私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)石垣島その3鳥種別(4)

2022年08月26日 | 県外・国外・その他

■2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5RF100-500mmL
【場所】石垣島
【観察鳥種】
モズ科
●シマアカモズ成♀1:♀が電線に1羽いたのを観察。このあと、増えてくるらしい。

カラス科
●オサハシブトガラス+++:いたるところにいて、性格行動も同じ。ハシブトガラスとは嘴の形状が違う。
シジュウカラ科
●イシガキシジュウカラ1:灌木の中1羽のみ。写真のように宮城県内で見るシジュウカラとは色が違う。

ツバメ科
●リュウキュウツバメ+++:主に耕作地で観察。
ヒヨドリ科
●シロガシラ成3幼++:初任校の職員旅行で香港~マカオ~深圳~珠江往復した時、ホテルの窓からシロガシラとコウラウンを見て以来。
 
成鳥/幼鳥。成鳥2羽と少なくとも5羽以上の幼鳥からなるシロガシラ一家が灌木で採餌していた。
●イシガキヒヨドリ++:いたるところにいた。
メジロ科
●リュウキュウメジロ1+:特に県内で見るメジロとあまり変わりはなかった。

セッカ科
●セッカ+++:これも普通にたくさんいた。

ムクドリ科

●インドハッカ++:ムクドリの仲間だが、飛んだ時の翼のパターンがきれいだった。

スズメ科

●スズメ+++:どこにでもいた。
カエデチョウ科
●シマキンパラ6++:キンパラもいるらしい。写真はシマキンパラ。

セキレイ科

●マミジロツメナガセキレイ+++:2日目より3日目が本当に耕地の至る所にいた。
   
♀成鳥/♂成鳥/幼鳥/♀成鳥
●ツメナガセキレイ+++:2日目はあまり見られなかったが、3日目は耕地の至る所にいた。
 
幼鳥?


※次は、いよいよジシギの識別です。今のところ、写真からは、タシギ、ハリオシギ、チュウジシギがいたようです。幼鳥、成鳥がいるので、たくさん撮影しましたが、かなりややこしい(わからない)です。
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2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)石垣島その3鳥種別(3)

2022年08月26日 | 県外・国外・その他

■2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5RF100-500mmL
【場所】石垣島
【観察鳥種】
カモメ科
●オオアジサシ、ベニアジサシ、エリグロアジサシ:ベニアジサシとエリグロアジサシは、歩いて100mほどの岩礁に行けば、幼鳥も見られたはずだが、骨折により歩いて行けなかった(残念)。オオアジサシは観察ポイントで複数羽が飛翔しているのを見ることができた。
  
ベニアジサシは冬羽になりかけの嘴が黄色い個体も多かった。
  
オオアジサシもまだ頭が黒いものとゴマ塩の冬羽移行個体がいた。
●クロハラアジサシ:田んぼで比較的よく見かけた。1羽水田で死んでいる成鳥がいて、環境省の職員が調査に来ていた。

飛翔写真もたくさん撮ったが割愛。この休耕田で休んでいるクロハラアジサシは、右2羽が成鳥で、左が幼鳥。親子かもしれない。
ミサゴ科
●ミサゴ:ミサゴの姿は海辺をを飛んでいるのを1羽見ただけだった。
タカ科
●カタクロトビ:かなり遠かったが、飛翔行動を観察することができた。オサハシブトガラスがモビングをしていた。異国のタカという感じがした。ハイチュウのように飛んだらハイチュウに似ているかも。けっこう、このタカはアクロバティックな飛び方ができるようだ。
  
オサハシブトガラスがちょっかいをかけている/繁殖ペアか?
  
  
黒い部分は翼上面の肩羽と翼下面の初列風切り。
●カンムリワシ:♂1♀2観察した。いずれも田んぼで、採餌するためにいたようだったが、獲物を食べるところは見られなかった。ヘビやカエルを食べるらしい。トラクターのそばにいるのは、トビに似ているし、里山の鳥という点ではサシバに似ている。
  
カンムリワシいないなあとか言いながら、田んぼの畦道を走っていたら、まるで宮城県でも見かけるような光景の中にいた。トビでなくてカンムリワシだが。トラクターが近くを通っても、土煙もものともしない。
  
ちっとも飛ばないな、といいかげん諦めていたところ、飛んできた。
  
しかも、車の方に低空飛行で向かってくる。R5連写。
  
さらに、車の方、つまり田んぼのコーナー。コーナーはいろんな鳥が好きなところ。
  
100-500mmのズームを駆使して、撮影。やたら近い。ありがとう。
 
よく見ると、怖いです。
  
別の草地にいた♂成鳥/別の場所にいた♀成鳥。
フクロウ科
●リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク:1日目のナイトウォッチングで観察。リュウキュウコノハズクはかなりの個体数がいた。リュウキュウアオバズクは電柱。いずれもストロボ撮影をしたので不掲載。
カワセミ科
●リュウキュウアカショウビン:2日目の最初、ズグロミゾゴイの幼鳥が樹上にいた場所の近くで、成鳥がすぐ近くの枝に止まっていたが、暗くて全部ぶれていたので不掲載。ナイトウォッチングでも幼鳥を見たが、その後、キンバトを見に行った道路わきの木の枝に幼鳥を見つけてもらい、じっくり観察することができた。
  
