私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2020年7月10日(金)蔵王馬の背・御釜

2020年07月24日 | 宮城蔵王

【場所】蔵王馬の背・御釜周辺
【種名】イワツバメ,ウグイス,イワヒバリ成鳥3幼鳥3,ビンズイ(4科4種)
【メモ】3日間ある夏季休暇を有効に使うため,第1日は蔵王にした。2・3日目は,石巻,蒲生,鳥の海でシギチを見るため8月下旬から9月初旬にした。さて,7月10日にしたのは,週間予報で蔵王御釜が曇りになっているのが,金曜9時から11時となっていたからだ。さて,そういうことでエコーラインからスカイラインを通って,駐車場に到着。そこから御釜を望む柵沿いに歩いてみたが,何もいないし,声もしない。やっと柵が終わり近くになってビンズイが1羽。今日はこれで終わりか?とまた,てくてく歩いて行き,いるはずのエリアで何もおらず,はずれかと思って,岩に腰掛け,黒糖くるみなど食べていると,足元から幼鳥が出てきて(というか,幼鳥がいたところの岩に腰掛けて休憩していただけだが),こっちをちらっと見ると,近くの岩に降りた。右側の目先がちょっと皮膚炎か何かになっている幼鳥で,左側は正常だった。まだ幼鳥なので「じゃんこ座り」しかできないようだった。しばらくくるみを食べながら写真を撮影した。そのうち親鳥らしき鳥が2回往復していたので,早々に引き上げ,直登した。途中,高山植物を撮影しつつ,登山道まであと1mくらいのところでまた腰を下ろし,疲れたのでくるみを食べていると,またまた,すぐ近くから成鳥がやってきて,何か加えるとそれを幼鳥にあげていた。その反対側にも幼鳥に給餌している親鳥がいた。こちらの親鳥は自分のすぐ近くで幼鳥にやる餌を探し始めたので,肉眼でよく見えたが,500mmでは近すぎてピントが合わなかった。最初の幼鳥は広角で撮影したが,105mmで十分だったが,500mmの方が色がよく出るので,少し遠いところに行ってから撮影した。今日は思わず,イワヒバリを堪能したが,ちなみに雨は早く降り始め,最初の幼鳥の頃はけっこう小雨で,駐車場に着いたときにはずぶぬれだった。500mmはレンズにさえ雨があたらなければOKなので,特に気にすることもなく,途中,ビンズイなど撮りながら,戻った。
【写真】

ハクサンチドリとイワカガミ/ザオウアザミ/御釜

イワカガミ/ハクサンチドリ白花/ハクサンチドリ薄ピンク

チングルマ   コマクサ    不帰の滝

チングルマ   ビンズイ    イワヒバリ幼鳥

イワヒバリ幼鳥1

イワヒバリ幼鳥1 イワカガミ  幼鳥2に餌をやる親鳥2

幼鳥3に餌をやって飛び出す親鳥3

イワヒバリ親鳥3

ビンズイ。こう見ると確かにセキレイの仲間


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2020年1月7日(火)南三陸コース

2020年07月24日 | 南三陸漁港

■2020年1月7日(火)7:38-10:51【天気】晴れ曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】南三陸コース
【種名】コクガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,カルガモ,オナガガモ,スズガモ,クロガモ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,イカルチドリ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,ワシカモメ,オオセグロカモメ,トビ,ノスリ,ハヤブサ♀,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,タヒバリ,ホオジロ,カシラダカ,オオジュリン(17科38種)
【メモ】今日は,前回きちんと撮影できなかったコクガンと,オオワシを撮影しに行ったが,オオワシはちょっと前に出たけれど,いないねとか行って見ることができなかった。コクガンは大室にはいなかったが,相川では船揚場で採餌している群れに出会えた。ここで採餌していれば,近くで逃げないように撮影するのは簡単なことなので,目の前でじっくり見ることができた。いつものことだが,大体はファミリーで行動しており,餌場を巡っての威嚇が多い。弱い方や,後ろから不意打ちされた方は慌てて逃げていく。船揚場にいる範囲でのファミリーの内訳は親2羽+幼鳥2羽が多く,3羽は若干いたが,4羽以上のものは今回見ることができなかった。カメラの設定がどういうわけか絞りがF10になっていて,いつもはF4で撮影しているので,後で見たらぶれているのが多かった。そこから移動して,大室漁港に行ったが,カモメはおらず,ワシカモメの成鳥オス型がすぐ近くにいたので見たくらいだった。北上川河口や修復された堤防の草地にはいつもの鳥がいた。ハヤブサの成鳥を見たくらいで,オオワシは見ることができなかった。今シーズンはこれで終わりなので,来シーズンはぜひ,目の前で魚をさらっていくのを撮影したいものだ。
【動画】

