私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

2018年、2022年と見に行き、2023年は巣が崩れてしまったらしく、今年は隣の岩で抱卵中だった。

2019年7月14日(日)大沼

2019年07月14日 | 動画観察図鑑

■2019年7月14日(日)10:40-11:15【天気】雨【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】大沼
【種名】カンムリカイツブリ(1科1種)
【メモ】大沼のカンムリカイツブリのヒナ3羽と親鳥。撮影していたら,この近くにいつもいるカルガモ2羽が飛んできて着水。今まで,餌を何回ももらっていたヒナたちがびっくりしたように潜水し退避行動。すぐ浮き上がって,1羽は不安になったのか,親の背に乗って親子4羽で場所を移動した。
【動画】


 

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2019年7月14日(日)大沼

2019年07月14日 | 動画観察図鑑

■2019年7月14日(日)10:40-11:15【天気】雨【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】大沼
【種名】カンムリカイツブリ(1科1種)
【メモ】最初,親1羽がヒナ3羽に餌をやっているのを観察した。次に対岸にまわって親2羽とヒナ3羽をしばらく見て,時間になったので戻る途中,橋付近のハスのあたりを見ると,最初に見た親がヒナ3羽に魚をやっていた。
【動画】


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2019年7月14日(日)大沼

2019年07月14日 | 大沼・赤沼

■2019年7月14日(日)10:40-11:15【天気】小雨【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】大沼
【種名】カルガモ2、カイツブリ成1ヒナ1、カンムリカイツブリ成7ヒナ10(延べ)、カワウ1、ヨシゴイ4、ダイサギ2、オオバン成1、トビ、ヒバリ、オオヨシキリ、スズメ、カワラヒワ(10科12種)
【メモ】雨だったが、土曜日は仕事疲れで家でごろごろしていたので、日曜日は雨だったが、雨もまたよしということで、雨でも撮影可能な大沼に行ってみた。今日は農家の方々の共同の草刈りがあって、大沼周辺でカッパを着て作業をしていた方がたくさん出ていた。赤沼は釣り人もなく、大沼はどうかと行ってみると、雨中釣り人2名がいた。それにバードウォッチャーの自分1名というところだった。最初、西岸から沼野中央を見ると、ひとりっ子のカンムリカイツブリのペアがいた。続いて東岸に回ると子ども3羽のペアがおり、目の前にカイツブリの親子がいたが、近すぎてピントが合わなかった。ヨシゴイが計4羽飛んだ。それから沼のハスが咲いているところへ移動し、ひとつだけ咲いている花を撮影し、すぐ近くに3羽のヒナとペアがいるのを見て、時間となったので、家に戻ることにした。途中、橋のところでまた、3ヒナと1羽親鳥がいてしきりに餌をあげていたが、ここは距離も近く、雨が降っていたとはいえ光の加減もよかった。そこにこの辺でマガモペアとおなじくよくいるカルガモペアが飛んできて、親子の近くに勢いよく着水したものだから、ヒナたちも親もびっくりしたようだった。1羽はよほどびっくりしたのか、親を追い回して、背中に上がった。短時間でしかも雨でレンズも双眼鏡もかなり濡れたが、面白かった。
【写真】

一人っ子              3人っ子

餌を持ってくると基地から離れる/カイツブリヒナ/そして基地(母親?)に戻る

別の3ヒナとペア

上の親子             別の3ヒナ親1

3ヒナ      親が餌を持ってきた

飲み込むまでがちょっと時間がかかる

カルガモにびっくりして移動/ハスの花。一つだけ咲いていた。


 

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2019年7月9日(火)蒲生海岸

2019年07月09日 | 蒲生海岸

■2019年7月9日(火)10:50-11:10【天気】曇り【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】蒲生干潟,ビール工場
【種名】カワウ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アマサギ,カラシラサギ,シロチドリ,ウミネコ,コアジサシ,ミサゴ,オオヨシキリ(6科12種)
【メモ】この時期はわりと珍鳥が出やすいので久しぶりに蒲生に行ってみた。日和山はどこですか?とお年寄りのグループに訊かれたので,そこを行くとありますよ,と教えて差し上げて,さて堤防の上から双眼鏡で河口の方から干潟を探すが,ウミネコとダイサギばかりで,何いない。北側奥の方も見たが何もおらず,これはだめだと思って,ふと正面方向を見たら,ぼさぼさ頭のカラシラサギがいたので,まあ,とりあえずラッキーということで近づいて見ることにした。干潟のあちこちを飛んで餌を探しているようだったが,魚がいないのに怒ったのか,わざとウミネコのそばに舞い降りて威嚇したりしていた。10分ほど見ていたが結局,魚はいない感じだった。だいぶ羽が摩耗したシロチドリの雌が干潟で採餌していた他はシギチは見当たらず,ふと上空を見るとミサゴがコアジサシに攻撃されて逃げていった。
【写真】

