■2025年5月8日(木)10:44-11:03、16:14-16:18【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】ヒドリガモ、カルガモ、ダイサギ、オオソリハシシギ21(♂7♀14、うちコシジロオオソリハシシギ♂1♀1)、チュウシャクシギ41+、キアシシギ夏羽9+、オバシギ夏羽3、ユリカモメ成鳥冬羽1、ウミネコ、ミサゴ(6科11種)※前回のオオソリハシシギ17羽から21羽、コシジロが♂♀各1
【メモ】閖上河口・田圃から鳥の海に来た。ちょうど、西水門橋前のやや近い干潟にシギが37羽いて、オオソリハシシギも全部いる感じがした。オオソリだけ数えてみると21羽で、前回の防波堤上の17羽より増えていた。オバシギは最初1羽だけだったが、そのうちいつも一緒にいる2羽も飛んできた。ウミネコが同じ干潟に餌を求めてやってきたためか、シギの群れが一斉に飛んで潟湖内を飛びまわり、最終的には黄色い家前干潟の方に飛んで行った。この間、群れの飛翔写真が多く撮影できたので、オオソリハシシギの2亜種の一方コシジロオオソリハシシギが2羽いることがわかった。
その後、フクロウの巣立ち雛を見に行って、4時過ぎに戻ったところ、水路北側防波堤上にチュウシャクシギ31羽が止まっていた。チュウシャクの個体数は、午前中に見た数をプラスしてある。オオソリのようにほぼまとまった群れで行動し、しかも、♂♀、若い個体、大きさ、羽衣の色など識別しやすいシギは、カウントしやすいが、チュウシャクシギは、日中分散して採餌しているので、最終的に何羽いるのかはカウントしにくい。個体識別も、秋は成鳥と幼鳥の羽衣はわかるが、春の渡りは、識別が難しい。ハマシギとメダイチドリは、この時間帯では観察できなかった。
【動画】オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、オバシギ、キアシシギの採餌
【写真】
オオソリを中心にした群れ
群れでまとまって飛んでくれると、カウントしやすい。オバシギは3羽まとまって飛んでいる
2枚目の写真を見ると、中央の♂♀で、背の中ほどまでチュウシャクほど白くはないが、他のオオソリとは羽衣が違う個体がいて、コシジロオオソリハシシギと思われる。腰が白く見えるのは、蒲生などで、すぐ近くで見ると、かなり白い羽毛が多い場合と、黒い縞があるが白より少ないために、全体的に白っぽく見える場合がある。
比較的近いところを飛んでくれた/ユリカモメが1羽いたが、そのうち飛んで行った/チュウシャクシギの群れ。こういうふうにいてくれるとカウントしやすい。
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