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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

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2025年7月9日(水)石垣島(3)

2025年07月09日 | 県外・国外・その他

■2025年7月9日(水)6:10-10:46【天気】薄曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500L
【場所】石垣島
【種名】3日間通しての出現鳥種、第8版準拠。リストから外れたカタグロトビは第7版から。
カルガモ+、リュウキュウキジバト++、チュウダイズアカアオバト+、バン、リュウキュウヒメクイナ1、シロハラクイナ++、チュウシャクシギ1、イソシギS1、タカブシギS3、オオアジサシ1、ベニアジサシ+++、エリグロアジサシ1+、リュウキュウヨシゴイ成1、ズグロミゾゴイ幼1、アマサギ+、ムラサキサギ5、チュウダイサギ3、チュウサギ3、コサギ4、クロサギ白3、カンムリワシ3、リュウキュウサンコウチョウ1、モズSP1、オサハシブトガラス++、リュウキュウヒヨドリ++、シロガシラ++、セッカ5、リュウキュウツバメ++、イソヒヨドリ1、スズメ+、コウライキジ♂1、インドクジャク1、インドハッカ7、カタグロトビ1(18科34種)
【メモ】石垣島最終日は、最初に5時30分にホテルを出発して、二日間でまだ見ていない鳥がいそうな林道を下見した。ところが、目的地に着くまで、まだ時間があるとエアコンをつけて、窓を閉め切っていたところ、某農園近くの電線にトビ=カンムリワシが止まっていた。石垣島にはトビはいないので、トビ(ノスリ、サシバでもいいが)が電線、電柱にとまっている、あるいは飛んでいる、田んぼで餌を食べていると言えば、それはカンムリワシなので、とても分かりやすい。やった、カンムリワシだ!と車から降りて、近いところにいたカンムリワシにレンズを向けて、シャッターを切ったとたん、画面がどんどん白くなっていった。なんだーと思って、はっと気づき、レンズを見ると真っ白だった。慌てて車に戻り、やむをえずティッシュで拭いて(これは禁じ手だ、フィルターだからまだいいが)戻るとすでにおらず、目の前の畑でなぜか2羽でじゃれていた。レンズを向けると、一羽は灌木の中に飛び去り、もう一羽も飛ぼうとしたので、1/20で流し撮りしたのが、掲載した悲惨な写真。がっかりしたが、まあ、前回ばっちり撮影したからいいやと気を取り直し、改めてレンズクリーナーキットできれいにし、車を先に進めた。当然エアコンはつけているが、窓は開けている。こうすれば曇ることはないのだが、失敗だった。里の方に下りると、ムラサキサギやインドクジャクなどがいた。ここで引き返し、ホテルに戻り、朝食を食べ、チェックアウトし、先ほどの道を通り、川平湾方面を探鳥し、田んぼも周り、11時には空港に着いた。この間、林道でズグロミゾゴイを見つけたが、3,4羽いたらしいリュウキュウアカショウビンは見つけることができなかった。また、キンバトにも出会えなかった。シギチは、チュウシャクシギとタカブシギしか見なかったが、オーストラリアセイタカシギとセイタカシギも海岸にいたようだ。
結局、あまり自分では見つけられず、前に見たからいいやの3日間になってしまった。
情報を寄せていただいた皆様に感謝申し上げます。宮古島は、ガイドなしでもOKだが、石垣島はガイドしていただいた方が、ずっといろんな鳥が見られると改めて思った。
【写真】
  
曇りレンズのカンムリワシ/ムラサキサギ
  
インドクジャク/林道のズグロミゾゴイ。この大きさでこういうふうに止まっていれば、さすがに見つけられる。
  
チュウダイズアカアオバト。朝、局地的だがたくさん電線に止まっていた/ムラサキサギ
  
コサギ/ムラサキサギ/稲刈りがまだ済んでいない田んぼが多かった。
  
コサギと右下茶色いのがリュウキュウヨシゴイ♂/チュウシャクシギと川平湾
  
タカブシギ夏羽。8月下旬にはこうした環境があちこちに見られるようになり、シギチで”溢れかえる”驚きの田んぼの風景となる。


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2025年7月7日(月)~9日(水)石垣島ダイジェスト

2025年07月09日 | 県外・国外・その他

■2025年7月7日(月)~9日(水)【天気】台風、曇り晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】石垣島
【種名】ムラサキサギ、クロサギ、カンムリワシ、インドハッカ、オオアジサシ、ベニアジサシ(4科6種)
【メモ】石垣島に渡り、アジサシクルーズに参加予定だったが、台風4号で海は大荒れ中止。3日間石垣島を一人で周る。
【写真】
  
オオアジサシ/クロサギ白色型/ベニアジサシ
  
インドハッカ/ムラサキサギ/カンムリワシ


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2025年7月8日(火)石垣島(2)

