私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2012年9月9日(日)青葉山公園長沼

2012年12月12日 | 青葉山・広瀬川
■2012/9/9(日)7:24-7:46【天気】晴れ
【場所】青葉山公園長沼
【種名】カルガモ,オシドリ♂2,♀3(1科2種)
【メモ】天気がよかったので仕事前に青葉山公園長沼のオシドリを見に行った。♂はエクリプスになっていた。♀2羽は♂1羽について泳いでいたが,そのうち♀の一方がもう一方の♀を威嚇していたが,よくわからない行動だった。
【写真】
  
■オシドリ♀
  
■オシドリ♂
  
■オシドリ♂ 嘴が赤い。
  
■オシドリ♂/オシドリ♂と♀
  
■オシドリ♂1羽と♀2羽。♀の1羽が他の♀1羽を威嚇していた。
  
■カルガモ/スイレン


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2012年12月1日(土)南三陸コース

2012年12月10日 | 南三陸漁港
■2012/12/1(土)11:34-13:43【天気】曇り
【場所】南三陸,追波川
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,ウミウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,コクガン42+18,マガモ,カルガモ,コガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,ホオジロガモ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,オオバン,イソシギ,ユリカモメ,タイミルセグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,タヒバリ,ヒヨドリ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,ツグミ,ホオジロ,オオジュリン,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(18科46種)
【メモ】若柳から佐沼,登米,柳津,津山を通って戸倉海岸に出た。折立川には昨年同様サケがたくさん上っていた。河口付近にはコクガンはいなかったが,防波堤を見ると,ちょっと遠かったが一見してタイミルセグロカモメ成鳥冬羽とわかる個体がいた。足は黄色ではなくオレンジイエロータイプ。顔つきがまずセグロカモメとは違う。冬羽の黒斑も後頸にあって,独特。移動して波伝谷漁港に行ったが,満潮でカモメ類は離れた防波堤に固まっていたが,特に珍しいものはいなかった。空もしばらく見上げていたが,オオセグロカモメやミサゴ,トビくらいだった。相川漁港には例によってコクガンの大群がいて,船揚場の藻を食べていた。大室漁港も同様だった。一羽コクガンで足にけがをしている個体がいて,白い羽毛が一部赤くなっていた。追波川の川岸にはオカヨシガモが多く,カイツブリ類も一通りいた。これから,12月下旬,1月とこのコースはおもしろくなる。
【写真】
  
■戸倉海岸,遡上したサケと川底のガードレール/ウミウ/ホオジロ♂
  
■タイミルセグロカモメ(足が黄色ではなく黄橙色タイプ)。しばらくは旧版と『カモメ識別ハンドブック』のカモメ科の分類,名称で記載することにする。基本的に本ブログは観察記録なので,そういった個体が来ているということが重要。従って,各記事の【種名】という記述は正確でないが,便宜上そのように記載しておくことにする。
  
■漁港のコクガン。今シーズンも,前のシーズンと同じようなパターンで観察されることだろう。


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2012年12月9日(日)鳥の海

2012年12月09日 | 鳥の海
■2012/12/9(日)8:28-10:59【天気】曇り
【場所】鳥の海
【種名】カワウ,ダイサギ,マガモ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,シロチドリ,ダイゼン1,ハマシギ++,ミユビシギ+,オオハシシギ3(6科11種)
【メモ】磯浜に行く途中,まず鳥の海で観察した。オオハシシギが3羽,ダイゼン1羽と東側干潟の渚で採餌していた。ハマシギの大群とミユビシギの群れは外浜にいた。
【写真】
  
■オオハシシギ冬羽
  
■ダイゼン幼羽/ミユビシギ冬羽/ハマシギ冬羽
  
■キジ♂/ノスリ幼鳥
  
■大津波で立ち枯れのマツと雪景色


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2012年12月2日(日)蒲生・岡田

2012年12月08日 | 蒲生海岸
■2012/12/2(日)14:26-15:20【天気】曇り
【場所】蒲生干潟・海岸,七北田川河口,岡田田んぼ
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ++,ダイサギ,アオサギ,オオヒシクイ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,キンクロハジロ,スズガモ,ホオジロガモ,シロチドリ3,イソシギ1,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,コクマルガラス淡色型7+3+・暗色型6+,ミヤマガラス450+,ハシボソガラス,ハシブトガラス(8科25種)
【メモ】仕事の帰りに蒲生くらいには寄らなければと思い,変なカモメはいないかと思い七北田川河口を見ると,カモメではなく(そう言えばカモメがいなかったが)オオヒシクイがいた。時々,マガンなどもいるので,特にいてもおかしくはないのだが,ちょっと似合わない感じがした。けがをしているわけでもなく,普通に飛んで行ったので群れにはぐれるか何かしたのだろう。干潟にはシロチドリとホオジロガモくらいしかいなかった。時間がすでに遅かったので,ざっと見て帰ることにした。岡田の田んぼを通りかかると,ミヤマガラスの大群がいて,すぐにコクマルガラスがいるのがわかったので,あぜ道に停車してしばらく見ていた。コクマルガラスの淡色型3羽が道路の反対側の田んぼにミヤマガラスの群れと一緒に飛んで行ったが,よく見るとまだ6羽が道路近くにいた。暗色型も10羽はいなかったと思うが,けっこう混じっていた。そのうち,コクマルガラスのペアと思われるような写真の2羽が車の方にやってきたので撮影したが,何しろもう午後3時をまわり,曇りでけっこう暗く,よい写真は撮れなかった。鳥の海の群れも例年コクマルガラスが10+混じっているが,今まで見た中では最大羽数だった。毎週,土日も何かと行事で休みがないので,行き帰りで見るほかないが,行けば行ったでよいシーンがたまには見られるものだ。なお,フィールドの範囲として,岡田は「大沼・赤沼」に入るが,とりあえずここに記載した。
【写真】
  