コクガンの採餌と羽繕い

【写真】

幼鳥2羽の家族  イソヒヨドリ♂ 争うコクガン

コクガン成鳥  水浴びするコクガン 大室漁港のウミネコ

ワシカモメ成鳥冬羽       ハヤブサ成鳥♀

ハジロとミミ  北上川河口のコクガン みんなで何を食べているのか不明


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2020年7月13日(日)青葉山

2020年07月13日 | 青葉山・広瀬川

■2020年7月13日(日)10:46-10:47【天気】小雨後豪雨【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】青葉山公園
【種名】オシドリ♂エクリプス(1科1種)
【メモ】オシドリが1羽,羽繕いをしていた。途中から豪雨,さしものオシドリものんびり羽繕いというわけにもいかず,とまり木から降りて,雨を避けていた。
【動画】

 


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2019年12月18日(木)南三陸漁港コース

2020年07月05日 | 南三陸漁港

■2019年12月18日(木)10:53-11:48【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】北上川河口,小室・大室漁港,相川漁港,波伝谷漁港
【種名】コクガン93,オカヨシガモ,ヒドリガモ,カルガモ,オナガガモ,スズガモ,シノリガモ,ビロードキンクロ,クロガモ,ホオジロガモ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,カワウ,ウミウ,オオバン,イカルチドリ3,イソシギ1,ウミネコ,カモメ,ワシカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,トビ,ノスリ,イソヒヨドリ,ハクセキレイ(10科25種)
【メモ】今シーズン最初の南三陸漁港めぐり。天気があいにく曇りでどんよりとした天気だった。最初に道路の上から北上川河口付近を見ると,クロガモの大群が追波湾の方から飛んできた。それから河口をずっと見ていくと,ビロードキンクロが6羽いて,♂もいたので,急いで土手下に降りていったが,その時には群れは見えなくなり,♀成鳥が1羽だけ,河の中程にいて,潜水しては貝を飲み込んでいた。とりあえずいたという証拠写真を撮影し,漁港に向かったが,小室・大室漁港にはコクガンもカモメ類の大きな群れもいなかった。ついで相川漁港に行くとコクガンの群れが漁港内に展開していて,最初に24mmで撮影し,動画も撮って,あとでカウントすることにした。波伝谷漁港は特に何もいなかった。ということで,第1日目はカモメ不足で帰ったということ。
【写真】

漁港のコクガンの群れ93羽/貝を食べるビロードキンクロ♀/クロガモ

クロガモの群れ/コクガン成鳥/オオセグロカモメ第4回冬羽 虹彩が暗いタイプ

オオセグロカモメ第4回冬羽/ワシカモメ✕オオセグロカモメ第4回冬羽♀タイプ


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2020年6月28日(日)・7月5日(日)鳥の海

2020年07月05日 | 鳥の海

■2020年6月28日(日)・7月5日(日)【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】シロチドリ、コアジサシ(2科2種)
【メモ】鳥の海の海岸で営巣しているコアジサシの観察をした。6月28日には38羽+のコアジサシがいて、求愛行動があちこちで見られた。その後、営巣しているテトラポッドのところまで高潮が来て、営巣がだめになったとの情報があり、7月5日に見に行ったが、確かにテトラポッド付近に巣はなく、ヒナもおらず、砂浜の容易に波に洗われそうな場所で抱卵しているのを2か所ほど見ただけだった。大学時代から震災前までは、毎年のように繁殖というわけではなかったが、どこかしこで営巣し、ヒナが巣立って行っていた。また、震災直後から復旧工事が本格化する前までは、牛橋の海岸でも繁殖していた。
【写真】

コアジサシの求愛行動。魚を渡すところはピンボケだった。

 

抱卵するコアジサシ コアジサシ ハマヒルガオ

抱卵するコアジサシ       シロチドリ


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