普段見る映画と観客層が違って新鮮でした。
若い女性が大多数。女子中学生のグループもいました。
カップルがちらほら。お母さんと娘さんという組み合わせも。
気軽に見られるロマンティック・コメディでした。
楽しかった。
エルメスさんが、ありえないほどいい人でねー。
この人がいい人でなかったら成立しない話でもあるんだけど、
おとぎ話だからいいんです。
(作品化されたときから、この物語はファンタジー化したと思います)
意地悪なシンデレラや性格の悪い白雪姫、
文句ばかり言うクラリスを、誰が見たいか、ということですよ。
主人公の電車男クンを演じる山田孝之くんは、
目鼻立ちがキュートなのに顎のラインがシャープではなく、
そこら辺が微妙にリアル。演技もうまい。
エルメスさんを演じる中谷美紀さん、
私はいままでキレイだと思ったことはなかったんだけど、
この映画では夢のようにキレイでした。
本筋は、ある意味古風な物語なんだけど、
そういう物語ほど職人技が大切でしょう。
それがね、大変心地よいわけですよ。
小さくてにやりとするエピソードの積み重ねも
そつがないし語りすぎない。
監督、どういう人? と思ったら、TVドラマの人でした。
ある意味場数は踏んでいるわけで。
その上、気づいたらやたらと俳優陣が充実していて。
小さな役で出てくる人のほとんどが、顔も名前も一致する役者さん。
この映画、企画発表から公開までものすごく短期間だったんだけど、
俳優陣の芸達者さもそれを支えたのではないかと思います。
この映画のクライマックスは、秋葉原での告白シーンではなく、
その直前、くじけそうな主人公を叱咤激励する無数の書き込みが
拍手のように降り注ぐ、架空のプラットホームのシーンです(断言)。
そんな夜が本当にあった。
と思うと、ちょっと涙ぐんでしまいました。
と同時に、主人公の告白の言葉に、そうだよね、
恋でなくてもいいんだ、人を好きになるんじゃなくてもいいんだ、
友人でも、家族でも、電車で偶然乗り合わせた人でもいい、
たまにはPCの画面を消してさ、
ちょっと隣の人を見てご覧よ、
ちょっとだけ言葉を交わしてごらんよ、
新しい世界が開けるかもしれないよ、
ということも、映画のメッセージとして感じました。
とか思いながら、私はまたPCの前だ、まったくーっ(笑)
若い女性が大多数。女子中学生のグループもいました。
カップルがちらほら。お母さんと娘さんという組み合わせも。
気軽に見られるロマンティック・コメディでした。
楽しかった。
エルメスさんが、ありえないほどいい人でねー。
この人がいい人でなかったら成立しない話でもあるんだけど、
おとぎ話だからいいんです。
(作品化されたときから、この物語はファンタジー化したと思います)
意地悪なシンデレラや性格の悪い白雪姫、
文句ばかり言うクラリスを、誰が見たいか、ということですよ。
主人公の電車男クンを演じる山田孝之くんは、
目鼻立ちがキュートなのに顎のラインがシャープではなく、
そこら辺が微妙にリアル。演技もうまい。
エルメスさんを演じる中谷美紀さん、
私はいままでキレイだと思ったことはなかったんだけど、
この映画では夢のようにキレイでした。
本筋は、ある意味古風な物語なんだけど、
そういう物語ほど職人技が大切でしょう。
それがね、大変心地よいわけですよ。
小さくてにやりとするエピソードの積み重ねも
そつがないし語りすぎない。
監督、どういう人? と思ったら、TVドラマの人でした。
ある意味場数は踏んでいるわけで。
その上、気づいたらやたらと俳優陣が充実していて。
小さな役で出てくる人のほとんどが、顔も名前も一致する役者さん。
この映画、企画発表から公開までものすごく短期間だったんだけど、
俳優陣の芸達者さもそれを支えたのではないかと思います。
この映画のクライマックスは、秋葉原での告白シーンではなく、
その直前、くじけそうな主人公を叱咤激励する無数の書き込みが
拍手のように降り注ぐ、架空のプラットホームのシーンです(断言)。
そんな夜が本当にあった。
と思うと、ちょっと涙ぐんでしまいました。
と同時に、主人公の告白の言葉に、そうだよね、
恋でなくてもいいんだ、人を好きになるんじゃなくてもいいんだ、
友人でも、家族でも、電車で偶然乗り合わせた人でもいい、
たまにはPCの画面を消してさ、
ちょっと隣の人を見てご覧よ、
ちょっとだけ言葉を交わしてごらんよ、
新しい世界が開けるかもしれないよ、
ということも、映画のメッセージとして感じました。
とか思いながら、私はまたPCの前だ、まったくーっ(笑)