カラシラサギ

ダイサギ     ウミネコを威嚇するカラシラサギ

何だか怒ってる感じ ウミネコ成鳥と幼鳥 ミサゴにモビングするコアジサシ


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2019年7月9日(火)県民の森

2019年07月09日 | 県民の森

■2019年7月9日(火)9:59-10:20【天気】曇り【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】県民の森
【種名】サンコウチョウ♂♀2,ウグイス,キビタキ,オオルリ(3科4種)
【メモ】時間がなかったが県民の森に寄ってみた。ポイントに入ってすぐ目の前をサンコウチョウ♂が2mくらいの高さで横切っていった。ラッキーと思ったが止まったところがずっと向こうの高いところ。そのあとメスも飛んできたが,小さすぎ。オスはしきりにツキヒホシポイポイポイポイと繰り返し鳴き,負けじとオオルリが鳴いていたけれど,ISO100で(これはハイチュウ以外は変えない)シャッタースピードが1/10以下でぶれぶれだった。まあ,入ってすぐ観られたのでよしとして,蒲生に向かった。
【写真】

サンコウチョウ♂  ガクアジサイ  スイレン


 

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2019年7月7日(日)鳥の海

2019年07月07日 | 鳥の海

■2019年7月7日(日)9:24-10:25【天気】曇り、小雨【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105mm

【場所】鳥の海
【種名】カルガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,シロチドリ12,ウミネコ,オオセグロカモメ,コアジサシ20+,ミサゴ,トビ,ハシボソガラス,ツバメ,オオヨシキリ,セッカ,ムクドリ,スズメ,カワラヒワ,ホオジロ(15科17種)
【メモ】コアジサシが鳥の海で営巣しているということで,見に行った。最初に海岸に出ると波打ち際から少し離れたところに打ち上げられた枝などがあるところに,コアジサシの成鳥の夏羽,冬羽,その中間羽の個体が数羽いた。冬羽は足も嘴もすっかり黒くなっており,頭は頭頂が白くなっている。夏羽と冬羽の中間は,基本的に冬羽のパターンだが,嘴や足が完全に黒くはなっておらず,部分的に黄色い部分が残る。
そこから少し歩いて,双眼鏡で見るとシロチドリがミニ砂嵐の中,立ち尽くしているものや,抱卵してじっと耐えているのが見えた。双眼鏡もEOSRもレンズも砂だらけになり,基本的にレンズ表面には雨も砂も入らないようには持ち運んではいるが,今日はかなり厳しかった。
それから,いったん南の方にずっと歩いて行って順光状態で,繁殖している場所を遠くから,愛用の18×50IS双眼鏡でしばらく見ていると,シロチドリの雛とコアジサシの雛がいるのを見つけることができた。コアジサシは頭の縞模様が特徴的だ。親が餌を運んで直接与えているのもいれば,もう一羽の親鳥がヒナを守っていて,そこに餌を運んでいるという普通のパターンもあった。餌を待っている間,ヒナは親鳥のところでじっとしているわけではなく,そちこち動き回っている。親が餌を運んでこないと見るや,そっちこっちに出歩いている。飛んでいる幼鳥は見ていない。
コアジサシの抱卵から巣立ち,飛翔までは以前鳥の海で大々的に繁殖していたときに,ずっと観察していたことがあるが,親子の関係や親同士の関係がとてもおもしろかったのを覚えている。
今回のコロニーは,その後,波で全滅したとと教えられた。潮を被った卵を抱いている親鳥もいたということだ。何つがい繁殖していたかはわからないが,その後16日に行ってみたが,1つがいだけが抱卵し,接近するカラスや上空を通過していくウミネコ,オオセグロカモメを追い払っていたのをしばらく見ていたが,コアジサシ自体はその2羽しかいなかった。
【写真】

  

海岸の様子     流木       コアジサシ冬羽

  

餌を運ぶ成鳥夏羽  冬羽       冬羽

 

夏羽        夏羽

  

砂嵐の中のシロチドリ,抱卵

  

夏羽       コアジサシのヒナ  シロチドリ

  

餌を待つヒナと親鳥 ここだよー!   しかし餌を持っていなかった

  

