私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

2018年、2022年と見に行き、2023年は巣が崩れてしまったらしく、今年は隣の岩で抱卵中だった。

2018年11月25日(日)蕪栗沼

2018年11月25日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2018/11/25(日)14:59-16:45:【天気】晴れ 【レンズ】RF35-105mm,EF100-400Ⅱ EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼,白鳥地区,周辺田圃
【種名】オオヒシクイ,マガン,ハクガン,シジュウカラガン(1科4種)
【メモ】塒入りを観察するために午後から蕪栗沼に行った。実を言えば,塒入りそのものを見ることは大学時代からほとんどなく,さらに蕪栗沼となると,おそらく5回あるかないかだ。理由は単に早く家に帰らないとという理由だけだが。前回はいつだったか忘れたが,たぶんリバーサルフィルム時代で,当時は当たり前だがカメラではなくビデオカメラで撮影していたと思う。何しろ36枚しか撮れないから。その時は,ガンが塒入りが終わった後,今度はカモが土手すれすれにビュンビュン飛んで田圃に行くのを驚いていたのを覚えている。その時は白鳥地区の土手にウズラもいたような。もちろん,ハイイロチュウヒの塒入り観察をしていれば,必然的にガンの塒入りも見ることになるが,塒入り自体を見るのとは全然違う。今回は,EOSRで撮影したが,本当に暗視カメラのようで,実際の写真と見た目では風景が全く違う。動画撮影で見ると分かるが,単に群れでやって来て沼にきりもみして入ると言うわけでもなく,それぞれの群れの行動を追っていくと,それぞれ違うというのもわかった。となりの沼から一気に移ってきたりもする。ところで,毎日寝る場所というのは,群れやファミリーで決まっているんだろうか?
【写真】
  
■蕪栗沼のオオヒシクイがいる風景と飛翔
  
■オオヒシクイ,シジュウカラガン,マガン,ハクガン
  
■シジュウカラガンとマガンの塒入り。白鳥地区/月



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2018年11月25日(日)蕪栗沼白鳥地区

2018年11月25日 | 動画観察図鑑

■2018/11/25(日)15:00-16:50【天気】晴れ【レンズ】RF24-105mmLIS
【場所】蕪栗沼
【種名】オオヒシクイ,マガン,シジュウカラガン,ハクガン,モズ(2科5種)
【メモ】蕪栗沼白鳥地区南側遊水池へのマガン,シジュウカラガンの塒入り。次第に水面が埋まっていく。何年ぶりかで塒入りを見た。
【動画】






■時間を追う毎に辺りが暗くなり,マガンとシジュウカラガンの大群が塒入りする。



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2018年11月24日(土)蕪栗沼

2018年11月24日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2018/11/24(土)9:34-11:25【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蕪栗沼,白鳥地区,小塩地区
【種名】キジ,オオヒシクイ,ヒシクイ,マガン,ハクガン,シジュウカラガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,キジバト,カワウ,ダイサギ,コサギ,オオバン,トビ,オジロワシ,チュウヒ,ノスリ,コチョウゲンボウ♀,モズ,カケス,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,シメ,ホオジロ(17科37種)
【メモ】普通の時間に行ったためか,寒い割には空気の揺らぎがあった。オジロワシが1羽いつもの辺りに止まっていたので撮影しに行った。あとからもう一度近くに止まったのを見に行ったが着く前に飛ばれてしまい,青空に高く上昇して行ったまではよかったが,その後,トビ2羽にモビングされてかなり起こっていそうな感じだったが,結局,遠くへ追いやられてしまった。沼や白鳥地区にはマガンが戻ってきていた。帰りに小塩の湛水田を見に行ったが,ここは空気の揺らぎがもっとすごかった。
【写真】
  