  
幼鳥は胸のところに波状の縞毛様がある。/絶滅危惧種天然記念物ヤエヤマセマルハコガメということ。


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2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)石垣島その2出現鳥種

2022年08月26日 | 県外・国外・その他

■2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500mmL 【最終更新】2022/9/6
【場所】石垣島
【種名】 3日間で観察した鳥種 ※青字:宮城県で観察したことがある鳥  緑字:撮影写真からあとで識別  
コウライキジ2、インドクジャク1、カルガモ6、リュウキュウキジバト++、キンバト1(S)、リュウキュウヨシゴイ5、ズグロミゾゴイ成鳥1幼鳥3、ゴイサギ成1幼2、アカガシラサギ成夏羽後期1、アマサギ+++、アオサギ成3、ムラサキサギ成8+幼4+、チュウダイサギ+++、コサギ+++、クロサギ白3黒1、ジャワアカガシラサギ2、クロツラヘラサギ成夏羽1、オオクイナ斃死鳥1、シロハラクイナ成幼++、(ヒメクイナ1)、ツルクイナ2、バン++、ムナグロ成幼+++、コチドリ+++、メダイチドリ幼2+、オオメダイチドリ幼1+、セイタカシギ+++、オーストラリアセイタカシギ成夏羽1、オオジシギ?1、ハリオシギ?+++、チュウジシギ?+++、タシギ?1+、チュウシャクシギ1,アカアシシギ8+、コアオアシシギ幼3+、アオアシシギ++、クサシギ++、タカブシギ+++、キアシシギ2+、ソリハシシギ3+、イソシギ++、キョウジョシギ成夏羽1、コオバシギ幼1、トウネン+++、ヒバリシギ+++、ウズラシギ幼2、サルハマシギ幼1、タマシギ♀成夏、ツバメチドリ成夏冬移行1、オオアジサシ4+、ベニアジサシ成夏冬移行・幼++、エリグロアジサシ+、クロハラアジサシ8+、ミサゴ1、カタクロトビ成2、カンムリワシ成♂1♀2、リュウキュウコノハズク成幼+++、リュウキュウアオバズク成4、リュウキュウアカショウビン成2幼2、シマアカモズ成♀1、オサハシブトガラス+++、イシガキシジュウカラ1、リュウキュウツバメ+++、シロガシラ成3幼++、イシガキヒヨドリ++、リュウキュウメジロ1+、セッカ+++、インドハッカ++、スズメ+++、シマキンパラ6++、マミジロツメナガセキレイ+++、ツメナガセキレイ+++(28科72種) ヤエヤマオオコウモリ3
【メモ】
楽天市場で「石垣島」で検索すると、「ひとめぼれ新米石垣島産」というのが出てきた。最初どうして新米なのかと思ったら、石垣島の田んぼは二毛作をするらしく、8月に新米は出ているわけだ。実際に現地に行ってみると、サトウキビ畑、パイナップル畑が目を引くが、耕作地の多くは水田のようだった。この時期の田んぼは2回目の収穫に向けて、田起こし、代掻き、田植えの段階で、また耕作を放棄した田んぼも多く見られ、湿地も多少あった。こういうところに多くのシギチが集まっていた。カンムリワシはヘビやカエルを捕食するため、田んぼや電線、近くの木などに止まっていた。
【動画】今回は種類ごとに写真を掲載し、観察記録をつけることにしたので、ここには動画を掲載する。
■田圃で餌を探すカンムリワシ(1)
■田圃で餌を探すカンムリワシ(2)
この♀のカンムリワシは、トラクターで田起こしの作業をしている田んぼの真ん中にいて、まわりのチュウダイサギと一緒にいた。とにかく動かないでじっとしている。こちらは田んぼのコーナーに車を寄せて、じっと飛ぶのを待っていたが、全く動く気配がない。そのうち、トラクターがそのまま進むとかなりカンムリワシに近くなるから、飛びそうだと思って構えていたが、土煙の中でも飛ばない。本当に飛ばないのかと思っていたら、トラクターが畔道近くに来て、農家の人が休憩で降りてきたら、飛、飛んだ!しかも、直線方向で、こちらが駐車している田んぼのコーナー目がけて低空で飛んできた。思わず連写!最後は近すぎてピント合わず。車のすぐそば、3m以内。スマホで十分撮れる距離。一生懸命、ガイドさんと二人で撮影していると、農家の方が、すぐ近くに立っていてニコニコしていた。肝心のカンムリワシは、餌のカエルやヘビを探しているが見つからず、うろうろしていた。もう、十分、次に行こうとして、車が動いたら、また、飛んで、車が通る細い道の灌木に止まったので、また撮影したというわけ。このあと、別の田んぼで♂成鳥、翌日別の田んぼ近くの電柱に止まっていた♀成鳥を発見、計3個体観察した。
■クロツラヘラサギの採餌
クロツラヘラサギは、以前大沼で2個体が魚を食べていたところを動画に収めて以来。今回は、田んぼで採餌していた。
■オーストラリアセイタカシギの採餌
図鑑を見ていてオーストラリアセイタカシギなんて見れるわけないなと、ずっと諦めていたが、2日目にガイドさんがオーストラリアセイタカシギって、セイタカシギより実寸より、大きく見えるんだよね、と言っていて、まさか最後の日に田んぼで見られるとはラッキーだった。この時期、田んぼは、他のシギチやサギはいなくても、セイタカシギだけはいるという状態で、いちいち見るのも面倒という状態でいたが、ついに見つけてもらった。確かに黒いたてがみがあるではないか。毎年は来るが、シーズンに1羽というレベルで、ラッキーだった。ガイド力がすごい!と思った3日間だった。