2025年07月08日 | 県外・国外・その他

■2025年7月8日(火)8:00-12:00【天気】曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500L
【場所】石垣島
【種名】3日間通しての出現鳥種、第8版準拠。リストから外れたカタグロトビは第7版から。
カルガモ+、リュウキュウキジバト++、チュウダイズアカアオバト+、バン、リュウキュウヒメクイナ1、シロハラクイナ++、チュウシャクシギ1、イソシギS1、タカブシギS3、オオアジサシ1、ベニアジサシ+++、エリグロアジサシ1+、リュウキュウヨシゴイ成1、ズグロミゾゴイ幼1、アマサギ+、ムラサキサギ5、チュウダイサギ3、チュウサギ3、コサギ4、クロサギ白3、カンムリワシ3、リュウキュウサンコウチョウ1、モズSP1、オサハシブトガラス++、リュウキュウヒヨドリ++、シロガシラ++、セッカ5、リュウキュウツバメ++、イソヒヨドリ1、スズメ+、コウライキジ♂1、インドクジャク1、インドハッカ7、カタグロトビ1(18科34種)
【メモ】
今日はクルーズの日だったが中止。台風4号になった熱帯低気圧の影響が、あまりなかった前週は、クルーズが実施されていたようだったので残念。海況を見ると、月曜最悪、火曜も同じようなもの、明日も無理。涙高3m以上で海上の風10m以上では、とても無理。以前、秋に行った金華山アホウドリ調査(ハジロアジサシ見た時の)で、懲りている。
ということで、仕方なく島内を一周してみることにした。前回は行かなかった島の北部をぐるっと周った。平久保崎灯台まで途中鳥を探しながら行ったが、特に出ず、天気も悪いので本来美しいはずの風景もどんよりしている。帰りに、幹線道路から林道に行く道路の途中で、一見ドバトのような群れ7羽が飛んでいるのを発見。群れでモビングしていたのが、カンムリワシだった。遠かったが急いで車から降りてレンズを向けたが、あっという間にカンムリワシは、モビングされて降りてしまった。その群れが引き揚げて来て、今度はムクドリに見えて、近くの電柱に止まったのを見ると、これが前回も見たインドハッカだった。曇りでなければかなりきれいな鳥だ。それから、林道2つ行ったが、何も出なかった。というか、じっと茂みで止まっている鳥を探すのは苦手で、ちょっとでも動けばすぐ見つけられるのだが。前回もリュウキュウアカショウビンを教えてもらって、やっと見つけたくらいだった。また、キンバト!と言われたが見逃し。ということで、本当はいろいろいたのだろうが、何も見ず。リュウキュウサンコウチョウは、民家近くにいて鳴いていたが、見つける前にいなくなって、見ることができなかった。あとは、教えていただいたポイントをいくつか周り、かろうじてカタグロトビを見て、ベニアジサシとエリグロアジサシを見に行った。
時間帯が早く、干潮だったので、昨日よりは、数も多く、岩礁からけっこう離れたところまで群れがいた。岩礁のベニアジサシは、あとで写真で見ると多くは、抱卵中のようで、卵も見えた。エリグロアジサシは10羽程度いるということだったが、1羽しか見つけることができなかった。これで、晴れていれば、とてもきれいな風景になったのだが、ぼんやり霞がかかったような風景だった。疲れたので、ホテルに戻り、いつものように午後は昼寝して一日を終えた。
【写真】
  
シロガシラは、リュウキュウヒヨドリ、リュウキュウキジバトくらい、たくさん電線に止まっていた。
  
オサハシブトガラス/カンムリワシを迎撃して戻るインドハッカ7羽
  
近くの電線に止まろうとするインドハッカ/何か咥えているシロガシラ/リュウキュウヒヨドリ。
  
シロハラクイナ。すぐ逃げられて写真には撮れなかったが、リュウキュウヒメクイナもいた。/カタグロトビ/稲刈りがまだ終わっていないところが多く、終わったところは田起こしで、水は張られていなかった。8月下旬には2期作の田植えや代掻きで、水田に水が張られ、至る所にシギチが”ごちゃっと”いることになる。
  
干潮で、岩礁のかなり手前までベニアジサシの群れがいた。まだ嘴が黒いベニアジサシが一羽いた。/ベニアジサシの尾は図鑑通り初列風切より長い。下のエリグロアジサシは短い。
  
胸が薄ピンクで美しい/エリグロアジサシ/コロニーにベニアジサシが一羽降りて来て
  
ベニアジサシとエリグロアジサシが威嚇?している/餌を運んでいるベニアジサシ
  
ベニアジサシの群れ/クロサギの白/イワオウギガニ


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2025年7月7日(月)石垣島(1)

