私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2011年10月24日(月)亀の子堤

2011年10月24日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2011/10/24(月)14:06-14:36【天気】曇り
【場所】亀の子堤
【種名】マガン,オオハクチョウ,イカルチドリ,オオハシシギ1,ツルシギ10(アカアシシギ1)(3科6種)
【メモ】亀の子堤を見たら,ツルシギとオオハシシギがいた。この週は同じ場所でアカアシシギも見た。
【写真】
  
■オオハクチョウ/マガン/ツルシギ幼羽,オオハシシギ
  
■オオハシシギ冬羽とツルシギ幼羽/凄いスピードでどんどん歩いて行って餌を探す。驚いて逃げるイカルチドリ。


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2011年10月10日(月)長谷釜・鳥の海

2011年10月10日 | 鳥の海
■2011/10/10(月)10:50-13:50【天気】晴れ
【場所】長谷釜・鳥の海
【種名】カンムリカイツブリ,カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ミサゴ,トビ,ハヤブサ,チョウゲンボウ,オオバン,シロチドリ,ダイゼン幼羽8,キアシシギ幼羽,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,アジサシ10+,ハクセキレイ,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(13科27種)
【メモ】長谷釜は集落の整地がほとんど終了し,いくつかの家が残っているだけとなっていた。集落の海側は瓦礫置き場となっており,重機が作業をしていた。神明社は周囲の家々が壊滅的打撃を受けたにもかかわらず,ご神木と共にその姿を留めている。ミサゴが近くを飛び,チョウゲンボウ♂とハシボソガラスが追いかけたり,追いかけられたりしていた。周辺の湿地帯はコガモの格好のすみかとなっていて,車で畦道を走る度に大群が飛び立っていた。これは名取の斎場付近と同じような光景だ。長谷釜から鳥の海へ行くと,オナガガモ,スズガモ,オナガガモ,カンムリカイツブリなどの姿が見えた。外浜に出ると沖をアジサシの群れが飛んでいて,しきりにダイビングを繰り返していた。写真を撮影したが,ピントが合わなかったり,陽炎で姿が滲んでいて,とても掲載するような写真は撮れなかった。干潟にはダイゼン幼羽が8羽ほどいた。また,バンディングキアシシギもいて,カラーリングのパターンからH氏によるものとわかった。大学時代に蒲生での県支部バンディングをお手伝いしていたことがあったが,一晩に何度も網にかかるキアシシギやトウネンがいて,このシギたちはいったい大変な目に遭っても,学習しないのかなどと勝手な想像をしていたこともあった。
【写真】
  
■ミサゴ(長谷釜)/コガモ(長谷釜)/カンムリカイツブリ,オナガガモ,オオバン,ヒドリガモ
  
■ミサゴ2羽/外浜のユリカモメ/ミサゴ,ダイサギ
  
■採餌するダイゼン幼羽/伸びをするダイゼン幼羽/ダイゼン幼羽
  
■乾いた砂浜で餌を探していた/左足にカラーリング(上から青・白の順)と右足に足環のキアシシギ。鳥の海での標識。/脇羽が黒いのがダイゼン


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2011年10月6日(木)小野田

2011年10月06日 | 田谷地沼・宮崎地区
■2011/10/6(木)14:10-14:11,15:20-15:30【天気】晴れ
【場所】加美町小野田加美よつば西部カントリーエレベーター付近田圃
【種名】カワウ,マガモ,トビ,オオタカ若,ノスリ,チュウサギ,アマサギ,ケリ12,ツグミ,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(8科12種)
【メモ】薬莱物産館と駒庄に向かう途中,カントリーエレベーター付近の田圃を走っていると,右側田圃にキジバトらしい鳥が2羽いた。キジバトにしては細いと思い,車を停車してみるとケリの成鳥だった。他にも6羽ほどいた。帰りにも見てみると,稲刈りが終わった田圃や畦に合計12羽がいた。勤務先前の田圃から,小野田の田圃一帯で時々見ることもあったのでこのへんで繁殖しているのかもしれない。チュウサギとアマサギは,今日に限らず通勤途中の加美町の田圃で見ることができる。ツグミは初認だった。ちなみに,今日9日はレンズを持って行ったが,稲刈りがあっちこっちで始まり,ツグミしかいなかった。サギ,ケリはなし。オオタカは1ヶ月に2,3回しか会わないのでだめだった。
【写真】フジの3Dカメラしか持っていなかったので,撮るには撮ったが,船形山をバックに白い点が写っている程度。



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2011年10月2日(土)田尻沼部

2011年10月02日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2011/10/2(土)11:34-13:22【天気】晴れ
【場所】田尻沼部
【種名】マガン,オオヒシクイ(1科2種)
【メモ】伊豆沼から蕪栗沼経由で沼部の田圃にやってきた。この一帯には約2000羽ほどの大群がいた。その中に今期初めてのオオヒシクイを見つけた。冬や春先になれば蕪栗沼はオオヒシクイだらけになるが,シーズン当初はそんなに
多くはない。オオヒシクイの顔や行動を見ると,ガンと言うよりは「犬」を連想してしまう。鳴き声もガハハーンと迫力満点である。
【写真】
  
■マガンのペア/オオヒシクイ5羽
  
■オオヒシクイ/マガンのファミリー/マガン成鳥。写真で見ると大きく見えるが,道端で見る大きさ(人間から見た大きさ)はとても大きいとは言えないが,周りの小鳥などと比べればやはり大きいに違いない。もちろんツルや大型のワシなんかと比べれば小さいが。写真を撮る時はいつもできるだけ,地面に低く構えているが,シギチもそうだが,そうして見た時にその鳥の周りの餌になるものからすると(シギチならカニとか),やはりとても大きくて恐ろしいものだろう。


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2011年10月2日(土)伊豆沼

2011年10月02日 | 伊豆沼・内沼
■2011/10/2(土)8:59-10:43【天気】晴れ
【場所】伊豆沼
【種名】マガン,カリガネ成鳥1,マガモ♂(1科3種)
【メモ】今季2度目の伊豆沼。前回は登米の明治村に行った帰りに寄っただけだったので,今回はマガンを見に行った。もうかなりの数が飛来していて,ハクガン以外は見つける気にならない。昔は,一群れ一群れ探していたが,最近はめんどうなので,目の前に偶然いればいた!という感じで,もっぱら他力本願だ。今日もマガンの群れをしばらく車から見ていたが,ランディングする写真を撮影したいと思って,そこを狙っていたら,偶然カリガネ成鳥が見えたという始末。しばらくカリガネを見ていたが全然動かず寝ている方が多かったので,30分くらい見て蕪栗沼に向かった。伊豆沼ではオオヒシクイはいなかったので,蕪栗沼に期待した。
【写真】
  
■畦のマガン/マガモが1羽/マガンのファミリー
  
■標識マガン/マガンの群れ/マガンのランディングその1右下にカリガネ成鳥)
  
■マガンのランディングその2,その3/マガン成鳥と幼鳥の飛翔
  
■採餌する場所を占拠しようと,幼鳥も親と共に他の群れを威嚇する。/たまりかねて成鳥が逃げ出した。/マガンのはばたき
  
■標識マガン/群れから飛び出すマガン/成鳥だが,どういう関係かよくわからなかった。



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