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2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)石垣島ハリオシギ

2022年08月26日 | 県外・国外・その他

■2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5RF100-500mmLIS
【場所】石垣島
【種名】ハリオシギ
【メモ】『宮城県の鳥類分布2002年』(宮城県支部編)によると、1993年9月9日に南蒲生で1羽のハリオシギの記録がある。今後、それらしきものを観察することができたらということで、石垣島で観察撮影したハリオシギと思われる個体を掲載した。石垣島から帰ってからは、PCのデスクトップにタシギ、チュウジシギ、オオジシギ、ハリオシギ、不明の5つのフォルダーを作り、その中にジシギが写っている70枚の画像を分類して入れた。ジシギの識別についてハンドブック、図鑑、雑誌、ブログの記事などを参照し、何度も見直している間に1か月が立ってしまった。そろそろ終わらせないとすでにガンの季節が始まっているので、間違いを承知でアップすることにした。
一応の識別点
(成鳥と幼鳥の違い)雨覆いが擦れているのは成鳥。幼鳥は肩羽、雨覆い、尾羽の配色パターンがこげ茶、茶、白でフレッシュな感じ。
(頭側線の模様)ハリオシギの頭側線は茶色とこげ茶の斑。チュウジシギのようにこげ茶一色という感じではないが、斑が少ない個体もあるようだ。また見る角度でも違って見える。
(頭の形と眼の位置、大きさ)ハリオシギの頭の形は、オオジシギ、チュウジシギ、タシギと違って、頸を普通に伸ばした状態では、サイコロのような形に見える。眼の位置は、左側面では、サイコロの4の目の右上の位置に大きな眼が付いている。斜め後ろから見ると金魚の出目金のような感じ。
(短い尾羽と飛翔時に足が出る)姿勢によっては、初列風切の先端と尾がかなり重なる場合もあるが、たいていは重なってはいない。また、飛んだ時に足が初列や尾羽から出るのは、ジシギ4種の中では、ハリオだけなので飛べば、ハリオとわかる。翼端は白くない。
【写真】
  
成鳥で典型的な個体。2枚同じ個体。/幼鳥。足がけっこう出ている。
  
体色がかなり黒っぽい幼鳥/首を縮めると台形になるが、眼の位置が違う。幼鳥。/頭側線は斑。幼鳥。
  
成鳥。/同じ個体で成鳥。
  
幼鳥。/同じ個体で幼鳥。
  
かなり摩耗。成鳥/雨覆いが不鮮明。成鳥。/姿勢にもよるが尾が重なっている。雨覆いは摩耗。
  
3羽とも幼鳥。左端のトリミングが2枚目。尾の外側の羽根が針尾になっている。3枚目はランディングした右端個体。
  
マミジロツメナガセキレイと成鳥?。2枚目も同じ個体/成鳥?
  
2枚同じ個体。幼羽。/幼鳥。
  
3枚同じ個体。一見オオジっぽく見えたりするが、幼鳥。
  
3枚同じ個体。雨覆いがかなり擦れてぐじゃぐじゃ。成鳥。
  
2枚同じ個体、幼鳥。/よくわからないがハリオにしておいた。
 
同一個体の幼鳥。翼は広げたが、尾羽が閉じたままで針尾が見えない。
 
同じ場面。中央はチュウジシギ幼鳥、左がハリオ幼鳥。奥ハリオ。

※半分くらいチュウジかもしれません。


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2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)石垣島その1