2025年07月07日 | 県外・国外・その他

■2025年7月7日(月)13:47-17:17【天気】曇り、小雨【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500L、 EOSR5+RF16stm
【場所】石垣島
【種名】カルガモ+、リュウキュウキジバト++、チュウダイズアカアオバト+、バン、リュウキュウヒメクイナ1、シロハラクイナ++、チュウシャクシギ1、イソシギS1、タカブシギS3、オオアジサシ1、ベニアジサシ+++、エリグロアジサシ1+、リュウキュウヨシゴイ成1、ズグロミゾゴイ幼1、アマサギ+、ムラサキサギ5、チュウダイサギ3、チュウサギ3、コサギ4、クロサギ白3、カンムリワシ3、リュウキュウサンコウチョウ1、モズSP1、オサハシブトガラス++、リュウキュウヒヨドリ++、シロガシラ++、セッカ5、リュウキュウツバメ++、イソヒヨドリ1、スズメ+、コウライキジ♂1、インドクジャク1、インドハッカ7、カタグロトビ1(第7版)(18科34種)※3日間すべて ※第8版
【メモ】前回の石垣島には、ジシギの識別の勉強に行ったが、今回は2日目のアジサシクルーズが目的だった。しかし、石垣島に行く前の週に熱帯低気圧から台風4号が発生し、石垣島にそもそも飛行機が飛ぶのか?という心配からしなければならなかった。せっかく、職場からは年休じゃなくて、夏季休暇で行ってね、と言われたのに、石垣空港往復が飛ばず、中部国際往復で、そもそも人混みが嫌いなのに、万博見てもしようがない。しかし、その後、どうやら、石垣空港まで飛べるような状況になり、クルーズはどうかとなったが、海況を見ると、月曜日から水曜日までもだめだめという状況だった。また、来年行くしかない。
ということで、前回は、ガイドを3日間、昼夜お願いしたので、28科72種もでたが(季節が違うということもあるが)、見て当然のリュウキュウアカショウビンとかその他もろもろの鳥をはずした。天気の関係で、南国特有のきれいな海の景色もあまり見られなかったが、3日間、レンタカーで、前回行けなかったところを含めて、島全体の幹線道路と林道はほぼ走ったのでよかったと思う。地元では当たり前の大好きな田んぼ巡りもした。ツルクイナなどは畏れ多い鳥で、前回、「前を飛んで横切るからレンズ構えててよ!」と言われ、構えていたら本当に♂がフロントガラスの前を横切って行った。オーストラリアセイタカシギやきれいなジャワアカガシラサギを見ることができたのはよかったし、宮城県では見られなくなったタマシギも♀をしっかり見ることができ、お二人のガイドには感謝しても余りある。あらためてお礼申し上げたい。
 さて、1日目は、前回最初に行った浜に行き、ベニアジサシの営巣を見た。前回は8月下旬だったので、嘴が黄色いベニアジサシも多くいたが、今日は全部赤だった。しかし、時間的に潮がかなり満ちてきており、前回同様遠かった。ちょっと遠いなとか一人ぶつぶつ言っていると、クロサギのシロがこっちに飛んできて降りた。さらに、向こう側から、少し大きめのアジサシが飛んできた。消去法で行くと、オオアジサシしかいない。それが、どんどん近づいてきて、岩の上に止まってしばらくいた。それから、こちらにさらに近く飛んできて、頭上近くでホバリングを始めたので、動画を撮影した。こんなに近くでオオアジサシを見たのは初めてだった。去年の10月の苫小牧航路のハジロミズナギドリの方が近かったが、それくらいの感激。要するに、近くで魚をとろうとしていただけのようだったが。
 浜を後にして、前回周ったところを見ながら、17日はホテルにチェックインした。季節がらシギチはいないのは当然だが、他の鳥も少なった。そもそも、台風の影響で強風、小雨がちだったので、仕方がないと言えばそうだが。打ち合わせで、明日のクルーズは中止ということになり、夜も強風だが、サガリバナを見に行くことにした。車で10分ほどの田副農園に行くと、「ハブ注意」の立て札と共に、ツアー客がいっぱいいた。風が吹いているので、花房自体が揺れ、低速シャッターではぶれる。まさか流し撮りもできない。ということで、ほぼ全滅だったが、16mmで撮影したものを1枚載せておいた。沼地に花が落ちていないか見たが、小径の上で沼の水辺の近いところにはけっこう落ちていたが、水面に浮かんでいるものはなかった。その後、ホテルに帰着した。
明日、明後日は完全フリーなので、ポイントを教えてもらったりした。
【動画】
オオアジサシのホバリング  ※オオアジサシの両端の尾羽はあまり長くない。※後頭部の黒いボサボサがなかった。※魚はいなかったようだ。
【写真】
  
ベニアジサシのコロニー/オオアジサシ/海岸の様子
  
オオアジサシ
  
オオアジサシ
  
オオアジサシの上嘴の先端に小さな黒斑がある/クロサギ白色型
  
クロサギ白色型/シロハラクイナ/サガリバナ


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2025年5月8日(木)宮城県外

2025年05月08日 | 県外・国外・その他

■2025年5月8日(木)【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】県外
【種名】フクロウ(1科1種)
【メモ】閖上に行ったが、河口に人が多く、シギチが全然だった。鳥の海に行ったら、まだ、オオソリ8・オバシギ3・チュウシャク+とキアシ+がいた。閖上は夕方の方がいいと決めて、時間まで去年5月11日に行ったフクロウの巣立ち雛を見に行くことにした。あれ、ここじゃないねとか言って、なかなか目的地に到着できず、電話をかけたり、宮司さんに教えていただいたりして、何とか到着できた。現地では、超望遠レンズから、スマホまで、大勢の方がいた。ヒナはちょうど順光のケヤキの枝に止まっていた。掻き掻きはしたので、あくびを見たかったが、してくれなかった。お腹の少し出ているもふもふが、お子様らしく可愛かった。
【動画】フクロウ巣立ち雛

【写真】
  
眩しいからか、たいていは向こうを向いているが、体は順光向きなので、こちらを向くまで待っていた。
  
鋭い爪でかきかきしていた。最後はじゃんけんパーをしてくれた。


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2025年3月22日(土)~24日(月)フェリー航路・藤前干潟

2025年03月24日 | 県外・国外・その他

■2025年3月22日(土)~24日(月)【天気】晴れ曇り、強風、視界悪し【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】仙台-名古屋航路往復の仙台湾以外、藤前干潟
【種名】
〇藤前干潟、周辺
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ダイゼン、ダイシャクシギ、アオアシシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、ハヤブサSP、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ(13科27種)
〇松川浦沖~北茨城沖(往)・銚子沖~松川浦沖(復)
シロエリオオハム++、コアホウドリ1、クロアシアホウドリ1、アホウドリ成1幼2+、オオミズナギドリ++、ミツユビカモメ成夏2、ウミネコ、カモメ成1、セグロカモメ++、オオセグロカモメ+、ウミスズメ+++(5科11種) オットセイSP、ゴンドウイルカSP
【メモ】約10か月の勤務が終わったので、お疲れ休みで船に乗った。しかし、天候がいまいちで、行きは浪江町沖で、ウミスズメの大群、帰りは銚子沖からのアホウドリ類くらいで、しかも、津軽海峡に比べ、船と海鳥の距離がやたら遠く、藤前干潟のシギチやカモメもかなりの遠さだ。ただ、フェリーの往復で、いろいろ出ているのを教えていただいて感謝だった。ちなみにこの航路は、2011年3月、2014年10月、2022年10月に乗っている。
【写真】
  
