31.「ジュラシックワールド」(8月15日)
本年の映画興行収入ランキング、堂々の年間1位を達成。前作の「3」から随分と時間を要したが、その間に巨大テーマパークがオープン。恐竜という一つのコンセプトのみで一大娯楽施設ができたことに感心と感慨を抱く。
32.「海難1890」(12月12日)
わが国とトルコの友情よ、永遠に。トルコは地政学的に危険と隣り合わせの地域である。また、いつかどこかで巡り会ったときにお互いが助け合える関係で居続けたいものである。
33.「イントゥザウッズ」(3月21日)
かわいくない赤ずきん、少しキツめで現代風な顔をしたシンデレラ、頭からっぽで物事をあまり深く考えない王子様。概念を裏切ってこそのダークファンタジーである。賛否両論あるようだが、問題は中身ではなくて売り方。はじめからひねくれを覚えた大人を主客層と認めればよかったのに。
34.「ミニオンズ」(8月2日)
「怪盗グルー」から満を持してのスピンオフデビュー。言語を扱うことはできないが、訳の分からないミニオン語や身振り手振りは万人に通じるサイン。ただ、行動が成果に直接結び付くことはまずない。
35.「ビリギャル」(5月5日)
うちの子はきっとYDK。そう信じていればいつかやる気が芽生えてくれるかもしれない。実話がベースではあるが、子を持つ親にとってはちょっとしたおとぎ話である。信じ切る自信がなければ、著書を買ってしまうのだろう。
36.「カリフォルニアダウン」(9月12日)
最近のディザスタームービーは、想起させる災害が実際に発生してしまうと公開を延期しなければならないらしい。でも、サンフランシスコのビル群が次から次へと崩れていく様は、よくできた映像だがあまりに脆過ぎる。中国だとしてもここまでにはならないのではないか。
37.「ゼロの未来」(5月16日)
T.ギリアム監督には「天才」の称号がよく似合う。そのこころは、一度観ただけでは作品の良さや深さを理解することはできないということ。
38.「ロマンス」(8月29日)
TOHOシネマズ海老名が誇る1番スクリーンに大島優子見参。本人が登壇する舞台挨拶は「変態仮面」の鈴木亮平以来ではないだろうか。隣の座席は最後まで空席だったけど、転売しようとして失敗したのかな。
39.「わたしに会うまでの1600キロ」(9月25日)
ただれた人生をリセットしようと一念発起。ポジティブもネガティブもメンタルの問題だから、荒療治の方法はいろいろありそうだ。できればそんな必要なく一生を過ごしたいものであるが。
40.「グラスホッパー」(11月14日)
人気が高い作家の原作本は引く手あまただ。池井戸潤のような社会現象を生み出すまでには至っていないが、伊坂幸太郎作品も頻繁に実写映像化される。今回は平凡な一社会人だった主人公が裏社会の抗争に巻き込まれていく物語。最後まで内なるヒーローに目覚めないところが良い。
41.「きっと、星のせいじゃない」(2月21日)
閉塞してしまった人生に希望の明かりを灯してくれたパートナー。それがあっという間に自分を追い抜いて遠くへ行ってしまった。あまりに切ないけれど、今度は楽しい経験が自分を生かしてくれる。だから自分一人の足で歩いて行けるんだ。
42.「メイズランナー」(5月30日)
「ハンガーゲーム」シリーズが完結を迎えた年に新たなシリーズものがスタート。しかし、イオンシネマ北見では第1作は上映したものの、2作めを流す予定はないらしい。遠征してまで観るものでもないし、個人的には1作で完結かな。
43.「フィフティシェイズオブグレイ」(3月8日)
ひとことで言えば官能小説。M.グリフィスとドン・ジョンソンの子供であるD.ジョンソンが主人公の清楚な大学生を演じ、近年の映画では珍しい脱ぎっぷりを披露。作品の性格から必然ではあったが、その度胸には天晴れというところか。
44.「マジックインムーンライト」(4月11日)
軽いのはW.アレン監督の持ち味であるが、味わい深い軽妙さがなければ記憶を通過するだけで終わってしまいそう。E.ストーンにもあまり魅力を感じていないので、今年はハズレだったかも。
45.「バクマン。」(11月6日)
漫画界の頂点に君臨する「週刊少年ジャンプ」の存在を全方位展開。実際よくあれだけの人気漫画が次から次へと誕生するものだと思う。でも、コミックスは持っているけど、本誌を買ったことはない。
46.「テッド2」(9月12日)
また性懲りもなく、映画館まで足を運びながら低い点数を付けてしまった。ペイトリオッツは今期もAFCの第1シードを獲得。またスーパーを獲ってしまうのだろうか。
47.「インサイドヘッド」(7月21日)
今のピクサーにはあまり期待していないけれど、ほぼその通りの結果に。とどめはドリカムのフルコーラスPV。これが功を奏したのか、国内映画興行収入では年間10位にランクイン。これじゃ、この傾向まだまだ続きそうだわ。