■オジロワシ成鳥/チュウヒ幼鳥♀
  
■ホオジロ♀/カワウ/マガン



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2018年11月18日(日)北浦,蕪栗沼

2018年11月18日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2018/11/18(日)13:52-15:00【天気】晴れ 【レンズ】RF24-105,EF500Ⅱ
【場所】北浦,蕪栗沼
【種名】オオヒシクイ,マガン,ハクガン,シジュウカラガン,コハクチョウ,オオハクチョウ(1科6種)
【メモ】午後からの観察だったので,最初に三本木で高速を降りて,北浦に向かった。ちょうどよくマガンとシジュウカラガンの大群がいて,その数の多さに圧倒された。広い田圃一面にシジュウカラガンが所狭しと採餌していた。蕪栗沼に行くとハクガンが広い北側田圃にいるのが遠くから見えて,急いで車を走らせたが,到着のかなり前に飛ばれてしまって,途中で車を停めて,飛んでいくのを撮影した。久々に午後の加護坊山をバックに野焼きの煙が立つふるさとの広大な田圃の上空をガンが飛ぶ姿を見,また白い月が中空に浮かんで,その下に野焼きのオレンジの炎のコントラストが印象的だった。
【写真】
  
■手前の田圃を見ていて,ふとその向こうの田圃を見たら,シジュウカラガンでいっぱいだったという話。
  
■シジュウカラガンの群翔/どうも今シーズンのハクガンは飛んでるところしか撮れていない。
  
■月/ふるさとの山々と野焼きとガンの群れ。子どもの頃から見慣れた風景/野焼きと月



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2018年11月13日(火)富谷市ヤツガシラ(地面採餌)

2018年11月13日 | 富谷市ヤツガシラ

■2018/11/13(火)9:11-9:33【天気】晴れ【レンズ】500mmⅡ
【場所】富谷市
【種名】ヤツガシラ(1科1種)
【メモ】公園の草地に移動して,長くやや曲がった細いツルハシのような嘴を地面に突き刺して,しきりにせわしなく移動しては(動画参照),幼虫を見つけて食べていた。栄養のありそうなまるまるのものや,やや細い幼虫まで見ている間に3回つかまえて食べた。餌を探しながら時々,冠羽を立てていた。飼い犬が2頭もいて,距離は10mもないのにまるで気にせず採餌行動をしていた。「ヤツガシラは寒さに強いらしいからずっといるといいね」と一緒に見ていた方が言っていた。あとで,写真を見せると,ぜひ,○○公民館に写真を飾ってくださいと言われたりした。今日は楽しい鳥見だった。県内では1年に1回は渡りの情報がある鳥だが,ここまでしっかり見られるのはめったにないことなので,多くの写真を掲載した。
【写真】
  
■幼虫を探す。どうやって見つけるのか,静止画だとじっと見ているように見えるが実際はちょこまか動き回ってしきりに嘴を地面に突き刺して餌を探している。
  
■冠羽は一列に生えているのではなく,かと言って2列かというとどうも自信がなく,ようするに大きい冠羽と小さい冠羽の集合体みたいな感じだった。
  
■幼虫を咥えている。次の写真から別の幼虫をつかまえて飲み込むまでの写真。
  
  
  
■見つけた幼虫を掘り出して,いったん離して土を落とし,もう一度拾い上げて,ぽーんとお口に入れる感じで食べていた。
  
■採餌しながら冠羽を広げた。残念ながら全開の写真はピンぼけの連続だった。
  
  
■しばらく,せわしなく採餌していたが,そのうち飛んで杭の上に止まり,そこでしばし休憩し,近くの住宅地の陰に飛んでいった。



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2018年11月13日(火)富谷市ヤツガシラ(樹上)

2018年11月13日 | 富谷市ヤツガシラ

■2018/11/13(火)9:11-9:33【天気】晴れ【レンズ】100-400mmⅡ
【場所】富谷市
【種名】ヤツガシラ(1科1種)
【メモ】前回は雨の日だったので,公休日の火曜日がちょうど天気もよかったので行ってみることにした。通勤路をちょっと寄り道する場所で,この日は小中学生も平日で学校で勉強している時間帯なのでいなかったし,散歩している人もいなかった。一通り歩いてみるが見つけられず,元の場所に着くと,すぐ眼の前で採餌している。ぱっと飛んですぐ近くの枝に止まって,かなりのんびり羽繕いを始めた。100-400で400では上半身しか写らず,100mmで全部写る近さだが,まったく意に介せず羽繕いを続けている。そのうち,散歩の方が複数やって来て犬を連れていたが,それにも全く気にしない。そのうち散歩の方も以前からいたのを知っていたようで,スマホで撮影を始めた。さすがに犬はお行儀よく,じっと見ている風情だ。
 羽繕いをしている最中に時々,頭部の羽を立てるが,いったいどういう構造になっているのか,おもしろかった。20分以上,羽繕いをしていていったいいつになったら地面に降りて採餌するのやらと思っていたら,期待に応えて,近くの地面に降りて,せわしなく採餌を始めた。(次に続く)
【写真】
  