ミツユビカモメ夏羽/ウミスズメ/夜明け
  
伊良湖岬の絶景ホテル、露天風呂もいい/ウミネコ、ズグロカモメ、ユリカモメ/ボラがほぼ直線に並んで飛び跳ねていた。
  
今回もシギチはいっぱい、いるにはいるが遠い/オオミズナギドリ/ここからアホウドリ成鳥を探す。
  
教えていただいたアホウドリ成鳥。近くを飛ぶオオミズナギドリと比べると大きさがわかる/セグロカモメが多かった。
  
ゴンドウイルカの仲間/オオセグロカモメ
  
相馬沖からシロエリオオハムが多くなってきた/オットセイの仲間


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2025年2月28日(金)加瀬沼公園

2025年02月28日 | 県外・国外・その他

■2025年2月28日(金)13:01-13:08【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】加瀬沼公園
【種名】オオハクチョウ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、トビ、モズ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ(7科12種)
【メモ】仕事帰りに加瀬沼に行ってみた。全くの帰り道の寄り道で蒲生コースよりずっと近いのだが、今まで行っていなかった。ツグミがそろそろかと思って行ったが、ツグミ一羽いなかった。モズとヒヨドリがたくさんくらい。沼の堤防を登ると、ユリカモメがたくさんいた。これは久々に近いユリカモメ。ということで、この時期はもう頭以外は夏羽になっているのが多いので、1S、2S、成鳥の夏羽を探すことにした。やはり、カモメもシギもカモも近いのが一番だ。一羽一羽見ているうちに、嘴の先の黒いのが薄いのを2,3羽見つけた。これは、第2回夏羽ということになる。ということで、ツグミは見なかったが、ユリカモメの各世代の頭以外夏羽を見て帰ってきた。明日は江島航路往復予定。何かカモメが出るといいが。
【写真】
  
モズ♂/こんな感じで餌目当てに集まっている/成鳥
  
第1回夏羽/これは嘴の黒さがやや薄く、赤い部分も濃くないので、これが第2回夏羽/成鳥頭以外夏羽
 
成鳥頭以外夏羽/第1回夏羽/第1回夏羽。種列風切りの縁が茶色い。


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2025年1月19日(日)クロサギ県外

2025年01月19日 | 県外・国外・その他

■2025年1月19日(日)13:04-13:21【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500 F7.1 ISO400 
【場所】県外
【種名】亜種ダイサギ1、クロサギ1(1科2種)
【メモ】クロサギは、以前は気仙沼、田代島で見たことがあったが、蒲生や中浜に出た時も時すでに遅しだったが、今回は出てる出てると言われて、日頃から何回も行っているフィールドで、運よく見ることができた。午前中にはおらず、本来の鳥探しに行って、戻って来たところ、ダイサギと一緒に魚を獲っていた。魚を獲るところは見ることができなかったが、獲ってから、食べようとダイサギのところから、ひそかに離れようとしてダイサギに見つかってしまった。しかし、逃げて走りながら急いで飲み込みんだ。獲った魚は、メジナのような感じがする。その後、また、2羽で魚を真剣に探す。見ていると、ダイサギがクロサギのところに近づいているが、その逆の場面もあった。その後、場所を変え、互いに2,3m離れた場所で魚を探す。というところで、次のフィールドに向かった。すでに50回以上行っているフィールドで、やっと見ることができたのは感謝の至りだ。翌週、EF500を持って行き、より高画質で撮影しようとしたが、そういう時に限っていなかった。というか、まだ1回しか見ていないのだから。
撮影していて気がついたが、クロサギの喉は白いタイプで、図鑑によれば、九州以北とあったが、石垣島、宮古島、伊良湖崎、鳥羽水族館周辺は全部喉白だった。今年は夏に石垣島と仲ノ神島に行く予定なので、喉白でない個体を探すつもり。白いクロサギは当然喉白だが。

【動画】クロサギの採餌行動(画面が揺れます)
【写真】

  
喉白クロサギ/おそらくメジナと思われる魚を捕まえたクロサギ/それを横取りしようとするダイサギ
  
必死に逃げて、走りながら飲み込む/また、2羽で餌探し
  
近くにやって来て、2羽で真剣そのもの
  
見ているうちにはどちらも餌は獲れなかった
  
クロサギの眼球は、どちらかというと顔面から斜め下には出ておらず、普通に横についている感じがした。
 
若い個体は、上面に黒褐色の羽毛が多いが、この個体は成鳥と思われる。


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2024年12月16日(月)東よか干潟

2024年12月29日 | 県外・国外・その他

■2024年12月16日(月)6:52-:11:05【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】東よか干潟、周辺耕地
【種名】ツクシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、カワウ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、オオバン、ダイゼン、シロチドリ、ソリハシセイタカシギ、ダイシャクシギ、ツルシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、セグロカモメ、ホイグリンカモメ、タイミルセグロカモメ、トビ、オオタカ、ノスリ、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ、コクマルガラス、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツリスガラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、オオジュリン(21科44種)※見ないでしまった鳥:カササギとコクマルガラス淡色型 タイミルセグロカモメは亜種不明
【メモ】今回の遠征鳥見の第一目標が東よか干潟の前回吹雪再チャレンジだった。前回は2022年12月23日(金)だったが、年休を1日もらって、今回は12月16日(月)の満潮時5.3mの日にした。前日、諫早干拓の帰りに東よか干潟に寄ってみた。まだ、日没まで時間があり、潮が遠くまで引いていて、その先に海苔網を支える支柱が見える。その干潟に、カモやカモメ、シギチ、クロツラヘラサギがいて採餌しているのがはるか遠くに見えた。堤防に備え付けの望遠鏡で見ると、ハマシギが蟻のように動き回っているのが見えた。なるほど、これでは干潮の時は無理ということがよくわかる。このあたりが宮城県の常識とは、全く違うところだ。潮が引くレベルが違うし、干潟の面積は比較にならない。塩釜とか松島でいえば、奥松島まで全部引いても全然足りない。googlemapで縮尺5Kmで比較すれば、そのスケール感がよくわかる。何しろ湾ではなく”有明海”だから。
 さて、早朝、真っ暗な5時30分に起床して、現地には月を見ながら6:40頃到着。まだ、朝日が昇っていない。ビジターセンターに着くと、隣接する水を張った田んぼに、おなじみのナベヅルの作り物があって、すぐわきには本物のアオサギが寒いのか身を縮めていた。堤防に上がりしばらく見ていると、海は金色に染まりとても美しかった。前日、ビジターセンターの方から、あまり潮は引かないという話をされ、明日もほぼ同じ潮位なので、干潟の白く光っているところまで、潮が満ちる地点という話だった。2022年の時はすぐ近くまで満潮だったはずだがと思ったが、あまり近くないなと思い、でっかく撮るより、風景を入れて環境写真っぽく撮ることに決めた。こういう時は、R5とRF100-500は本当にいい。7時53分にオオタカ若鳥が堤防を越えて、ダイシャクシギの群れに襲いかかった。夜明けからずっと見ていると、けっこう、潮が満ちてくるのに合わせて鳥の動きが多かったが、これは猛禽による移動ということになる。
 それから、満潮は10時過ぎなので、しばらくあるということで、周辺を見ることにした。潮が満ちて来ていつの間にかクロツラヘラサギの群れがいなくなっているのに気づき、たぶん、耕地に行っているだろうと思って、堤防沿いに車を走らせていると、いました。けっこうな数のクロツラヘラサギとヘラサギの群れが、アオサギの群れと一緒にいた。ついでに見ている水路の草むらからツリスガラが2羽やってきたが、すぐに飛んで行ってしまって、全く写真には撮れなかったのは残念。ずっと昔に谷津干潟で見て以来だったが。それから、時間になったので、干潟に戻ると、やはり前回、柵の前までいたのが、ちょっと遠かったが、景色が素晴らしかった。シギチも前回同様の種類と個体数だったような感じがしたが、あえて言えば、ダイゼンの群れが少なかったように思った。
しばらく見て、最後にまた猛禽が出たのか、ソリハシセイタカシギとダイシャクシギの群れが一斉に飛び立つシーンを見て、終了とした。来てみて本当によかった。
【写真】
  