抱卵中の親鳥    コアジサシ成鳥夏羽  水浴び


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2019年2月から6月広瀬川(ハヤブサの繁殖)

2019年07月06日 | 青葉山・広瀬川

■2019年2月~6月の広瀬川(ハヤブサの繁殖)【【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105
【観察日】2/10,3/5,3/19,3/31,4/2,4/7,4/13,5/19,5/25,6/11
【場所】広瀬川青葉山公園,評定河原橋から花壇
【種名】キジ,オシドリ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,カワアイサ,カイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,イカルチドリ,イソシギ,ウミネコ,トビ,オオタカ,ノスリ,カワセミ,コゲラ,アカゲラ,アオゲラ,ハヤブサ,モズ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,キクイタダキ,ヤマガラ,シジュウカラ,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,エナガ,センダイムシクイ,メジロ,オオヨシキリ,ムクドリ,シロハラ,アカハラ,ツグミ,ルリビタキ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,キビタキ,オオルリ,スズメ,キセキレイ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,アトリ,カワラヒワ,マヒワ,ベニマシコ,シメ,ホオジロ,カシラダカ,ミヤマホオジロ,アオジ,ガビチョウ(32科66種)
【メモ】今シーズンのハヤブサは,2羽の巣立ちだった。やはり,3羽はいないとちょっと寂しいが,一人っ子の時もあるので,まあ,いいかという感じだ。ペアはどちらも交代していないと思うがどうだろうか。今年も桜の開花や澱橋のハクモクレンを楽しみにしていたが,ハクモクレンはやはり,一番よい日を逃してしまった。花びらはすぐ傷んで茶色くなってしまうので,毎日行ければいいがそうもいかないので,年によって写るものが違ってくる。カワアイサは5月19日まではペア一組がいたが,6月11日には見当たらなかった。桜は,開花寸前の3月31日に雪が降り,風景は美しかったが,蕾に氷がついた。こうなると,融けたからといってすぐには咲かないようだ。広瀬川の美しさの象徴と言えばやはり,ヤナギだろう。蒲生守る会の故木村フジさんのご主人で,昭和天皇の侍講も務められた故木村有香先生の研究について,学生の頃,先輩やフジさんからよく聞かされていたが,件のヤナギがこのあたりのヤナギだったという話も聞いている。東北大の植物園の研究室(今はないが)は,野鳥の会サークルの部室にもなっていて,内藤俊彦先生が顧問をしていただいた。1976年に始まる東北大野鳥の会時代から,植物園や牛越橋から評定河原橋までの一帯,特に,評定河原橋から花壇のあたりは一番好きな心安まるフィールドだ。今年も,よい自然の中を歩くことができて幸せな思いがした。
<木村有香先生について ウイキペディアより>
木村有香(きむら ありか、1900年(明治33年)3月1日 - 1996年(平成8年)9月1日)は、日本の植物学者。ヤナギ科の分類を大成した植物学者として知られているとともに、旧制第七高等学校造士館に在学中に原始的な形態を持ち生きている化石として知られるキムラグモを発見したことでも著名である。様々な地域の野生のヤナギを個体識別し、季節ごとに標本を採集し、同一個体から得られた標本を比較することで葉の形態の季節変異の著しいヤナギ科の分類の確立に努めた。初代園長を勤めた東北大学植物園(現・東北大学学術資源研究公開センター植物園)には木村の蒐集した世界のヤナギ科植物の標本木の充実したコレクションが栽培されており、木村は定年退官後も死去の前年まで、この植物園のヤナギ園で研究を続けた。
【写真】

カワアイサ♂   カルガモ     コガモとオシドリ

シジュウカラ♀   ヤナギ     ハヤブサ夫婦

カワアイサ


ジョウビタキ♂  雪が溶けて氷に  いつもの個体モズ♂

ホオジロ♂    アオジ♂   3/31雪が降った広瀬川

気温があがりもや  評定河原橋付近 ヤナギの木

ヤナギ      ♀抱卵中     いつものモズ

エナガが1羽だけで行動していた

エナガ

エナガ               キジバト

シジュウカラ♂  ハクモクレン   ハクモクレン

堤防散策路    まだいるカワアイサ サクラの蕾

ハクモクレン   白梅青葉山公園  経ヶ峰とサクラ

サクラ      外来種      

カワアイサ    カルガモ     ハヤブサ♂

奥にもう一羽   巣の近くの♂    ハヤブサ♂

ハヤブサ♂     旋回する    巣立ち後

長沼のスイレン  ヒヨドリ     白梅

ハヤブサヒナ2羽

 


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