やっとやっと! 『交渉人真下正義』見てきました。
現場よりも昇進試験の勉強優先だった、あの子が!
「これが最後の現場だから」と言った直後に撃たれてしまって、
本気で死ぬかと思った、あの真下くんが!
こんなに立派になっちゃってー!
ちゃんと雪乃さんに指輪受け取ってもらえてよかったね(^^)
…と言う風に、『踊る』フリーク的には心躍る映画でした。
キャラから何から、小ネタも満載(笑)
「すみれさんに何か頼むときは、必ずおごること」
という鉄則が未だに有効なのも、懐かしく楽しい。
相変わらず映画ネタで遊んでいるし…今回はヒッチコックでしょ。
ドリス・デイですね。「ケ・セラ・セラ」ですね。
「うーん…この階段の壁のタイルには見覚えがあるな~」
と思っていたら、ばっちり「南北線」って表示が映りました(笑)
これが札幌でロケしたシーンだったんだ、とすぐわかりましたよ。
警察や地下鉄のプロフェッショナルの仕事ぶりも、
見ていて気持ちがよく、特に線引き屋さんの風格には
職人の誇りと意地が感じられて、よかったと思います。
クモの不気味さも、話が収斂していく感じも、
木島さんのキャラクターも、とても楽しかった。
それでも。
思うんです。
今の東京、あるいは日本を映していたのは
『電車男』の方だったような気がする。
あの雑踏、あの秋葉原の風景、あの電車の中の
酔っぱらいに絡まれる女性から、一斉に目をそらす人々。
ネットを介してなら胸襟を開くのに、隣の人とは
コミュニケーションがうまくとれない名無しさんたち。
もちろん、『踊る』は今の日本を描くものではないけれど、
少なくとも映画の第1作、「当初は14歳にしようかと思った」という
あの犯人像は、社会の半歩先を行ってるようなところがありました。
連ドラ版でもそうです。ストーカーとか。
今回の映画の犯人は、これだけ大仕掛けの挑戦をしておきながら、
あまりにも記号としてしか存在していない。
常に「犯人は記号」の『踊る』だけど、
今回は記号すぎる気がしました。
彼がこんなことをしでかしたのは、「映画がそれを望んだからだ」。
何というか、そういう感じが強かったのです。
そして、そして…続く『容疑者室井慎次』は、
ただひたすら室井さんを打ちのめしたいんでしょ?!という。
作り手が泣かせる気満々な感じで、何だか不安です。
でも、見るけど。
脚が絡まっても踊り続けるけど。
現場よりも昇進試験の勉強優先だった、あの子が!
「これが最後の現場だから」と言った直後に撃たれてしまって、
本気で死ぬかと思った、あの真下くんが!
こんなに立派になっちゃってー!
ちゃんと雪乃さんに指輪受け取ってもらえてよかったね(^^)
…と言う風に、『踊る』フリーク的には心躍る映画でした。
キャラから何から、小ネタも満載(笑)
「すみれさんに何か頼むときは、必ずおごること」
という鉄則が未だに有効なのも、懐かしく楽しい。
相変わらず映画ネタで遊んでいるし…今回はヒッチコックでしょ。
ドリス・デイですね。「ケ・セラ・セラ」ですね。
「うーん…この階段の壁のタイルには見覚えがあるな~」
と思っていたら、ばっちり「南北線」って表示が映りました(笑)
これが札幌でロケしたシーンだったんだ、とすぐわかりましたよ。
警察や地下鉄のプロフェッショナルの仕事ぶりも、
見ていて気持ちがよく、特に線引き屋さんの風格には
職人の誇りと意地が感じられて、よかったと思います。
クモの不気味さも、話が収斂していく感じも、
木島さんのキャラクターも、とても楽しかった。
それでも。
思うんです。
今の東京、あるいは日本を映していたのは
『電車男』の方だったような気がする。
あの雑踏、あの秋葉原の風景、あの電車の中の
酔っぱらいに絡まれる女性から、一斉に目をそらす人々。
ネットを介してなら胸襟を開くのに、隣の人とは
コミュニケーションがうまくとれない名無しさんたち。
もちろん、『踊る』は今の日本を描くものではないけれど、
少なくとも映画の第1作、「当初は14歳にしようかと思った」という
あの犯人像は、社会の半歩先を行ってるようなところがありました。
連ドラ版でもそうです。ストーカーとか。
今回の映画の犯人は、これだけ大仕掛けの挑戦をしておきながら、
あまりにも記号としてしか存在していない。
常に「犯人は記号」の『踊る』だけど、
今回は記号すぎる気がしました。
彼がこんなことをしでかしたのは、「映画がそれを望んだからだ」。
何というか、そういう感じが強かったのです。
そして、そして…続く『容疑者室井慎次』は、
ただひたすら室井さんを打ちのめしたいんでしょ?!という。
作り手が泣かせる気満々な感じで、何だか不安です。
でも、見るけど。
脚が絡まっても踊り続けるけど。