あら~この忙しい12月に、気がつけばまさかの連日観劇
だけどなぁ~観たかったのよ~そんでもって、この日しか空いてなかったのよ~
というわけで、本日はシアタークリエです。
『プライド』 2010.12.12(日) 13:00開演 シアタークリエ
麻見史緒 笹本玲奈
緑川萌 新妻聖子
池之端蘭丸 佐々木喜英
神野隆 鈴木一真
原作マンガは全部読みました。これがミュージカルになると聞いてうれしかった!!
だって、才能あるライバル同士の2人のディーバが歌うシーンは、紙面だけでは伝わってこないし、出来ることならきちんとした音源で聴きたかったから。
しかもそれを演じる二人とは、あの玲奈ちゃんと聖子ちゃん
期待しましたよ~ものすっごく!!・・・しかも、脚本はあの大石静さんだし
でも、厳密にいえばこれってミュージカル、ではないです。ストプレです。
ただし、二人の主役が歌姫である以上、お歌シーンは必須。
聴きごたえたっぷりの歌声を、充分堪能させていただきました。
私はオペラのことはよくわかりませんが・・・すごいっ!!
張りのある声が量感もたっぷりと、どこまでも伸びて行くのには、もう感動!!です。
聖子ちゃんは、元々英語の発音も美しく、最近の舞台では様々オペラ的な歌声を聴いていたので、安定していたし、本当に素晴らしい。
玲奈ちゃんは・・・相当がんばったんだろうな。これまた、高音もきっちり伸びて、いつものミュージカル的な歌声とは別の、オペラチックな歌唱を聴かせてくれて素晴らしかったです
個々の歌声もそうですが、なんといっても楽しみだったのは、この二人の奏でるハーモニー・・・そう!デュエット
「Wind Beneath My Wings」・・・ため息が出るほど素敵でした
史緒と蘭丸と萌のユニット・SRMの「Invocation」・・・すばらしい!!でも、曲が複雑だっ!!(笑)
本当に難解な曲で、とても一度聴いただけじゃ思い出せない・・・でも、ヘタな人には絶対に歌えない難易度の高い曲だったと思います。それを絶妙のハーモニーで歌ってるのよ、この二人すげーーっ!!
史緒/玲奈ちゃん
まずは玲奈ちゃん、オトナになったなぁ~という印象です。
恵まれた環境、裕福なお嬢様の史緒。う~ん。玲奈ちゃん、すごくがんばっていたと思います。残念なのは・・・史緒って生粋のお嬢様で・・・もう少しだけ・・・気品が欲しかったかな。
萌/聖子ちゃん
史緒に対する敵対心の強さはハンパない萌。
なに不自由のない史緒に比べて、苦労の連続でやってきた萌。
史緒にかなりなひどいことをする萌ですが・・・聖子ちゃん、こういうダークな役もお上手
なのに、神野さんの前ではかわいい。このギャップがすごいなぁ。
男性陣の感想も少し。
蘭丸/佐々木喜英
“ピアノ科の王子”です。あれ?でも・・・ピアノは弾いてない??
女装が美しいという設定ですが・・・クールビューティー。ただちょっとガタイが良すぎ?
神野/鈴木一真
私のイメージはもっと冷酷な男、というイメージで、この方はちょっと優し過ぎる感じ。
いつもTVで観ている方なので・・・なんだか舞台の上で観るのが変な感じでした。
ひとりだけ“落ち着いた”オトナ役。
史緒に対する愛情の見せ方が、案外ピュアで微笑ましい。
舞台としての感想は、あのドロドロの長い話をよくまとめて、しかも登場人物はこの4人だけというなかなかの手法、そして密度の濃い舞台だったと思います
・・・ただし、後半の展開はちょっと早すぎ(原作読んでなかったらちょっとわかりにくかったかも?)
蘭丸の告白によって、自分の想いに気づく史緒。
それを目撃して心を乱し、萌と間違いを起こしてしまう神野。
神野の子を宿し、自分の命を削ってまでも産もうとする萌。(実は最初から神野が好き)
その顛末を聞いて、はじめて神野を愛していると自覚する史緒。
う~~ん。恋のフーガだ・・・
ラストの史緒の強い決意は、多少唐突で“おいおいそんなに簡単にできることじゃないよ~”とツッコみたかったけど、そう思いながらどことなく感動して涙ぐんでしまってる自分がいたりして(まわりも、すすり泣く人が多発?)
劇中で歌われる歌の中で、萌の「島唄」、よかったなぁ。
史緒の「White Christmas」(これの途中からのジャズアレンジも)素敵でした。
CDにしてくれないかな~もう一度聴きたい・・・
だけどなぁ~観たかったのよ~そんでもって、この日しか空いてなかったのよ~
というわけで、本日はシアタークリエです。
『プライド』 2010.12.12(日) 13:00開演 シアタークリエ
麻見史緒 笹本玲奈
緑川萌 新妻聖子
池之端蘭丸 佐々木喜英
神野隆 鈴木一真
原作マンガは全部読みました。これがミュージカルになると聞いてうれしかった!!