コールドムーン/ビジターセンター近く/堤防からの眺め
  
干潟前面/クロツラヘラサギがいるが、よく見ると溝の中にもいる。潮が満ちれば移動する
  
オオタカ若鳥の襲来/飛び立ちダイシャクシギ/ハマシギ他、今回ここで見られたシギチの種類が全部写っている
  
柵前の泥地。ここはまだいいが、もっと行くとはまってしまう。/シチメンソウ/ダイシャクシギ。後ろにアオアシシギとコアオアシシギ
  
ミヤマガラス成鳥と幼鳥/クロツラヘラサギとヘラサギの群れ。目の下が黄色い生殖羽のクロツラもいる。
  
溝が好きなのか/水を張った耕地にズグロカモメ1W/ツクシガモ
  
ツクシガモとダイシャクシギ/ズグロカモメ1W。耕地の乾いた土の上にけっこうな数がいて、それがほぼ1W。
  
ツクシガモ他/シロチとハマシギ/セグロ、タイミル、ホイグリン
  
手前からセグロ、タイミル、ホイグリン/ホイグリン、タイミル
  
ズグロカモメadWの群れ/ツルシギとツクシガモ/ツクシガモ。遠くに海苔養殖網と支柱が見える。/ツクシガモとダイゼン
  
手前がタイミル、左がホイグリン2羽、右がセグロカモメ/飛び立つハマシギ
  
セグロカモメ4W/ダイゼンの群れ/ソリハシセイタカシギ
  
飛び立つダイシャクシギとソリハシセイタカシギ/
  
ツクシガモ/メジロ
  
証拠写真のフロントガラス越しコクマルガラス/ズグロカモメ1W


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2024年12月15日(日)諫早干拓

2024年12月28日 | 県外・国外・その他

■2024年12月15日(日)11:23-13:36【天気】曇り、小雨【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】諫早干拓(小江干拓、中央干拓、森山干拓)※吾妻干拓へは時間がなく行かずじまい。
【種名】マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キジバト、マナヅル、ナベヅル、オオバン、タゲリ、セグロカモメ、トビ、ハイイロチュウヒ♂♀、ノスリ、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒヨドリ、ムクドリ、ホシムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、アトリ(16科26種)
【メモ】千々石海岸でカモメを見て、道を引き返し、まずは中央干拓に行ってみた。各干拓地は、水路と堤防で区切られていて、ここまでは〇〇干拓エリアとわかりやすい。とりあえず、ツルとクロツラヘラサギを見ればOKということで、あまり細かく鳥は見なかったが、ツルは、大好きなマナヅルがたくさんいて、うれしかった。そして何よりも、マナヅルの群れが採餌する風景が素晴らしかった。次に森山干拓に行くと、あちこちにナベヅルとマナヅルがいた。農道のすぐわきで採餌していて、車を停めても特に何とも思わないようで、親子で採餌を続けていた。吾妻干拓にも行けばよかったが、調整池に行きたかったので、戻って小江干拓に行ったのはいいが、調整池といってもやたら面積が広く、どこにいるか聞ける人もいなかった。雨もますます降ってきた。今日は、東よか干潟の夕暮れ時と干潮の様子も見たかったので、狩りをしていたハイチュウを間近に見て終了となった。諫早干拓はもったいなかった。どこも、もっといたかった。
【写真】
  