48.「アオハライド」(1月3日)
美男美女の正統派恋愛映画はときどき見たくなるもの。だから、高校生に見えようが見えまいが、気分が入っていきやすいときは楽しいし、別に求めていないときには冷めた目で見ることになるだけだ。
49.「エイプリルフールズ」(4月9日)
東宝の作品は宣伝を巧妙に打って来るからつい観てみようという気になりやすいのだが、実はハズレ作品も相当多い。観る以前にCMの時点で地雷臭が漂っていた「ギャラクシー街道」は言わずもがなだが、本作も微妙だ。群像劇といえば聞こえはいいが、一つ一つのエピソードや人間関係を見るとしっちゃかめっちゃかな部分が多く見られた。
50.「フォーカス」(5月1日)
こき下ろすほどの酷さというわけではないが、積極的に評価するところも同じように見当たらない微妙な作品。W.スミスの名前だけで全国の映画館で公開できるのは大したものである。
51.「ピッチパーフェクト2」(10月29日)
いまいちノレなかった・・・。「1」と同じストーリーラインに無理やり持って行っている割には、越えるおもしろさは感じられず。音楽は相変わらず素晴らしいので、観て損したとまではいかないが。
52.「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」(8月23日)
「ギャラクシー街道」が公開されるまでは、今年のワースト評価を走ってきた本作。2部作にしたのも仇となり、約1か月後に公開した「2」の興収は1作めの半分までしか伸びなかった。原作ものを安易に映画化しようとする製作者側は、この記録を正面から受け止めて今後のあり方を考えるべきだ。
53.「ソロモンの偽証 後篇・裁判」(4月12日)
新人さん含め俳優陣はそれなりに演じていたと思う。気に入らないのは1本の映画としての形を成していない前篇の存在と、肝心かなめの物語のオチである。この事実に全員が振り回されるって構図が腹立たしい。
54.「ヒロイン失格」(9月20日)
ネット民含めて広く人気のある桐谷美玲が変顔やコミカルな演技を披露することが話題になり、見事なサプライズヒットに。年間の興行収入成績でも23位に食い込んだ。でも、個人的には登場人物の誰にも共感できなかったので残念としか言いようがなかった。
(番外)「ソロモンの偽証 前篇・事件」(3月29日)
採点不能。
本年の映画興行収入ランキング、堂々の年間1位を達成。前作の「3」から随分と時間を要したが、その間に巨大テーマパークがオープン。恐竜という一つのコンセプトのみで一大娯楽施設ができたことに感心と感慨を抱く。
32.「海難1890」(12月12日)
わが国とトルコの友情よ、永遠に。トルコは地政学的に危険と隣り合わせの地域である。また、いつかどこかで巡り会ったときにお互いが助け合える関係で居続けたいものである。
33.「イントゥザウッズ」(3月21日)
かわいくない赤ずきん、少しキツめで現代風な顔をしたシンデレラ、頭からっぽで物事をあまり深く考えない王子様。概念を裏切ってこそのダークファンタジーである。賛否両論あるようだが、問題は中身ではなくて売り方。はじめからひねくれを覚えた大人を主客層と認めればよかったのに。
34.「ミニオンズ」(8月2日)
「怪盗グルー」から満を持してのスピンオフデビュー。言語を扱うことはできないが、訳の分からないミニオン語や身振り手振りは万人に通じるサイン。ただ、行動が成果に直接結び付くことはまずない。
35.「ビリギャル」(5月5日)
うちの子はきっとYDK。そう信じていればいつかやる気が芽生えてくれるかもしれない。実話がベースではあるが、子を持つ親にとってはちょっとしたおとぎ話である。信じ切る自信がなければ、著書を買ってしまうのだろう。
36.「カリフォルニアダウン」(9月12日)
最近のディザスタームービーは、想起させる災害が実際に発生してしまうと公開を延期しなければならないらしい。でも、サンフランシスコのビル群が次から次へと崩れていく様は、よくできた映像だがあまりに脆過ぎる。中国だとしてもここまでにはならないのではないか。
37.「ゼロの未来」(5月16日)
T.ギリアム監督には「天才」の称号がよく似合う。そのこころは、一度観ただけでは作品の良さや深さを理解することはできないということ。
38.「ロマンス」(8月29日)
TOHOシネマズ海老名が誇る1番スクリーンに大島優子見参。本人が登壇する舞台挨拶は「変態仮面」の鈴木亮平以来ではないだろうか。隣の座席は最後まで空席だったけど、転売しようとして失敗したのかな。
39.「わたしに会うまでの1600キロ」(9月25日)
ただれた人生をリセットしようと一念発起。ポジティブもネガティブもメンタルの問題だから、荒療治の方法はいろいろありそうだ。できればそんな必要なく一生を過ごしたいものであるが。