だって、才能あるライバル同士の2人のディーバが歌うシーンは、紙面だけでは伝わってこないし、出来ることならきちんとした音源で聴きたかったから。
しかもそれを演じる二人とは、あの玲奈ちゃんと聖子ちゃん
期待しましたよ~ものすっごく!!・・・しかも、脚本はあの大石静さんだし
でも、厳密にいえばこれってミュージカル、ではないです。ストプレです。
ただし、二人の主役が歌姫である以上、お歌シーンは必須。
聴きごたえたっぷりの歌声を、充分堪能させていただきました。
私はオペラのことはよくわかりませんが・・・すごいっ!!
張りのある声が量感もたっぷりと、どこまでも伸びて行くのには、もう感動!!です。
聖子ちゃんは、元々英語の発音も美しく、最近の舞台では様々オペラ的な歌声を聴いていたので、安定していたし、本当に素晴らしい。
玲奈ちゃんは・・・相当がんばったんだろうな。これまた、高音もきっちり伸びて、いつものミュージカル的な歌声とは別の、オペラチックな歌唱を聴かせてくれて素晴らしかったです
個々の歌声もそうですが、なんといっても楽しみだったのは、この二人の奏でるハーモニー・・・そう!デュエット
「Wind Beneath My Wings」・・・ため息が出るほど素敵でした
史緒と蘭丸と萌のユニット・SRMの「Invocation」・・・すばらしい!!でも、曲が複雑だっ!!(笑)
本当に難解な曲で、とても一度聴いただけじゃ思い出せない・・・でも、ヘタな人には絶対に歌えない難易度の高い曲だったと思います。それを絶妙のハーモニーで歌ってるのよ、この二人すげーーっ!!
史緒/玲奈ちゃん
まずは玲奈ちゃん、オトナになったなぁ~という印象です。
恵まれた環境、裕福なお嬢様の史緒。う~ん。玲奈ちゃん、すごくがんばっていたと思います。残念なのは・・・史緒って生粋のお嬢様で・・・もう少しだけ・・・気品が欲しかったかな。
萌/聖子ちゃん
史緒に対する敵対心の強さはハンパない萌。
なに不自由のない史緒に比べて、苦労の連続でやってきた萌。
史緒にかなりなひどいことをする萌ですが・・・聖子ちゃん、こういうダークな役もお上手
なのに、神野さんの前ではかわいい。このギャップがすごいなぁ。
男性陣の感想も少し。
蘭丸/佐々木喜英
“ピアノ科の王子”です。あれ?でも・・・ピアノは弾いてない??
女装が美しいという設定ですが・・・クールビューティー。ただちょっとガタイが良すぎ?
神野/鈴木一真
私のイメージはもっと冷酷な男、というイメージで、この方はちょっと優し過ぎる感じ。
いつもTVで観ている方なので・・・なんだか舞台の上で観るのが変な感じでした。
ひとりだけ“落ち着いた”オトナ役。
史緒に対する愛情の見せ方が、案外ピュアで微笑ましい。
舞台としての感想は、あのドロドロの長い話をよくまとめて、しかも登場人物はこの4人だけというなかなかの手法、そして密度の濃い舞台だったと思います
・・・ただし、後半の展開はちょっと早すぎ(原作読んでなかったらちょっとわかりにくかったかも?)
蘭丸の告白によって、自分の想いに気づく史緒。
それを目撃して心を乱し、萌と間違いを起こしてしまう神野。
神野の子を宿し、自分の命を削ってまでも産もうとする萌。(実は最初から神野が好き)
その顛末を聞いて、はじめて神野を愛していると自覚する史緒。
う~~ん。恋のフーガだ・・・
ラストの史緒の強い決意は、多少唐突で“おいおいそんなに簡単にできることじゃないよ~”とツッコみたかったけど、そう思いながらどことなく感動して涙ぐんでしまってる自分がいたりして(まわりも、すすり泣く人が多発?)
劇中で歌われる歌の中で、萌の「島唄」、よかったなぁ。
史緒の「White Christmas」(これの途中からのジャズアレンジも)素敵でした。
CDにしてくれないかな~もう一度聴きたい・・・
ストーリーは、ともかく、(ごめんなさい、私漫画の方は、まったく知らないんです)二人の歌姫の夢のデュエットを聴いてみたくなってしまいました。
Mの前楽も楽も我慢いたしますので、このくらいは~~って、結局、チケット代で財布は軽くなっていくのですわ
またも、天使の囁き(=悪魔の誘惑?)を聞き届けていただいてしまいましたか
でもね~話の内容はさておいても、この二人のハーモニーは聴く価値があると思いますよ~
玲奈ちゃんと聖子ちゃん、二人でひとつの役を演じることはあっても、二人が同じ舞台に立ったのはこれが初めて。
なんだか“夢の共演”でした。
・・・ああ、井上くんとアッキーもいつかこんな風に“夢の共演”してくれないかしらん
「プライド」は泣く泣くあきらめることにしました。
あーー、でも行きたかったです。
二人の、歌、いいに決まってますよね。
>二人の、歌、いいに決まってますよね。
はい。よかったです~
同じ役を演じることの多い二人ですが、こうして聴くと、それぞれに少しちがっていて(あたりまえですよね~)それがまたすごくよくかみ合って、本当に聴きごたえのあるハーモニーを聴かせてくれました。
>『ジャンヌ・ダルク』
演出が白井晃、脚本が中島かずき・・・と聞いて、ちょっと興味津々な舞台。
でも、さすがにもうこれ以上は私もチケット増やせません
夏さんの観劇レポ、楽しみにしています。