2022年08月26日 | 県外・国外・その他

■2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5RF100-500mmEOSR5RF16mm
【場所】石垣島
【メモ】ムラサキサギとレンカクを地元の蕪栗沼に見に行って、足を骨折し、どうしようもないので、石垣島の3日間はすべて地元のネイチャーガイドの方に鳥見のガイドをお願いしたが、これが大正解だった。いつか、また行っても一人では無理。ガイドの方にお願いした方がずっといい。とても充実した3日間だった。
そこで、「石垣島その1」は主に16mmで撮影した島の風景。必ずしも、鳥見の場所ではない。また、シギチを見に同じフィールドを複数回訪れているが、石垣島のこの時期は二毛作で、宮城県でいえば、田植えの時期、田起こし、代掻き、田植え、少し大きくなった稲の水田、放棄された田んぼ。そのフィールドに秋の渡りのシギチが入り、サギ類、クイナ類がいる。
3日間水田を回ったが、2日目が一番シギチが多かった。また、1日目はほとんどおらず、2日目もそう多くなかったツメナガセキレイとマミジロツメナガセキレイが、3日目には、水が入っているいないにかかわらず、田んぼのいたるところにいた。水が入った田んぼや湿地で、一番多く見られたシギチはセイタカシギ、2番目はヒバリシギ、3番目はタカブシギ、トウネン、4番目はチュウジシギとハリオシギで、いずれもは宮城県のフィールドよりはるかに個体数が多かった。一つ一つの田んぼを見ていたら、一日かかっても終わらない。一区画の田んぼにセイタカシギは最低でも2、3羽はおり、普通は10数羽、多いところで30羽以上いた。
【風景写真】
  

  

  

  

  

  
後ろ2枚は、帰路、南ぬ石垣空港を離陸した時の機内からの撮影。3日間で周ったフィールドがほとんど写っている。各フィールドの位置については、鳥見の折に、googleマップの画面を保存しておいた。


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2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)石垣島チュウジシギ、他(改訂版)

2022年08月26日 | 県外・国外・その他

■2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5RF100-500mmLIS
【場所】石垣島
【種名】チュウジシギ
【メモ】チュウジシギ自体、大沼や他の県内フィールドで見たことがなく、昨年、大沼の田んぼで、あれがチュウジシギと言われて1羽、大沼の畔で、「ふーん、うーむ、オオジとはちょっと違うか。」というくらいの完全な素人。石垣島で見た時は、いるのはハリオかチュウジで、タシギ、オオジがいるかもしれないというお話だった。
<一応の成鳥と幼鳥の識別点>
①(肩羽のコントラスト)ハリオの幼鳥同様、肩羽のこげ茶、茶色(オレンジ色っぽい)がはっきりしている。成鳥は地味色になる。
②(雨覆いの擦れ)幼鳥は、羽毛の先端の白い部分は擦れている個体が多いが、肩羽同様、こげ茶、茶色、白のコントラストが比較的明瞭。成鳥は、全体的に古い感じの色になる。
【写真】キャプションは改訂2版
  
同一個体。幼鳥。頭央線がこげ茶べた。
  
同一個体。幼鳥。肩羽や雨覆いがフレッシュ。頭べた。
  
同一個体。頭べた。幼鳥。
  
1,2が同一個体、全部成鳥
  
1羽目は成鳥、2,3羽目は幼鳥
  
?/こういう感じで田んぼにいる/幼鳥
  
幼鳥/遠いとまずよくわからない/これはチュウジの成鳥
  
左が成鳥、2羽が幼鳥/成鳥か幼鳥か不明/成鳥。
  
同じ個体。左端の2羽のうち奥が成鳥、手前が幼鳥。右端は幼鳥/成鳥
 
タシギ成鳥/タシギ幼鳥

※追記:「災い転じて福となす」という言葉がありますが、骨折をしたおかげで、自分でレンタカーなど借りず、ギブスをした足でずっとガイドしていただきました。おかげさまで、何度も同じ地域を回り、たくさんの種類の鳥や、シギチを多く観察することができました。感謝申し上げます。一度行ったら2回目は自分で周れるフィールドが多いですが、石垣島は(たぶん他の島も)奥が深いです。もし次に行く機会があったとしたら、やはりガイドをお願いするのがベストだと感じました。何しろ今回の3日間は石垣島のほんの一部を垣間見たに過ぎないのですから。
それにしても、この時期石垣島で見るべき鳥は、最後の最後まで粘って、ほぼ見せていただくことができたというのが率直な感想です。最後の最後に出たツルクイナはよかった。撮影は車の真正面を真横に飛んで行ったので、車のフロントウインドウ越しでの撮影になりましたが、♂でとさかのような部分がしっかり写っていました。オーストラリアセイタカシギなどはほぼ他人ごとのように思っていましたが、見つけてもらいました。美しい鳥だなあと思ったのは、ジャワアカガシラサギです。タマシギもきれいでした。宮城県ではちょっとありえないと思ったのは、野生化したインドクジャクがいたのと、ヤシガニがいたのには驚きでした。カタグロトビもちょっと宮城県にはいないなという異国情緒にあふれていました。3日間ありがとうございました。


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2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)石垣島その3鳥種別(1)