諫早干拓北部排水門/海側、遠くに雲仙岳/中央干拓の一面のキャベツ畑
  
伊豆沼や蕪栗沼の田んぼの水路のようなところや耕地に、ガンではなくツルがいた。
  
耕地にはたくさんのハウスが立ち並んでいた/耕地のマナヅルの群れ
  
マナヅルの幼鳥というと頭のあたりが茶色っぽいが、これは黒基調だった。2,3年目くらいなのか。/ナベヅルの親子/マナヅルの両親
  
マナヅル親子/アトリ/ホシムクドリ
  
タゲリ/ハイイロチュウヒ♂。蕪栗沼だと、塒を旋回するのをみんなで見ているが、こちらでは、中央干拓や小江干拓の農地が狩場のようだった。


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2024年12月15日(日)千々石海岸

2024年12月26日 | 県外・国外・その他

■2024年12月15日(日)10:10-10:47【天気】曇り、小雨【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】千々石海岸
【種名】ウミネコ、セグロカモメ、モンゴルセグロカモメ、ホイグリンカモメ、タイミルセグロカモメ(1科4種+亜種不明1)※タイミルセグロカモメは多く見られるが、現時点では亜種不明。
【メモ】※カモメの識別はあとで訂正の可能性あり
<はじめに>
 2022年12月、ツアーで東よか干潟を訪れ、宮城県にはない広大な干潟に感動した。あいにく吹雪の日で、近いうちにじっくり見てみたいと思った。また、諫早干拓にはまだ行ったことがなかったので、この2か所を鳥見のメインにした。また、諫早干拓の近くに千々石海岸というカモメの名所があるということで、ここにも行ってみることにした。仙台空港を14日(土)午後の福岡空港行きのANA(IBEX)に乗り、2時間ほどで福岡空港に到着。そこから電車を乗り継いで、特急かささぎで、佐賀駅に到着、ホテルへは18時少し過ぎた頃。翌16日(日)朝、8時にレンタカーを借りて、有明沿岸道路~多良岳オレンジロード~諫早湾干拓堤防道路を通って、雲仙多良シーライン展望所へ。そこから、吾妻干拓や森山干拓を眼下に、山越えで千々石海岸に到着。10時30分ちょうど。ここまで84.5Km、途中、明日の東よか干潟用長靴を購入した。車は現フィットのハイブリッド。レンタカーなのでUSB端子がなく、店でアダプターも購入。スマホ2台持ちなのでこれもOK。
<千々石海岸の大型カモメ>
 さて、事前にGoogleMapで見た千々石海岸のちょうど真ん中あたりの海岸脇の道路に出て見渡すと、海岸の両方の端にカモメの若干の群れがいた。そこで、まずは順光側に行くことにした。というのも背の濃さ薄さは光線の角度でかなり変わるので、いろいろ方向を向いてもらわないと分からない。全部で15羽いて、一番手前に1羽、薄灰色の羽で足が薄ピンクのカモメ。海岸一番奥に足ピンクのセグロカモメと足の黄色いカモメ。真ん中に残り12羽がいて、1羽はウミネコ。足の黄色と背の黒さが比較できる。12羽の中で、明らかに背がウミネコレベル=ホイグリンカモメがいるが、近くに行ってみないと分からない。後は亜種不明のタイミルセグロカモメとあたりをつけた。結果的として、千々石海岸で見たのは、セグロカモメ、モンゴルセグロカモメ、ホイグリンカモメ、タイミルセグロカモメ、ウミネコの5種で、妥当なところ。
 千々石海岸の大型カモメは、足が黄色いのが多く、背も薄いのがたくさんいた。宮城県では、足の黄色と橙黄色がいれば、だいたいタイミルなので、いたいたという感じ。時間があればいつまでも見ていたかったが、12時を過ぎ、諫早干拓の時間が無くなり、さらに夕方の東よか干潟も予定しているので、千々石海岸をあとにした。ちなみに、海岸の反対端にいたカモメは行ってみたら1羽もいなくなっていた。景観のいい観光地で、1年くらい毎日いたいところだった。この記事を出すのに11日もかかってしまった。カモメは難しいがおもしろい。
【動画】大型カモメ類
【写真】
  
モンゴルセグロカモメadWと飛翔。
  
モンゴルセグロカモメadWの飛翔。/ウミネコadWとホイグリンかと思ったら、
  
横を向いたら、翼が薄いタイミルadWだった。/この手前のadWが迷ったが、
  
こういう足の色のタイミルもいるのでタイミルadWにした/セグロカモメadW
  
全部タイミルadW
  
セグロカモメadW、後ろはタイミル/セグロカモメadW/セグロカモメadW
  
タイミルadW/セグロカモメadW/セグロカモメadW
  
かわいい♀型セグロカモメadW
  
セグロカモメadWと飛翔
  
セグロカモメadW飛翔/タイミルadW飛翔
  
セグロカモメadW飛翔/タイミル4W/セグロカモメadWか4W
  
セグロカモメadW
  
タイミル4W
  
タイミル4W/セグロカモメ4W/タイミル4W
  
セグロカモメ4W/セグロカモメadW♀型/タイミル4W
  
セグロカモメ4W飛翔/セグロカモメ4W
  
セグロカモメ4W/ホイグリンカモメ4W/セグロカモメ4W
  
セグロカモメ4W/タイミルadW/これは明らかにホイグリンカモメadW
  
モンゴルセグロカモメadW
 
ウミネコadW/全体の様子


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2024年7月4日(木)宮古島(5)パナリ干瀬

2024年07月04日 | 県外・国外・その他

■2024年7月4日(木)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】博愛漁港~パナリ干瀬
【種名】クロアジサシ+++、マミジロアジサシ+++、ベニアジサシ1、(1科3亜種・種)
【メモ】昨年船を出してもらったのは8月だったが、今回は営巣時期で、岩礁にはたくさんのクロアジサシと、それよりは数が少ないマミジロアジサシが営巣していた。昨日、保良漁港から午後の時間だが、パナリ干瀬の漁港から見て右の方の海域で、エリグロアジサシとベニアジサシがダイビングしていた。今日は、クロとマミジロの採餌を期待していたが、そのシーンには会えなかった。そのため、写真は飛んでいるところだけということになっている。セグロアジサシもヒメクロアジサシもどうやらいなかったようで、来年は、別の島に行ってみたい。
とは言え、3日間いたので、エリグロとベニ、マミジロとクロの2種類2組がそれぞれ、棲み分けているのを観察することができた。

