秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

映画 『鬼滅の刃』~無限列車編~ 2回目

2020年11月25日 19時33分28秒 | 映画
一人で観てきました。(さすがに、娘その2はもうつきあってくれなかった・・・
同じ映画館でしたが、ひと月経ったら、スクリーンはもう半分の大きさに
それでも、やっぱり映像は美しかった。そして内容も・・・
1回目はとにかく固唾を飲んで見守るようにして観たので、2回目の今回は余裕を持って観ようと思っていました。
だけど・・・展開はわかっていても、やっぱり引き込まれてしまいました。(今回は、ネタバレします)

お館様と奥さんがお墓参りするシーンから始まりますが、あの女の子たちは、母親そっくり!なんだなぁ、と。
炭治郎たちが列車に乗り込むシーンは、本当にアニメの26話のラストとつながっていて、〝あの続きなんだ”と安堵しました。
列車に初めて乗り込む伊之助は、とにかくはしゃぎまくって興奮し(伊之助らしい!)、善逸がそれを止めています。(善逸はちょっとだけ都会に住んでいたらしい)
大量の牛鍋弁当を食べながら、「美味い!」を連発している煉獄さん。・・・善逸は「ただの食いしん坊?」「変わった人?」
ともあれ、炎柱の煉獄さんと合流した3人。
炭治郎は、煉獄さんに父親のヒノカミ神楽のことを尋ねるが、「知らん」と断言される。
そのくせ、若い3人に対して「自分の継子(つぐこ)にして面倒を見る」と言う。炭次郎は〝面倒見のいい人だ”と好印象をもつ。

ここまでの煉獄さんって、かなりいろいろと個性的。そのカッと開いた目といい、何事もスパっと言い切る志向といい(最初に炭次郎を斬ってしまおう、と即決したよね)とにかく真っ直ぐ!!という印象が強いです。ただし、「どこ見てるんですか!?」と炭治郎が何度か叫ぶほど、煉獄さんは、相手を見ていない。己の信念にのみ突き進むタイプにも思えます。

そして、やつれた車掌が(あきらかに、怪しい!)切符を切りに来る。
途端に、車内の電灯が消えかかり・・・炭治郎は嫌な匂いを感じる。
列車に突如、鬼が現れる。それを察知した煉獄さんは、たちまち鬼を斬り落とし、討伐に成功。が、実はすでに魘夢の血鬼術による夢にみな、落ちていたのでした・・・

炭治郎は、夢の中で死んだはずの家族と再会します。
最初は何が何だかわからない炭治郎も、母や弟妹たちとのやりとりに「悪い夢でも見ていたみたいだ」と安らぎを感じる。それは、元の幸せな日常。けれど、禰豆子が出かけていると聞けば〝昼間なのに?”とか、薪を入れたかごを背負う時、「行くよ、禰豆子」と声をかけてしまう・・・なにかがおかしい。
そして、それが夢で、敵の攻撃だと気付いた時、必死で夢から覚める方法を探します。でも、それはやっと会えた家族との幸せな時間に別れを告げることでもある。・・・切ないなぁ。

善逸は、とにかく禰豆子のことしか頭にない。ある意味、一途過ぎて、清々しい(?)

伊之助は親分。狸の炭治郎、ネズミの善逸、ウサギの禰豆子を従えている。これもまた、伊之助らしい。

そして、煉獄さんの夢は、過去の回想。
柱になったと報告しても喜んではくれない父。(なんか複雑ないきさつがありそう)弟に「父上は喜んでくれましたか?」と聞かれて「・・・がんばって生きていこう。寂しくても。」と答える煉獄さんが明るすぎて、哀しい。
もっと幼い頃の記憶。病気で亡くなる以前の母の言葉。・・・これが煉獄さんの生きる使命になるんだね。

それぞれが、それぞれっぽい。そして、各々の無意識領域というのも。

魘夢って、自分ではなく人を操ってその人の核を破壊させるのか・・・ちょっと今までの鬼と違う。しかも、列車と同化って、あの形態は・・・かなり気持ち悪いよぉ
目覚めた炭治郎たちの必死の活躍で魘夢を倒し、列車は止まる。
でも、ここで話は終わらない。

まさかの新たな敵、登場。
しかも、その上弦の参・猗窩座、激しく強い。
煉獄さんに「おまえも鬼にならないか」と誘い、「ならない」と拒絶した煉獄さんと凄まじい激闘を繰り広げることに。
・・・猗窩座が〝杏寿郎”と連呼するたびに、なんかすげー馴れ馴れしいなぁもしかして、子どもの頃の幼馴染が成長して、片や、柱、片や、鬼、になってしまった?みたいな?とか、別の話を考えちゃったよ
そして、この両者の凄まじい激闘に、炭治郎も伊之助も見守ることしかできない。
煉獄さんは満身創痍。なのに猗窩座は、切っても切っても肉体が再生し、倒れない。
いつしか、空が白み始め夜明けが近づき・・・猗窩座は、闇へ逃げ去ろうとする。
それを許せない炭治郎が猗窩座を追いかけ、激しく激怒しながら、泣きながら、叫び続ける。
炭次郎が猗窩座に投げつける言葉に泣いたね・・・

そして、そんな炭次郎を静かに呼ぶ煉獄さん。
・・・ここも、もう涙が溢れて、目が開かないくらいでした
最初は、「どこ見てるんですか!?」だった煉獄さんが、片方になってしまった大きな瞳で、「胸を張って生きろ」「心を燃やせ」・・・炭次郎をまっすぐに見つめて言う言葉は、すべて感動的でした。
最後に見えた母の姿に、ニッコリと、子どものようなあどけない笑顔を見せて、静かに逝く煉獄さん。
煉獄さんの死に動揺して、号泣する炭次郎を諫めるような伊之助の言葉と、成長ぶりにまた、涙。(ある意味、伊之助が一番成長しているような気がする・・・)

煉獄さんの死を伝える鎹烏の目に涙が光っていたこと、それを知らされた柱たちの反応・・・特に小芭内さんの「・・・俺は信じない」にううっときた。

そしてエンディングの「炎」を聴きながら、また今回もボロボロと涙したのでした・・・




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 料理上手 | トップ | 朝ドラ 『エール』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事