2022年08月26日 | 県外・国外・その他

■2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5RF100-500mmL
【場所】石垣島
【観察鳥種】
キジ科
●コウライキジ2:2個体観察したが、すぐ逃げて行ってしまい写真は撮影できなかった。
●インドクジャク1:パンナ公園の樹上に1羽止まっていた。なぜか、あまり周りの風景と違和感がなかった。ヤドカリでなくヤシガニ同様何でも食べるらしい。
  
カモ科
●カルガモ
6:3日間、ほぼ半分は水田等を見て回ったわりには確実に見たのは、どこでもカルガモはいる状態の宮城県内と比べると、あまり多くはないのかもしれない。
ハト科
●リュウキュウキジバト++:どこにでもいた。色が少し濃いめ。
●キンバト1(S):2日目側溝付近から飛び立ったのを見逃した。3日目同じ場所周辺で、キンバトが鳴いていると言われ、優しい鳴き声をしばらく聞いていた。よく鳴いていた。
サギ科
●リュウキュウヨシゴイ5+:あっ飛んだ。リュウキュウヨシゴイ!と言われ写真を何枚も撮ったがすべてピントが合わない鳥だった。
●ズグロミゾゴイ成鳥1幼鳥3:やはり、暗めのところにいるようだった。
  
車の進行方向に成鳥がいて、幼鳥に餌を激しくねだられていた。/地面の幼鳥と樹上の幼鳥
●ゴイサギ成1幼2:夕方や暗くなってから、飛んでいた。採餌している様子は観察できなかった。
●アカガシラサギ成冬羽移行個体1:宮城県内でも見られるパターンの冬羽移行個体。
 
●アマサギ+++:宮城県内では以前たくさん目にし、繁殖しているのも間近に観察できたが、昨今は観察頻度が低くなっている。石垣島では田んぼで普通にたくさんいた。

●アオサギ成3:たくさん観察できるらしいが、3日間で3羽しか見なかった。もう少しはいたと思うが。
●ムラサキサギ成8+幼4+:前日にレンカク成鳥とムラサキサギ成鳥を見て、次の日もっとよく撮ってやろうと思い、早朝、小雨振る中、蕪栗沼に行って、骨折した因縁の鳥(笑い)。アマサギ、ダイサギ、コサギのように、水田ならどこにでも見られるという観察頻度ではなく、あっ!またいた。くらいの頻度。田んぼの中にいるというよりは、採餌の関係か、草地にいるのを見ることが多かった。
  
3個体とも成鳥。これくらい近いなら成鳥、幼鳥の羽衣の違いも分かるというものだ。
  
幼鳥/幼鳥の飛翔と翼上面/成鳥の飛翔と翼上面
●チュウダイサギ+++:水田に普通にいた。
●コサギ+++:水田に普通にいた。

代掻き中の田んぼ
●クロサギ白色型3黒色型1:骨折しているため、歩かないといけない海岸部にはあまいいかなかったため、これくらいしか見ていないが、実際には++だろう。大学時代に、蒲生海岸で、先輩からクロサギ白色型と言われ、いったい何のこと?と思ったものだ。
 
クロサギ黒色型/クロサギ白色型
●ジャワアカガシラサギ夏羽後期2:同一個体かもしれないが、違う場所で2個体を観察。薄い茶色の色調で美しい鳥だった。基本的に飛ぶと背面はアカガシラサギとほぼ同じ羽衣パターン。
 
1個体目
 
2個体目
トキ科
●クロツラヘラサギ成夏羽1:目が赤いので1Sではなく、冬羽へ移行中と思われる。大沼で幼羽2羽を以前見たことがあったが、成鳥をしっかり見たのは初めてだった。ヘラサギ同様嘴を左右に振って、採餌していた。
  

ヘラサギなら、今、牛橋にいるし、蕪栗沼ではよく観察できるので、クロツラの方を見ることができてよかった。
クイナ科
●オオクイナ斃死鳥1:海岸に行く途中の細い道で車に轢かれて平らになっていた。オオクイナの他に、シロハラクイナの斃死鳥も多かった。

●シロハラクイナ成幼++:観察頻度が高かった。バンより多い。宮城県内ではこれまで見ることはなかった鳥なので、実物はどんな鳥なのか楽しみにしていた。これもムラサキサギ同様、水田の真ん中にいるというよりは、田んぼの畔に沿った場所、草地の陰で見ることが多かった。成鳥と幼鳥では嘴のパターンとお尻の方の羽毛の色が違う。
  
3羽とも幼羽だが、後ろの1羽は繁殖が1回遅れの個体のように見える/成鳥羽繕い/成鳥
  
成鳥/幼鳥/幼鳥
●ヒメクイナ1:「ヒメクイナ!」と言われたが見えなかった。
●ツルクイナ2:3日間の最後に、ついに出現。他のクイナのようにちょこちょ走って逃げるのではなく、「いつ出るかわからないから、レンズ構えてて!飛んで逃げるから。」と言われ続け、ついに車のフロントガラス越しに、直線で目の前を横切って飛ぶツルクイナ♂成鳥を見ることができた。

