■2025年3月22日(土)・24日(月)【天気】曇り晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】蒲生沖・南蒲生沖・閖上沖・岩沼沖・鳥の海沖(往復)
【種名】アカエリカイツブリ+、オオハム2+、シロエリオオハム+++、オオミズナギドリ++、ウミウ3+、ウミネコ++、セグロカモメ1+、オオセグロカモメ3+、トウゾクカモメ3、マダラウミスズメ1、ウミスズメ2、ウトウ++(7科12種)
【メモ】3月22日(土)は、太平洋フェリー名古屋行きの出港が約30分ほど遅れた。天気は風が強く、やや荒れ模様。沖防波堤の前に海鳥1羽がいたが、小さく正体不明。写真で見ると背中の羽縁が白く見えるが、この小ささでは識別不可能。(※)それから、沖に出て、進路を変える手前、南蒲生から蒲生沖あたりの海面で、トウゾクカモメ1羽がウミネコ成鳥を追いかけていた。おそらく餌をめぐっての話だが、遠いので何を咥えているのかはわからず、写真で見ても分からなかったが、それにウミネコ第2回冬羽とオオミズナギドリが参戦。他に2羽のトウゾクカモメがいたが、これはペアっぽく、参戦せず、素通り。争っている近くにマダラウミスズメ1とウミスズメ2がいて、なんだ、なんだと言っている感じ。行きの海鳥はこれだけで、他は何も出ない。次に出たのは浪江沖のウミスズメの大群のみで、どうしたことか、フェリー航路の内側も外側も期待外れに終わった。
しかし、復路は、航路内側、仙台湾は鳥の海沖から蒲生沖まで、ずっと出続けていたのがシロエリオオハムとウトウ。オオハムは、これかな?という感じで、近くで飛んだのは全部撮影して後で見たが、全部シロエリだった。鳥の海沖から岩沼沖で浮かんでいる中に、何となくオオハムかという個体はいた。シロエリは幼羽も多く見られた。ウトウは、近くでは撮影できなかったが、シルエットからウトウ。たくさんのシロエリの中に、シロエリほど数は多くないが、蒲生沖までずっと浮かんでいた。蒲生沖で、往路で見たと同じ個体と思われる3羽のトウゾクカモメがいた。2羽が近く浮かんでいるところに、1羽が飛んできたが、2羽とは離れた場所に浮かんでいた(写真)。他は、特に見なかった。天気が良ければもっとよく見えたと思うが、復路は完全に曇りで暗く時間帯も午後3~4時だったので、致し方ない。天気が良ければ、次の日も往復したかったほど、仙台湾には海鳥が一番多くいた。
これで、今シーズンは、地先海岸、沿岸、フェリー沖とだいたい仙台湾の海鳥ウォッチングを楽しむことができた。仙台湾はすばらしい!
※仙台湾クルーズの時の写真を見たら、この小さい海鳥はマダラウミスズメと判明。
【写真】
※撮影条件が非常に良くなかったので、いつもはトリミングとサイズ縮小(1920*1080)以外はほぼしていないのを、かなり補正をし、アップスケールも多用した。とりあえず証拠写真レベル。
<3/22>蒲生、南蒲生沖
蒲生・南蒲生海面/マダラウミスズメ/トウゾクカモメペア
オオミズナギドリ・ウミネコ成鳥・トウゾクカモメ・マダラウミスズメ
オオミズナギドリ・ウミネコ成鳥・トウゾクカモメ・マダラウミスズメ
2枚目飛ぶマダラウミスズメとウミスズメ
<3/24>阿武隈川北岸沖~蒲生沖
阿武隈川北岸沖/シロエリオオハム/ウトウとシロエリオオハムの類
真ん中がオオハムか?/シロエリオオハム1W別個体
セグロカモメ成鳥/閖上・井戸浦沖/ウトウ
飛んできたトウゾクカモメと着水しているトウゾクカモメ2羽
仙台観音/南蒲生から蒲生沖
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