物ということからこの名が付いた。花期:8~10月。(多摩丘陵)【山野草の索引(樹木)へ】
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