●バン++:成鳥も幼鳥もけっこういたが、シロハラクイナが一番観察頻度が高かった。宮城県内にもたくさんいる鳥種は、撮影意欲があまりわかず、手抜き写真ばかりだったので不掲載。


※次はジシギを除く、チドリ科、シギ科、タマシギ科

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2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)石垣島その3鳥種別(5)原図バージョン

2022年08月26日 | 県外・国外・その他

■2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5RF100-500mmL
【場所】石垣島
【メモ】石垣島探鳥の目的の一つ、ジシギの識別だが、これはほぼ難しいと言ってよい。尾羽を羽繕いしたシーンには一度も出会わなかったので、写真で尾羽の枚数を数えるということはできず、正確な識別はできなかった。これは最後の段階で気づいたが、ジシギはやたら飛ぶので、飛翔写真を撮ればよかったと今になって悔いが残る。しかし、図鑑等に記載してある識別点(にならないことも多々あったが)や、実際に見ての違いもある程度あった。また、幼鳥と成鳥の違いもあり、とにかく「謎だ―!」の一言である。
【観察鳥種】ジシギ
(1)参考―最近の大沼でのジシギ観察:大沼周辺田圃で、2022年8月3日と5日に情報をいただいて撮影したタシギとオオジシギ成鳥。チュウジシギは確実なものは未撮影でこれから。
  
8/3後ろ向き、これではどっちかわからない/やっと笹の葉模様でタシギ。嘴も最初の写真より長く見える

8/4典型的なタシギ成鳥
  
8/5オオジシギ タシギの笹の葉模様は鋭角だが、オオジシギは角がやや丸い
  
オオジシギ成鳥。顔が淡色部が多く、ぬぼっとしている。
<結論>ハリオシギについては『宮城県の鳥類分布2002年』財団法人日本野鳥の会宮城県支部のP121、P423に1例の記載(1993.9.9南蒲生)があり、「よく似たタシギ類との識別が難しい旅鳥。タシギと同じく湿地に生息しよほど条件が良くない限り識別はお手上げの事が多い。そのため情報は1例しかないがおそらく稀な鳥ではないだろう。」とあり、いないわけではないが識別は難しいというところか。
(2)石垣島での観察・撮影したジシギの原図(識別前)※正確な識別はできません。たぶんこうかな?というのを次回は掲載します。
























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2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)石垣島その3鳥種別(2)

2022年08月26日 | 県外・国外・その他

■2022年8月24日(水)25日(木)26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5RF100-500mmL
【場所】石垣島
【観察鳥種】 ※観察羽数や種名、夏羽、冬羽、幼鳥、成鳥など、間違っているのもあると思いますが、とりあえずアップします。訂正と最終確定は後から。
       ※()は石垣島での渡来時期は、小林雅裕(SeaBeans)『石垣島の野鳥図鑑』2021メイツ出版から引用させていただきました。
チドリ科
●ムナグロ成幼+++(冬鳥、旅鳥、少数越夏、繁殖なし):ダイゼンは見なかったが、ムナグロは多くの田んぼで観察できた。宮城県内では旅鳥。
  
ムナグロ夏羽の飛翔/ムナグロ夏羽の群れ/ムナグロ夏羽
●コチドリ+++(冬鳥、旅鳥、少数越夏、繁殖なし):田んぼに普通にたくさんいた。宮城県内では夏鳥・繁殖。

♀夏羽。たくさんいたのにこれしか撮影しなかった。
●メダイチドリ幼2+(冬鳥、旅鳥、少数越夏、繁殖なし):海岸部で観察。宮城県内では旅鳥。

メダイチドリ冬羽とオオメダイチドリ幼羽
●オオメダイチドリ幼1+(冬鳥、旅鳥、少数越夏、繁殖なし):海岸部で観察。宮城県内では旅鳥。

キアシシギ夏羽、メダイチドリ冬羽、オオメダイチドリ幼羽
セイタカシギ科
●セイタカシギ+++(冬鳥、旅鳥、少数越夏、繁殖なし):周る田んぼのほぼどこにでもいた。こんなにいて繁殖していないのですか?聞いたところ、していないということ。
  
成鳥♂と♀/成鳥♂/幼羽
 
成鳥♀/成鳥♂
●オーストラリアセイタカシギ成夏羽1(迷鳥):セイタカシギよりやや大きいが、実際見るとかなり大きく見えるとのこと。見つけてもらって感謝!
  