  
  
  
  
■樹上でのんびり羽繕いなどしているヤツガシラ。



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2018年11月11日(日)松川浦,磯浜

2018年11月11日 | 磯浜漁港

■2018/11/11(日)8:03-9:37【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】松川浦,磯浜,周辺田圃,林
【種名】ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,キンクロハジロ,スズガモ,シノリガモ,クロガモ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,イソシギ,ユリカモメ,ウミネコ,ワシカモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハヤブサ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,イソヒヨドリ,スズメ,カワラヒワ,オオジュリン(19科38種)
【メモ】今シーズン最初の磯浜,松川浦カモメ・カモウォッチング。復興が進んでいる松川浦ではワシカモメの♂型と♀型を1羽ずつ観察できた。セグロカモメやオオセグロカモメの大きな群れは,以前はいたポイントにも全然いなかった。漁港も水揚げはまだまだというところで,カモメ類もさっぱりだった。磯浜はクロガモの群れはいたが,まだ1000羽規模にはなっていないようだった。釣師浜周辺の復興はまだまだで鉄道はかなり前に開通しているが,道路がまだまだなのと,被災地の再整備が進んでいるところだった。今日の松川浦にはオカヨシガモの他,この時期いてもよいカモがいなかった。もうちょっとよく探したらいたかしれないが。
【写真】
  
■サケを目の前にし,困っているオオセグロカモメ第4回冬羽。何しろミサゴと違って嘴も足も(何しろ水掻きがメインなので)鱗や皮を破るには威力がないので。/オオセグロカモメ第4回冬羽。
  
■オオセグロカモメ第2回冬羽/ワシカモメ成鳥冬羽♂型とオオセグロカモメ幼鳥から第1回冬羽/ワシカモメAdWとオオセグロカモメ2W
  
■ワシカモメAdWとオオセグロカモメ1W,2W,3W。年齢が高い方がサケを独占していた。
  
■ユリカモメAdW/オオセグロカモメ1,2,3W
  
■ワシカモメAdW/ユリカモメ1W/ワシカモメ成鳥冬羽♀型。とてもかわいい。ワシカモメとは思えないかわいさ。
  
■典型的なオオセグロカモメ♂型AdW/ワシカモメ♀型AdW,オオセグロカモメ3W/オオセグロカモメAdWか4W



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2018年11月9日(金)富谷市

2018年11月09日 | 富谷市ヤツガシラ

■2018/11/9(金)12:33-12:43【天気】小雨 【レンズ】100-400Ⅱ
【場所】富谷市
【種名】ヤツガシラ(1科1種)
【メモ】情報をいただき,翌日ダメ元で小雨の降る中,件の場所に行ってみた。場所柄500mmはまずいので,100-400mmを携行した。行ってすぐ,地面で採餌していた1羽が近くの枝に止まったのを見つけた。ちょっとずつ近づくと,飛んですぐ近くのモミジの葉陰に止まったので,しばらく見ていた。小雨の中,傘をさしての撮影で,しかも1/8秒の低速シャッターだったので,ぶれなかった写真は数枚しかなかった。時間になったので元の道を戻ったが,帰り際にまた近くの地面で採餌していた。雨に濡れたヤツガシラは今回が初めてだったが観察できたのはとてもラッキーで,感謝の一言。最初2羽いたと思ったが,結局1羽しかいなかったようだ。
【写真】
  
