15年ぶりに帰った故郷・三河牛窪。
武田の直臣(赤部)の首を手土産に今川への仕官を望む勘助は、養父・大林勘佐衛門に再会。
しかし、勘助が家を出たあと、跡取りとなる実子が生まれ、勘助は居場所を失ってしまう・・・
なんだか、切なかったです。
故郷に帰り、喜びに満ちて訪ねた養父との再会もつかの間、いろいろな事情がわかっていき、自分の居場所がないことを知っていく勘助の失望の表情。
幼い頃を思い出す勘助・・・その不自由な身体のために出家を余儀なくされ、養父の情けによって救われる・・・本当はとても情に厚い、いい養父(笹野高史)なんです。だからこそ「・・・それがし、大林の名をきっぱりと捨て申した。」と言うしかない。
その養父を思い「・・・ただ一度の孝行ができたのであれば・・・」と寂しげに微笑む勘助・・・見ている私のほうがつらいよ~
そのうえ実の兄に命さえ狙われ、せっかく帰った故郷に決別するしかない勘助・・・
ああぁ、切ない。・・・ちょっと、胸も苦しい。
先週、くるくると表情を変え、いろいろアクティブな顔を見せてくれた内野勘助ですが、今回はとっても静かで、思いの深い部分を見せてくれました。
う~~ん、すごいな。勘助の心の傷から流れ続ける“哀しみ”を感じました。
そして、もうひとり。・・・実の父から疎まれる聡明な息子がひとり。
後の信玄(=勝千代)と、その父・武田信虎。こちらも結構つらい。
実の親子でも相性というのがあるんでしょうね。
でも、信虎、あからさまにいじわる
男は、こんなふうに大人にならなきゃいけないんだろうか・・・
・・・つらいな・・・
武田の直臣(赤部)の首を手土産に今川への仕官を望む勘助は、養父・大林勘佐衛門に再会。
しかし、勘助が家を出たあと、跡取りとなる実子が生まれ、勘助は居場所を失ってしまう・・・
なんだか、切なかったです。
故郷に帰り、喜びに満ちて訪ねた養父との再会もつかの間、いろいろな事情がわかっていき、自分の居場所がないことを知っていく勘助の失望の表情。
幼い頃を思い出す勘助・・・その不自由な身体のために出家を余儀なくされ、養父の情けによって救われる・・・本当はとても情に厚い、いい養父(笹野高史)なんです。だからこそ「・・・それがし、大林の名をきっぱりと捨て申した。」と言うしかない。
その養父を思い「・・・ただ一度の孝行ができたのであれば・・・」と寂しげに微笑む勘助・・・見ている私のほうがつらいよ~
そのうえ実の兄に命さえ狙われ、せっかく帰った故郷に決別するしかない勘助・・・
ああぁ、切ない。・・・ちょっと、胸も苦しい。
先週、くるくると表情を変え、いろいろアクティブな顔を見せてくれた内野勘助ですが、今回はとっても静かで、思いの深い部分を見せてくれました。
う~~ん、すごいな。勘助の心の傷から流れ続ける“哀しみ”を感じました。
そして、もうひとり。・・・実の父から疎まれる聡明な息子がひとり。
後の信玄(=勝千代)と、その父・武田信虎。こちらも結構つらい。
実の親子でも相性というのがあるんでしょうね。
でも、信虎、あからさまにいじわる
男は、こんなふうに大人にならなきゃいけないんだろうか・・・
・・・つらいな・・・
今回は静かな演技が多くて(立ち回りもありましたけど)切なかったですね
次回はミツと過ごす楽しいひとときなんだろうなその後は…ね…
胸が苦しくなって、切なくなって・・・・・。
幼い頃から自分の居場所がない勘助の気持ち、
養父に対する気持ち、兄に対する気持ち、ひしひしと
感じました。
内野さんは、動も静もいいです。
かえって、雄弁に語らず、目で語りかけているような・・・
それなのに、心のうちが伝わってきて・・・
これぞ、名演技!?
ホント、胸がきゅーーん、と
切ないわ~~
内野さんの言葉を飲み込んだような演技に注目。
故郷への憧憬、親への気持ち、
なにもかも捨てざるを得ない勘助の失望。
それでも、男は乗り越えなくちゃならないのですよね。
なんだか、それが哀れで、健気で・・・
このあとも見逃せませんね。
ところで本屋に行きましたところ、朝日ビジュアルシリーズの「週間藤沢周平の世界」8巻目に見開き2ページにわたり内野さん特集でしたがとっくにご存知?インタビューやら今までご出演の藤沢作品やら、また御髪がツートンカラーの無精ひげお顔のアップやら盛りだくさん。
内野さんがすごい!と思えるところは、演じたらその瞬間からその役にしか見えなくなる、ところです。
今年は“内野勘助”になりきってくれることでしょう。
>ところで本屋に行きましたところ・・・
きゃー!そうなんですか?
まあ、私としたことが!!
本日、早速本屋さんで確認したいと思います。メモメモ・・・
ありがとうございます!!
近年、大河を見ていて、それなりにおもしろいけれど、民放ドラマとの違いがなくなったような印象をよく受けていたのですが、先週今週と『風林火山』を観ていて、久し振りに大河らしい、大きな流れを感じました。
心の中で泣いているとしても、それがあの寂しげな隻眼に映っているとしても、・・・内野勘助は真の武士です。真の男です。
たとえ、絶望したくなるような失意のもとにあっても、それを糧にして前に進むしかない・・・だからこそ、切ないですね。
>久し振りに大河らしい、大きな流れを
一年を費やして作り上げる特別な時代ドラマ・・・
本当に骨のある、味のある、魅力ある「大河」の予感がします。