私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

2018年、2022年と見に行き、2023年は巣が崩れてしまったらしく、今年は隣の岩で抱卵中だった。

仙台市科学館小企画展 宮城の野鳥展 開催のお知らせ

2021年12月11日 | このブログについて

 仙台市科学館小企画展「宮城の野鳥展」を12月26日まで開催しています。お近くにお立ち寄りの際はぜひ、ご来場ください。
 日本野鳥の会宮城県支部ブログにおきましても、ご紹介いただきました。ありがとうございます。

 
ポスター 会場写真レイアウト
      
  
会場の写真です。


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2011年3月7日~6月26日までのフィールドの記録(東日本大震災関連)

2021年03月11日 | このブログについて

■2011年3月7日~6月26日までのフィールドの記録(東日本大震災関連)

【メモ】大震災から10年が過ぎた。大震災当日は青葉山の職場の2Fで激しい揺れに見舞われ,古い鉄筋コンクリートの建物は後で見るとやや傾いていた。4月となり,加美町に赴任した。幸いにも地震の影響はほとんどなかったが,7日から8日にかけて襲った余震で,深夜仙台から勤務地に行き,2時間かけて到着した時には,職員はほぼ解散した後だった。それから3年間,山紫水明の里で過ごしたが,放射能があらゆるところにあり,これには悩まされ続けた。阪神淡路大震災の年,教育工学の全国大会があって,被災地を見たが,行ってみなければわからない現実がそこにある。この記事には,今はない建物や,あっても,震災等時と変わってしまった建物や風景を掲載した。当時のブログでは使わなかった写真を多く選んでみた。今となっては,震災の4日前に仙台港からフェリーで名古屋に行く途中撮影した仙台湾の写真は貴重なものとなっている。
【写真】

3.7太平洋フェリーより/3.10自宅庭カワラヒワ/3.12自宅庭ヤマガラ 

 

3.12自宅庭エナガ、メジロ/ 3.14青葉山長沼オシドリ

3.19経ヶ峰ハヤブサ/評定河原からウェスティンホテルとSS30/3.20初めて実家に帰る。蕪栗沼周辺道路

3.20蕪栗沼マガン/3.24国見ヶ丘から遠望 閖上

3.26自宅庭キジバトペア/3.27鳥の海

鳥の海蛭島/3.29宮教大グランドアトリ/4.2松川浦

新松川浦漁港/釣師浜/4.7・8深夜地震後4.10宮崎中

田谷地沼シメ /4.10蒲生中野小/4.16鳥の海友輪広場津波に生き残ったサクラ

4.17田谷地沼ミズバショウ/4.24石巻

4.24石巻/4.29南三陸町モアイ  戸倉小学校

波伝谷漁港水戸部川水門/志津川の町遠望 相川漁港コクガン

大川小     新北上大橋 /5.4鳥の海ミサゴ

4.16蒲生導流堤/6.8経ヶ峰ハヤブサ/6.20鮎川港

鮎川港     /6.26牛橋   コアジサシ卵


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2019年元旦

2019年01月01日 | このブログについて
謹賀新年2です。初鳥撮りはベニマシコ4羽の群れ。もう1羽若いオスが止まっていましたが,縦位置でも入りませんでした。オオタカがアトリ500+の大群を追いかけていました。

2019年元旦

2018年12月31日 | このブログについて
今年もよい鳥見ができるといいですね。

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2016年06月20日 | このブログについて
はじめに 1997.5.5
宮城県では以前より野鳥に関わる各種団体が活発に調査・保護・啓発活動を展開しており,そこには多くの調査・観察データが蓄積されています。ここに掲載した鳥類観察記録は,私家版−個人のデータであり,鳥種やフィールドに関しての解説もまた個人的なものです。

はじめに2 東日本大震災  2015.1.1
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震による環境の激変は、それまでの比較的安定した生態系に大きな影響を及ぼしました。「私家版宮城の野鳥」は以前から人と環境、鳥と環境が大きなテーマになっています。3.11前後の各フィールドノートを比較すれば、その環境の変化は歴然としており、震災以前、沿岸部はいかに豊かな自然があったか一目瞭然です。3.11以後は人々の復興と鳥を中心とした生息環境の変化を描いているつもりです。3.11以前にも地震による栗駒山麓の崩壊により、人も鳥も愛してやまなかった湯の倉温泉一帯が崩落しましたが、このこともあまりに悲しいことです。人々の一日も早い復興を願ってやみません。

はじめに3 「私家版 宮城の野鳥」の歴史 2016.6.20
私が生まれたふるさとには,それは美しい自然がありました。美しい渓流には様々な種類の生物が棲息しており,ごく小さな滝がいくつもあり,滝壺にはこれもたくさんの生物がいました。鳥ではアカショウビン,アオシギ,マヒワ,ウソ,イカル,イスカ,キクイタダキ,ミソサザイ,サンコウチョウなどは毎年普通にいました。ヤマセミは見ませんでした。
しかし,まだ小学生に上がる前だったか,今で言うゲリラ豪雨で急斜面の杉山が崩れ,その大量の土砂が遊水池に流れ込み,三つの堤が崩壊して,渓流を破壊するとともに,土石流が田や畑を押し流しました。それ以来,砂防ダムが渓流のあちこちに造られ,沢は死にました。かなり上流で砂防ダムがないところでは,サワガニも復活していますが,以前のような景観はもうありません。それとともに鳥も多くは姿を消しました。
ふるさとの身近な自然の消失は,今も在りし日の思い出とともに心に刻み込まれています。
さて,幼い頃からこうした自然に接してきたおかげで,大学では野鳥の会に入り,自然保護運動も多少はして,カウントもかなりやりました。フィールドは青葉山植物園,広瀬川,蒲生,伊豆沼,鳥の海,加護坊山,蕪栗沼,金華山,網地島,花山などです。社会人になってもやはりずっと鳥と宮城の自然を見続け,初任地の白石では,白石川と川原子ダム,不忘山,仙台に戻って,大学時代のフィールドに戻り,仙南の岩沼周辺の田圃や南三陸コースが加わり,県民の森,加瀨沼もちょっとは行っています。加美町に赴任して,田谷地沼や宮崎・小野田の山紫水明の里の美しい自然に触れることができました。
なお,現在はブログをデータベース代わりにして使っていますが,ブログがない時代はHPで,その前というか,この「私家版宮城の野鳥」という正式に名前を使ったのは,仙台市科学館に2年ほど展示させていただいた,VBで作成した教材ソフトウェアでした。
ということで,VBソフトウェア→HP(マイクロソフトフロントページ)→ココログ→gooブログと変遷しています。gooブログアドバンスは画像が1テラなので,余裕です。一部,Yahoo!シジオシティにもサイトがあります。動画はyoutubeができてから,容量を気にすることがなくアップできるようになって,ブログに貼り付けられるようになりました。
「私家版宮城の野鳥」のフィールドワークのスタイルは,私がリスペクトしている故五十嵐氏のサイトを参考にしており,彼のHPは,記録として今も非常に貴重なものだと思っています。
今回,ブログシステムの改良が行われ,2日ほどかけて私のサイトも再構築せざるを得ませんでしたが,できる範囲で,以前のコンテンツを再現しました。
最近,仕事が多すぎてブログの更新もままならぬ状態で,4,5月の飛島にもいけずじまいでした。7月になれば少しは更新ができるようになると思います。北海道にもひさびさに行ってみたいですね。