セイタカシギと同じパターンであれば成鳥♀あるいは、第1回夏羽♀と思われる。
 
単独で行動していた。
シギ科
●チュウシャクシギ3(冬鳥、旅鳥):海岸部の干潟になっているところと、下記の写真に2羽写っていた。

左端に2羽チュウシャクシギ、真ん中がムナグロ、右の方にアカアシシギ、タカブシギなど。
●アカアシシギ8+(冬鳥、旅鳥、超夏も):いる田んぼには、いるという感じだった。
  
夏羽から冬羽/色がかなりべたっと黒い。冬羽に近い個体?足も赤黄色が薄くなっている。/幼羽?
●コアオアシシギ幼3+(旅鳥):観察個体数は少なく、すべて単独。上のアカアシシギのべた黒もそうだが、下の写真のべたとした感じの個体は宮城県内ではあまり見たことがない。
  
冬羽とヒバリシギ成鳥夏羽後期/幼羽から第1回冬羽/成鳥冬羽
●アオアシシギ++(冬鳥、旅鳥、一部越夏、繁殖記録なし):宮城県内同様、けっこういるのであまり見向きもしなかった。
  
威嚇するアオアシシギ/冬羽移行個体/冬羽
●クサシギ++(冬鳥、旅鳥):タカブシギと比べると数は少なかった。

夏羽
●タカブシギ+++(冬鳥、旅鳥):これも多くの田んぼにいた。
  
夏羽/夏羽/幼羽

幼羽
●キアシシギ2+(冬鳥、旅鳥、周年観察、繁殖していない):3日間で2羽だから少ない。海岸部か。

キアシシギ夏羽後期とアカアシシギ幼羽
●ソリハシシギ3+(旅鳥):海岸でかろうじて一羽。

幼羽がクロサギの近くにいる。
●イソシギ++(冬鳥):田んぼでじっとしていないので、人が来るとすぐ逃げるので、これしか撮れなかった。

ヤゴを捕まえた夏羽
●キョウジョシギ成夏羽1(冬鳥、旅鳥):ベニアジサシを見に行って、たまたま飛んだ。

夏羽♂
●コオバシギ幼1(稀な旅鳥):初日午後と2日目午前観察。田んぼが同じなので同一個体か。
 
幼羽
●トウネン+++(冬鳥、旅鳥、越夏、繁殖なし)
  
ヨロネンだと喜んでメールしたが、ガイドの小林氏から、喉が赤いんじゃないの、と指摘されがっくり。ヨロネンと思い込むとヨロネンになってしまう未熟さ/夏羽のかなりの後期/冬羽
●ヒバリシギ+++(旅鳥、少数越冬):セイタカシギとヒバリシギはどこの田んぼにいた。次点はタカブシギ。
  
すべて幼羽

幼羽
●ウズラシギ成2(旅鳥):夏羽後期の違う個体2羽しか見なかった。

  
夏羽後期
●サルハマシギ幼1(旅鳥):初日と2日目、おそらく同じ田圃。
   
幼羽。夕方暗くなってからなので無理やり撮影/2日目の同じ幼羽と思われる。
タマシギ科
●タマシギ♀成夏(留鳥、旅鳥):初日、夕方。ここにいるはずなのだが。初日、ナイトウォッチング。鳴いてるでしょ。2日目確認できず。3日目、ついに♀成鳥。♂も探すが見つからず。
  