【写真】
  
マミジロアジサシ/クロアジサシ/岩礁で繁殖しているクロアジサシとマミジロアジサシ
  
マミジロアジサシ/クロアジサシJ/マミジロアジサシ
  
クロアジサシ/マミジロアジサシ/クロアジサシ


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2024年7月2日(火)~4日(木)宮古島(1)風景編

2024年07月04日 | 県外・国外・その他

■2024年7月2日(火)~4日(木)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR5+RF16
【場所】宮古島
【種名】リュウキュウカラスバト2、リュウキュウキジバト+++、キンバト3、チュウダイズアカアオバト12+、ズグロミゾゴイJ1、ゴイサギAd1・J1、アマサギ12、ムラサキサギAd1、クロサギ1、シロハラクイナAd1・J1、ミフウズラ♂1♀1+、ツバメチドリAd・J50+、クロアジサシ+++、マミジロアジサシ+++、ベニアジサシ+++、エリグロアジサシ+++、リュウキュウコノハズク2+、リュウキュウアオバズク2+、リュウキュウアカショウビン2+、リュウキュウハシブトガラス++、リュウキュウツバメ++、シロガシラ1、リュウキュウヒヨドリ+++、イソヒヨドリ+++、セッカ1、スズメ+++(13科25亜種・種)
【メモ】昨年は8月下旬に1泊2日で、一昨年の石垣島でよく見れなかったアジサシ類とキンバトを見に行った。しかし、セグロアジサシとヒメクロアジサシを見ることができなかったので、今回はアジサシ類がまだ子育てをしている期間に、仕事を2日間休み、行ってみた。(1)風景では、探鳥したコースについて記述する。
7月2日(火)仙台空港7時35分発~中部国際空港8:45着11:30発宮古空港13:55着のANA。ニッポンレンタカーで14:30頃、探鳥に出発。東平安名崎の保良漁港が今日の探鳥地。距離23.3km約30分で到着。ここで、ノッチ岩上のアジサシ類を探す。17:00には、昨年同様、3日目のアジサシクルーズ出港漁港の博愛漁港(2つある)近くのシーブリーズコーラルにチェックインする。疲れるので星は見なかった。イオンに買い物と夕食。鳥友から情報をいただく。
7月3日(水)ホテルから早朝熱帯植物園のある大野山林へ。そこから大野越排水溝の橋を通って、マングローブ林。さらに池間大橋を渡って島内一周し、今度は昨年時間がなくて渡らなかった伊良部大橋を渡り、もう一度保良漁港に戻り、探鳥。16:00にホテルに戻り、来間大橋にサンセットを見に行く。ちなみに、この日は水曜日で、入りたいお店は休みのところが多く、がっかり。
7月4日(木)博愛漁港7:00出港でパナリ干瀬へ。12時ころ帰着。14:35の宮古島発中部国際空港、さらに仙台空港帰着。
 天気は、3日間晴れで、34℃。保良漁港の堤防に熱くて座っていられない。漁港脇のビーチは海水浴客、シュノーケルの人たち。膝まで入ったが、温いというか少し熱かった。温泉プールに入っている感じ。魚やカニがいっぱいいた。遠浅で波なしのいいところ。ここを、シロエリアジサシとベニアジサシが飛び回っている。時々、スコールみたいな雨が2回降って、たまたま、そこに着く前や店にいたりした時だったので、雨が降ったのは分からなかったが、レンズカメラは一瞬に曇り、パニックに。シロハラクイナは白く写っていた。曇りとの闘いだった。

【写真】
  
保良漁港のノッチ/東平安名崎と平安名灯台/宿泊先シーブリーズコーラル駐車場から夕暮れ
  
大野林の夜明け/池間大橋/池間大橋から伊良部大橋を望む
  
伊良部大橋/保良漁港周辺
  
保良漁港周辺/来間のサトウキビ畑
  
シギラリゾート/来間島/来間大橋のサンセット


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2024年7月3日(水)宮古島(3)早朝~午後

2024年07月03日 | 県外・国外・その他

■2024年7月3日(水)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR5+RF16
【場所】大野山林~マングローブ林~池間大橋・池間島~伊良部大橋・伊良部島~熱帯植物園~保良漁港
【種名】リュウキュウカラスバト2、リュウキュウキジバト+++、キンバト3、チュウダイズアカアオバト12+、ズグロミゾゴイJ1、ゴイサギAd1・J1、アマサギ12、クロサギ1、シロハラクイナAd1・J1、ベニアジサシ+++、エリグロアジサシ+++、リュウキュウアカショウビン2+、リュウキュウハシブトガラス++、リュウキュウツバメ++、シロガシラ1、リュウキュウヒヨドリ+++、イソヒヨドリ+++、セッカ1、スズメ+++(13科25亜種・種)
【メモ】
早朝、と言っても南の島なので、夜明けがとても遅い。仙台なら3時30分頃には今の季節明るくなっているが、熱帯植物園近くの展望台で大野山林の夜明けは5時59分だった。日が昇っても、まだまだ暗い。遠くで、リュウキュウアカショウビンの声が聞こえる。一応、下に降りて、水場巡りした。ゴイサギの成鳥と幼鳥がいたが、長居せず出てきた。駐車場の近くの樹上では、キンバトやヨナグチカラスバトが鳴いている。車の近くで上を見上げたら、キンバト♂が止まっていてぷうぷう鳴いていた。キンバトは前回もここで6羽くらい見たので、そう言えば鳴き声を録音していないと思い、動画で録った。それから、大野越排水溝に行ったが、リュウキュウアカショウビンとシロハラクイナ、ズグロミゾゴイがいて、チュウダイズアカアオバトが電線にけっこうたくさん止まっていたり、スズメがやたらいた。それから、島一周ということで、マングローブ林から池間島、伊良部島に行って、結局、保良漁港にまた行くことにした。今日は浜から遠浅の海を膝までじゃぶじゃぶ歩きながら、アジサシ類を見て回った。海水浴客やシュノーケリングの方たちが結構いた。とにかく、素晴らしくきれいなところだった。
帰ろうとしたら、保良漁港内のすぐ近くの岩礁でもエリグロアジサシが営巣していると教えられ、行ってみたら本当に近かった。カニはいろんな種類がいたが、岩陰のアジサシ類を見に行くときに、途中の岩で、巨大なカニがいて、まるで、大きなクモのようにささそそと横走りに岩陰に隠れたのには、思わずぞわっとした。サンゴの浅瀬には、いろんな種類の魚がたくさん泳いでいるのが見えた。遠くから見ると、漁港の防波堤脇の岩にクロサギがいて、そのあたりをなぜか、飛び回っていた。一日いても飽きない美しい場所だ。