■ダイサギとアオサギ/オオヒシクイ/コクマルガラス淡色型6羽/
  
■コクマルガラス暗色型4羽は確実/ミヤマガラスとコクマルガラス淡色型。
  
■ミヤマガラスとコクマルガラス淡色型


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2012年12月2日(日)田谷地沼,宮崎

2012年12月06日 | 田谷地沼・宮崎地区
■2012/12/2(日)11:08-11:32【天気】曇り,雪
【場所】田谷地沼,宮崎
【種名】ダイサギ,アオサギ,カルガモ,トビ,ノスリ,キジバト,セグロセキレイ,ヒヨドリ,モズ,キクイタダキ,シジュウカラ,ゴジュウカラ,ホオジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(15科19種)(第6版準拠)
【メモ】現地で少し時間が取れたので田谷地沼に行って見た。薬莱物産館の辺りから積雪があり,田谷地沼に行く橋からはずっと雪道。駐車場で10cmくらい,沼周辺の遊歩道で10cmを越えていた。鳥はほとんどいなかったが,最初にゴジュウカラ,次にアオゲラ,次にシジュウカラ,杉林に入ってキクイタダキと出た。田んぼにミヤマガラスがハシボソガラスの群れに交じっていた。ミヤマガラスは11月に入って,宮崎地区の田んぼで見られるようになった。カヌー漕艇場にハクチョウ類がいるかと思って,橋を通過するときに見ているが日中は全然いない。ちなみにここ一週間は,宮崎地区で毎日ツキノワグマが民家のカキや大根を食べに出てきている。ニホンザルも2群れ見た。
【写真】
  
■キツツキ類の巣穴/雪の田谷地沼/アオゲラ♀


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2012年8月27日(月)南蒲生・蒲生

2012年12月01日 | 蒲生海岸
■2012/8/27(月)8:20-10:57【天気】晴れ
【場所】南蒲生・蒲生
【種名】カワウ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,ミサゴ,トビ,チョウゲンボウ,コチドリ18,ムナグロ2,トウネン350+,ヒバリシギ2,ミユビシギ4,イソシギ2,チュウシャクシギ1,オオセグロカモメ,ウミネコ,ヒバリ,ハクセキレイ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(13科24種)
【メモ】振休の日で蒲生にシギチを見に行った。最初に南蒲生でトウネンの群れやヒバリシギを観察した。ヒバリシギはあっという間にいなくなってしまったが,トウネンはすぐ近くでしばらく採餌の様子を見ていた。蒲生に移動しようとして最初に群れがいた場所に行ってみると,また別の群れがやってきた。特に他の種類は混じってはいない。トウネンは羽衣に変化があるのが普通なのだが,今日見た群れは,蒲生海岸を含めてほとんど同じパターンだった。蒲生に行くとチュウシャクシギが導流堤にいた。普通はあまり接近できないのだが,幼羽のためか,結構近くでしばらく採餌の様子や伸びをしたりするところを見ていた。海岸に行くと,200羽以上のトウネンの群れと数羽のミユビシギの群れが波打ち際で採餌しているのを見つけた。こうして次々と幼羽が群れで海岸線沿いに南下していくわけだが,大津波のために彼らの渡りの中継地もまた破壊されたわけである。地盤沈下で石巻の長浜は,浜自体が消失している。あの浜は例年トウネンの大群が見られる場所だった。蒲生干潟や海岸は,当初はこのままなくなるか,あるいは全部砂地になってしまうかというように地形がめまぐるしく変わったが,導流堤や河口の工事のおかげで以前の姿を少しずつだが取り戻しつつある(といってもだいぶ違うが)。
【写真】
  
■南蒲生南中河原・鍛冶谷地の被災地跡に飛来したトウネン幼羽の群れ
  
■トウネン幼羽/コチドリ成鳥夏羽から冬羽移行中/ヒバリシギ幼羽
  
■トウネン幼羽の羽衣にはいろいろパターンがあるが,これらの個体はほぼ同じパターン。
  
■採餌するトウネン幼羽。泥の中のとても小さな巻貝のようなものを食べていた。
  
■トウネン幼羽の伸び/海岸の方から別な群れがまたやってきた/蒲生導流堤付近の砂地にいたチュウシャクシギ幼羽
  
■チュウシャクシギの伸び
  
■今日3つめのトウネンの群れ/渚でハマトビムシの類を採餌するトウネン幼羽/いわゆる千鳥足(ミユビシギの方が本家という感じだが)のトウネン
  
■ミユビシギ成鳥夏羽から冬羽/浜で休むトウネン幼羽/ミユビシギとトウネンの群れ
  
■ミユビシギ成鳥夏羽から冬羽の飛翔/トウネン幼羽の飛翔/ムナグロ成鳥夏羽
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