40.「グラスホッパー」(11月14日)
人気が高い作家の原作本は引く手あまただ。池井戸潤のような社会現象を生み出すまでには至っていないが、伊坂幸太郎作品も頻繁に実写映像化される。今回は平凡な一社会人だった主人公が裏社会の抗争に巻き込まれていく物語。最後まで内なるヒーローに目覚めないところが良い。
41.「きっと、星のせいじゃない」(2月21日)
閉塞してしまった人生に希望の明かりを灯してくれたパートナー。それがあっという間に自分を追い抜いて遠くへ行ってしまった。あまりに切ないけれど、今度は楽しい経験が自分を生かしてくれる。だから自分一人の足で歩いて行けるんだ。
42.「メイズランナー」(5月30日)
「ハンガーゲーム」シリーズが完結を迎えた年に新たなシリーズものがスタート。しかし、イオンシネマ北見では第1作は上映したものの、2作めを流す予定はないらしい。遠征してまで観るものでもないし、個人的には1作で完結かな。
43.「フィフティシェイズオブグレイ」(3月8日)
ひとことで言えば官能小説。M.グリフィスとドン・ジョンソンの子供であるD.ジョンソンが主人公の清楚な大学生を演じ、近年の映画では珍しい脱ぎっぷりを披露。作品の性格から必然ではあったが、その度胸には天晴れというところか。
44.「マジックインムーンライト」(4月11日)
軽いのはW.アレン監督の持ち味であるが、味わい深い軽妙さがなければ記憶を通過するだけで終わってしまいそう。E.ストーンにもあまり魅力を感じていないので、今年はハズレだったかも。
45.「バクマン。」(11月6日)
漫画界の頂点に君臨する「週刊少年ジャンプ」の存在を全方位展開。実際よくあれだけの人気漫画が次から次へと誕生するものだと思う。でも、コミックスは持っているけど、本誌を買ったことはない。
46.「テッド2」(9月12日)
また性懲りもなく、映画館まで足を運びながら低い点数を付けてしまった。ペイトリオッツは今期もAFCの第1シードを獲得。またスーパーを獲ってしまうのだろうか。
47.「インサイドヘッド」(7月21日)
今のピクサーにはあまり期待していないけれど、ほぼその通りの結果に。とどめはドリカムのフルコーラスPV。これが功を奏したのか、国内映画興行収入では年間10位にランクイン。これじゃ、この傾向まだまだ続きそうだわ。
48.「アオハライド」(1月3日)
美男美女の正統派恋愛映画はときどき見たくなるもの。だから、高校生に見えようが見えまいが、気分が入っていきやすいときは楽しいし、別に求めていないときには冷めた目で見ることになるだけだ。
49.「エイプリルフールズ」(4月9日)
東宝の作品は宣伝を巧妙に打って来るからつい観てみようという気になりやすいのだが、実はハズレ作品も相当多い。観る以前にCMの時点で地雷臭が漂っていた「ギャラクシー街道」は言わずもがなだが、本作も微妙だ。群像劇といえば聞こえはいいが、一つ一つのエピソードや人間関係を見るとしっちゃかめっちゃかな部分が多く見られた。
50.「フォーカス」(5月1日)
こき下ろすほどの酷さというわけではないが、積極的に評価するところも同じように見当たらない微妙な作品。W.スミスの名前だけで全国の映画館で公開できるのは大したものである。
51.「ピッチパーフェクト2」(10月29日)
いまいちノレなかった・・・。「1」と同じストーリーラインに無理やり持って行っている割には、越えるおもしろさは感じられず。音楽は相変わらず素晴らしいので、観て損したとまではいかないが。
52.「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」(8月23日)
「ギャラクシー街道」が公開されるまでは、今年のワースト評価を走ってきた本作。2部作にしたのも仇となり、約1か月後に公開した「2」の興収は1作めの半分までしか伸びなかった。原作ものを安易に映画化しようとする製作者側は、この記録を正面から受け止めて今後のあり方を考えるべきだ。
53.「ソロモンの偽証 後篇・裁判」(4月12日)
新人さん含め俳優陣はそれなりに演じていたと思う。気に入らないのは1本の映画としての形を成していない前篇の存在と、肝心かなめの物語のオチである。この事実に全員が振り回されるって構図が腹立たしい。
54.「ヒロイン失格」(9月20日)
ネット民含めて広く人気のある桐谷美玲が変顔やコミカルな演技を披露することが話題になり、見事なサプライズヒットに。年間の興行収入成績でも23位に食い込んだ。でも、個人的には登場人物の誰にも共感できなかったので残念としか言いようがなかった。
(番外)「ソロモンの偽証 前篇・事件」(3月29日)
採点不能。
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