【動画】
キンバトの鳴き声
エリグロアジサシとベニアジサシの飛翔
【写真】
  
キンバト♂/リュウキュウキジバト/チュウダイズアカアオバト
  
シロハラクイナ成鳥/アマサギ/イソヒヨドリ幼羽
  
セッカ/リュウキュウツバメ/平良港クルーズ船ターミナル停泊中の客船
  
保良漁港の浜はサンゴの浜。あちこちでエリグロアジサシの求愛行動が見られた。
  
2羽で求愛行動をしていると、そこにもう1羽現れ、さらに1羽。
  
渚で待ってるエリグロアジサシ/あちこち飛び回っているエリグロアジサシ
  
ちっとも来ないなと待っている/営巣地/ベニアジサシとエリグロアジサシの群れ
  
大きな岩陰にベニアジサシとエリグロアジサシがいて、飛んでは戻るを繰り返していた。/カニと魚
  
さすがに暑いのか、岩陰にいて、しきりに何かしゃべっている/近くにベニアジサシの巣があったのか、1羽急降下。
  
ベニアジサシ/カニの一種/エリグロアジサシ
  
エリグロアジサシ営巣中/エリグロアジサシ/漁港内の岩礁で抱卵
  
抱卵のアップ/♂か♀がやってきた。
 
抱卵するペア/エリグロアジサシとベニアジサシ


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2024年7月3日(水)・4日(木)宮古島(4)夕方・早朝

2024年07月03日 | 県外・国外・その他

■2024年7月3日(水)・4日(木)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】宮古島
【種名】ミフウズラ♂1♀1+、ツバメチドリAd・J50+、リュウキュウコノハズク2+、リュウキュウアオバズク2+、エリグロアジサシ+、リュウキュウツバメ+、リュウキュウヒヨドリ+、イソヒヨドリ+、スズメ++(8科9亜種・種)
【メモ】ホテルについて軽食を摂り、昨年同様、来間大橋にサンセットを見に行った。来間大橋に行く途中に、広いサトウキビ畑があり、刈り取られた広い場所に、たくさんのツバメチドリがいた。成鳥、幼鳥、合わせて50+いて、盛んに飛び回っていた。ケリと同じ感じで、幼鳥も成鳥も道路のすぐ近くにいるが、車が近づくと、たくさんやってきて、警戒の鳴き声を発している。ほぼケリのような鳴き声と行動。にも拘わらず、目の前の成鳥、幼鳥は、特に逃げるわけでもないところが不思議なところ。ここで、時間を取ってしまい、急いで来間大橋を渡り、畑の方に行ったところ、道の途中で、のんびり歩いているミフウズラのペアがいた。島の道路や畑の細道を走っていると、走って逃げていくのはシロハラクイナとミフウズラ、それにズグロミゾゴイなどだが、目の前のミフウズラのペアは意外とのんびりしていた。チャンスとばかり、ウインドウ越しに撮影しているところに、携帯に着信。たぶん、明日のクルーズの連絡と思ったが、ミフウズラの撮影の方が優先で、あとからショートメールで確認した。それから、急いで、来間大橋まで戻ったが、すでに太陽は沈んでいた。一応、撮影して、ホテルに戻る途中、体育館前を通った時に、道路の反対側はゴルフ場になっているが、その上空を、コウモリの大群のようにツバメチドリが飛んでおり、本物のヤエヤマオオコウモリが、駐車していた付近の灌木に、向かいの公園からバサバサと(音はしない)6羽ほど飛んできて止まった。ヤエヤマオオコウモリは大好きなので、当然ストロボはないので、ISO6400にしたら、F7.1でもピントが合う時があった。動画も撮影したが、頭や首を後足で気持ちよさそうに掻いていた。どうやら公園一帯の灌木にいるらしく、電線には、2羽リュウキュウアオバズクが止まり、公園の中の灌木では、リュウキュウコノハズクが2,3鳴いていた。夜は、見に行かないつもりだったが、ホテルに帰る途中、日が暮れたおかげで、観察することができた。
朝、クルーズ前に少し時間があったので、昨日、ミフウズラがいた場所まで往復した。途中、入江湾に架かる橋から、エリグロアジサシが飛ぶ、朝の美しい風景を見た。帰りの畑に寄って、また、ツバメチドリの群れを撮影して、博愛漁港に出港10分前に到着した。

【動画】
ヤエヤマオオコウモリ:逆さになってぶら下がっている片方の足で掻き掻きしている。前足でぶら下がる時は、おしっこやうんちをする時らしい。見たことはないが。EOSR5Ⅱをヨドバシに注文したが、このカメラなら、もっとよく撮れたろうにと思う。
【写真
  
夕暮れ時、ツバメチドリの成鳥・幼鳥がいる畑を見つけた。
  
50羽以上はいたようだ。
  
ミフウズラのペア/夕暮れにコウモリのように飛ぶツバメチドリ
  
来間大橋のサンセット/電線のリュウキュウアオバズク2羽/ツバメチドリ
  
ヤエヤマオオコウモリISO6400、F7.1、1/2秒/朝のエリグロアジサシ/朝のツバメチドリ
  
昨日と同じ場所に群れがいた。


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