  
■ヤツガシラ



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ヤツガシラの採餌

2018年11月09日 | 動画観察図鑑

ヤツガシラの採餌


ヤツガシラ羽繕い

2018年11月09日 | 動画観察図鑑

ヤツガシラ羽繕い


ヤツガシラ羽繕い

2018年11月09日 | 動画観察図鑑

ヤツガシラ羽繕い


ヤツガシラ羽繕い

2018年11月09日 | 動画観察図鑑

ヤツガシラ羽繕い


2018年11月4日(日)田谷地沼他

2018年11月04日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2018/11/4(日)7:14-9:45【天気】晴れ 【レンズ】RF24-106 EF500Ⅱ
【場所】田谷地,白沼,長沼,漆沢ダム
【種名】ヤマドリ♂1,ヒドリガモ,カルガモ,オナガガモ,キジバト,トビ,ノスリ,モズ,カケス,ハシボスガラス,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ(11科16種)
【メモ】秋の田谷地沼周辺のフィールド巡り。宮崎に勤務していた頃,よく行っていた二つ石ダムは時間がなかったのでいかなかったが,クマにもサルにもカモシカにも会えず,ノスリさえ飛ばない日だった。唯一,千古の森キャンプ場に行く途中の狭い山道の道路脇にヤマドリの♂がいて,窓から500mmを取り出すまもなく姿が見えなくなり,久々に眼の前で見たが,とてもきれいだった。
【写真】
  
■宮床ダムの朝霧
  
■田谷地沼/春の準備のミズバショウ/冠雪の船形山
  
■田谷地沼から千古の森キャンプ場に行く道の途中の巨木/白沼/長沼
  
■クサギ(シソ科)/原地区から薬莱山。一応鳥が飛んでいる。
  
■ヒドリガモとカルガモ



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2018年10月30日(火),11月3日(土)大沼,赤沼

2018年11月03日 | 大沼・赤沼

■2018/10/30(火),11/3(土)【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105mm
【場所】大沼,赤沼,周辺田圃
【種名】(科種)
【メモ】大沼,赤沼の非生殖羽カモウォッチングもこの2日間で終わり。今日は,オカヨシガモも観察できたので,オカヨシガモ,ヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,シマアジ,トモエガモ,コガモの9種を観察したことになる。まだまだ,ちっとも分からないが,脇の羽が幼鳥はV字状に尖るという図鑑の記述が理解できた。9月から11月のシーズンの楽しみが新たにできたが,きっかけとなたtのははAさん夫妻なので,感謝したい。それから,ハシビロガモというカモは,嘴の特徴もさることながら,かなり色彩もパターンも,もちろん行動もかなりおもしろいかもであるということを改めて認識した。カモもカモメと同様,とてもおもしろい。というか鳥は全部難しくておもしろいのだった。
【写真】
  
■ハヤブサ成鳥♀。一通りカモたちを驚かせた後,着地。2羽のハクセキレイにからかわれていたが,飛び立ったとたん,ハクセキレイは悲鳴を上げたかどうかはわからないが,かなり必死で逃げた感じだった。
  
■コガモ♀非生殖羽,♀生殖羽,♂エクリプス?
  
■コガモ♂幼羽から第1回生殖羽移行中/ハシビロガモ♂エクリプスから生殖羽,奥は♀非生殖羽/ハシビロガモ♂もう少しで生殖羽
  
■オオハクチョウ成鳥/カンムリカイツブリ幼鳥/カモいろいろ
  
■トモエガモ♂エクリプスから生殖羽移行中/ミヤマガラスの群れ
  
■オオハシシギ/ツルシギ/カワウとカモいろいろ。
  
■オカヨシガモ♀幼羽(前)と♀非生殖羽(後ろ)1羽ずついる。大きめのはマガモ。



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2018年10月30日,11月1,2日 仏舎利塔

2018年11月02日 | 県外・国外・その他

■2018/10/30,11/1,11/2(金)【天気】晴れ 【レンズ】EOS R+RF24-105mmLIS
【場所】国見仏舎利塔
【メモ】EOSRで星空を撮影してみた。モードはA+(おまかせ),f4 1秒 ISO12600 手持ち
自宅近くの仏舎利塔を入れて撮影。AF補助光が塔の上でピントを合わせる。マニュアルでも簡単に合う。ほとんど暗視カメラ。伊豆沼でも500に付けたらやたら明るく見えた。
【写真】
  
  
■昴が写っているはずなのだが・・・・。



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