タマシギ成鳥♀。学生時代に鳥の海の湿地で♀を見て以来。
ツバメチドリ科
●ツバメチドリ成夏冬移行1(旅鳥、夏鳥):田んぼの畔にいるのを発見。

  
夏羽しか見たことがないので、最初、幼鳥?と尋ねたら成鳥冬羽になりかけ。


※次回アップは、ジシギを除く残りの観察種。

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2022年8月13日(土)・14日(日)蕪栗沼白鳥地区

2022年08月14日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2022年8月13日(土)・14日(日)【天気】小雨【機材】EOSR5+RF100-500(13日) EF500Ⅱ(14日)
【場所】蕪栗沼白鳥地区、周辺池
【種名】カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ムラサキサギ成鳥、ダイサギ、チュウサギ、バン、オオバン、レンカク夏羽、トビ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ショウドウツバメ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、ホオアカ(13科21種)
【メモ】お盆ということで実家に墓参りに行くついでに蕪栗沼に寄った。
 レンカクが今年もいて、ムラサキサギもいる、ただし朝早くないと遠い、という情報をいただき、行ってみることにした。もう一つの目的は、前回行った後の田んぼの稲が出穂期を迎え、どのような状況になっているのか確かめたかった。自分がまだ現役のころ、自分の田んぼ歴でも珍しい干ばつの年があり、稲がほとんど実らなかった。実家近くの田んぼで様子を見ると、穂は出ているが、穂についている黒い実(コメ)が指で圧力を加えると、ぼろぼろと落ちてしまった。思わず涙したことがあった。今回は、実家の田んぼは大丈夫だったが、前回見て冠水していた遊水地一帯の田んぼは、穂が通常のように実っている田んぼがある一方、穂がほとんどついておらず全体が緑色の田んぼの方が圧倒的に多かった。登熟した後に台風が来て、稲が倒伏すると稲刈りに手間がかかる上に、等級が落ちてしまうこともあるが、今回は穂が出ない青田で終わる可能性があるのではないだろうか。
さて、ムラサキサギとレンカクを見ようと白鳥地区中央東側の入口に駐車して、そこから土手に登って全体を見ると、すでに見ている方がいたので、そっちに歩いて行った。鳥を探すより人を探せはよくある話だ。行ってみると知己の方で、いる場所を教えてもらった。肉眼で見ると、レンカクはゴマ粒のようだったが、確かにいることはわかる。ムラサキサギは後になって4羽おり、幼鳥もいるようだが、この時は成鳥が1羽だった。これもけっして近いとは言えないが、まだましな方だった。さて、その後、墓参りをし、実家にでお茶など飲んで帰仙した。レンカクがいて、ムラサキサギが4羽もいるのでは、ここは石垣島や西表島ですか?という感じだ。これも温暖化の影響だろうか。まあ、蕪栗沼の環境ももちろん最高だが。
 翌日、RF100-500mmより解像度のいいEF500mmで、今度は早朝からじっくり撮影したいと思い、沼へ向かった。すると、すでに昨日の方々が見ておられてた。レンカクは見えず、沼の一番奥に首を立てたムラサキサギ成鳥がいた。と、このあたりから雨が本格的に降り始め、ヨドバシで最近購入したばかりの愛用の三脚は置き、カメラと重いレンズを肩から下げて、一時退避。が、いつも通る土手の太い金網が雨に濡れていて、そこで前のめりに滑ってしまい、溝に右足首が激突して、それ以上曲がれない限度を超えて足首が曲がった。”ぐぎゃ”という音がし、うー、まずいと思い、静かに立ち上がり、けっこう痛かったが、何とか立てたので、ゆっくり車まで戻った。三脚は、車に戻って少し休んだ後、車から降りて道路を歩き、堀越しに投げてもらって拾った。堀までの金網の斜面もまた滑って危なかった。スマホで登米市と大崎市の休日当番医を検索し、さらに仙台市を検索すると、何と、自宅の近所で行きつけの整形が当番だった。そこで何とか、たどり着き、レントゲンを撮ってもらったら、骨折ですと言われ、ショック!65歳で初めて骨折。大きな病院を紹介され、そこに行ってギブスを付けてもらい、保存療法でいいと言われ、ギブスを付けて、松葉つえと車椅子を借りて、運転代行で自宅にもどったというわけ。いちおう全治4週間だが、もう少し早いだろうという話だった。
 ムラサキサギとレンカクをもっとよく撮影しようとして、前にも滑ったことがあった同じ場所で、人生初めての骨折、ギブス、松葉づえ、車椅子を体験することになったのだった。ただでさえ、足腰が大変なのに、骨折とはねえ~。鳥見の記録というよりは、骨折の記録になってしまいました。

【写真】
<8/13>8:24-10:33
  
南側土手からカワラヒワの群れ/レンカク夏羽/実際はこの程度
  
レンカク夏羽/ムラサキサギ成鳥
<8/14>7:56-7:59
  
ダイサギの群れ/アオサギ、ダイサギ、ムラサキサギ/一番奥にいたムラサキサギ成鳥


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2022年8月8日(月)自宅庭・山の上公園

2022年08月08日 | 庭に来る鳥

■2022年8月8日(月)13:08-18:36【天気】晴れのち雷雨のち晴れ・薄曇り【機材】EOSR7EF500Ⅱ
【場所】自宅庭、伊勢吉成1号公園
【種名】キジバト、シジュウカラ、ムクドリ、コムクドリ500+、スズメ、カワラヒワ(5科6種)
【メモ】大沼から帰宅して、庭仕事を延々とやっていると、夕方になってきた。隣の方と立ち話をしているうちに6時を過ぎ、コムクドリたちがやってきた。キジバトを接写したR7+EF500をそのまま車に積んで、地元では通称山の上公園と呼称している伊勢吉成1号公園に行った。公園内に入ると、至る所コムクドリだらけで、騒々しい。例によってヒタキのように垂直に上がって、虫を捕まえる様子がいたるところで見られた。鉄塔のあるてっぺんに登り、この前蚊がいたところは避け、反時計周りで行くとやや広くなっていて、蚊はいなかった。目の前のアカマツや雑木林の枝という枝にコムクドリが群れていて30羽程度の群れが常に動いている。本当は、塒まで飛んでいくのを見たかったが、F4でもISO2000で画質がいよいよ悪くなってきたので帰ることにした。遠くの夕日に染まった鉄塔がきれいだった。月も出ていたがこちらの方は薄曇りでいまいちだった。
【写真】
  
屋根付き餌台には今年の2月頃買ったヒマワリの種が物置にそのまま置いてあったので、それを全部置いたら、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、スズメがやってきて食べている。
  
キジバト1羽が毎日物欲しそうに庭仕事をしている自分を見ている。/6時過ぎ、コムクドリの群れがやってきた。
  
おそらく、このフィールドに行けば、コムクドリの成幼♂♀の違いが分かるだろう。
  
枯れて落ちたマツの枝先で虫を探していた/遠くにある夕日の鉄塔


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