私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2012年9月17日(月)龍飛崎

2012年09月17日 | 県外・国外・その他
■2012/9/17(月)8:21-9:49【天気】晴れ
【場所】龍飛崎
【種名】(ハチクマ),トビ1,ツミ1,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ハリオアマツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,イソヒヨドリ,シジュウカラ(9科11種)
【メモ】昨年は行かなかったので,今年は意を決して午前3時5分に自宅を出発し,8時15分に到着,出店で味噌おでんを2本食い,勇んでハチクマをと展望台へ上っていった。展望台に行って「今日はどうですか」と尋ねると,だめだめという返事。しかし,すぐにツミが出て,これはいいぞと思っていると,それで終わりだった。まあ,ちょっときてぱっと見ようという輩にはだめなフィールドなのであった。残暑で風も温かく,これまでの中では風はあまり強い方ではなかったが,イソヒヨドリがタカの真似をして,風を受けて凧のように停飛をしているのは,いかにも龍飛崎らしい風景だった。北海道がよく見え,この場所にいるというだけでもよい1日だった。走行距離は往復で825Km,所要時間は往復10時間弱だった。
【写真】
  
  
■ツミの幼鳥。2回出現したが,喉の縦斑が同じパターンで同一個体と思われる。/イソヒヨドリ/ハリオアマツバメ


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2012年9月16日(日)鳥の海

2012年09月16日 | 鳥の海
■2012/9/16(日)8:36-12:34【天気】晴れ
【場所】鳥の海
【種名】カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,ミサゴ,トビ,ハヤブサ若鳥,チョウゲンボウ♂,シロチドリ,メダイチドリ,キョウジョシギ,トウネン,キアシシギ,ホウロクシギ,ウミネコ,アマツバメ,ハクセキレイ,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(13科21種)
【メモ】渡りのピークは過ぎていたが,ハジロコチドリがいるというので,鳥の海に行った。干潟でそれらしきものを観察したが結局,最終的にはシロチドリしか確認できなかった。ミサゴが獲物を捕らえて上空を飛んだり,ハヤブサの若鳥がシロチドリを襲おうとするのを,シロチドリが干潟のくぼみに体を埋めて守ろうとしたり,キアシシギが泥質の干潟で盛んにチゴガニを食べたりしていた。ホウロクシギの若鳥が3羽いて渚で採餌していた。他には砂浜のメダイチドリの群れや,堤防のトウネンとキョウジョシギの群れが目立った。
【写真】
  
■メダイチドリ/キアシシギ/ホウロクシギ
  
■キョウジョシギ幼羽
  
■トウネン幼羽/トウネン幼羽の餌場争い
  
■ミサゴ
  
  
■チゴガニを食べるキアシシギ/トウネンとキアシシギの採餌


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2012/6/17(日),7/1(日),7/16(月)蒲生,ビール工場

2012年09月11日 | 蒲生海岸
■2012/6/17(日)16:30-16:47【天気】晴れ,7/1(日)11:30-13:30【天気】曇り,7/16(月)12:13-13:30【天気】晴れ
【場所】ビール工場、蒲生干潟
【種名】カワウ,ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,カラシラサギ1,アオサギ,カルガモ,ミサゴ,トビ,イソシギ,オオセグロカモメ,ウミネコ,ハクセキレイ,スズメ,ムクドリ,ハシブトガラス(10科18種)
【メモ】ビール工場のサギのコロニーとカラシラサギの観察がメイン。サギのコロニーは津波の影響で,昨年から四つ角周辺に移動。アマサギが今年は営巣数が少ないようだ。チュウサギ,ダイサギが多く,例年コサギとアマサギはそれほど多くない。8月28日の観察時は若干残っていたが,9月にはいなくなっていた。カラシラサギを蒲生で初めて見たのは1977年で,それから24年ぶりに2001年に見て,以後は個人的に観察していない年もあるが,だいたい毎年6月~8月に観察されているようだ。
【写真】
  
■ゴイサギの営巣/チュウサギの営巣
  
■チュウサギの給餌。呑み込んできた餌をあげようとするが,親の嘴をみんなでくれくれと挟んでしまう。ヒナを見ると,爬虫類という感じがする。
  
■チュウサギとヒナ/カラシラサギ夏羽
  
■モクズガニ/カラシラサギの採餌
  
■カラシラサギ夏羽
  
■カラシラサギの飛翔
  
■ダイサギとカラシラサギ/チュウサギ/ダイサギ
  
■ダイサギの給餌。ちょうど親の嘴から魚のようなものが出ていて,幼鳥に食べさせようとしている。観察していると,子どもに食べさせた後,首を伸ばし,嘴を真上に伸ばし,それから呑み込んだ餌を首を曲げて吐き出し,それをまた幼鳥に食べさせる繰り返し。


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2012年6月18日(月)照ヶ崎海岸

2012年09月02日 | 県外・国外・その他
■2012/6/18(月)9:19-10:09【天気】曇り
【場所】照ヶ崎海岸
【種名】ウミウ,オオミズナギドリ+++,アオバト++(3科3種)
【メモ】3回目の照ヶ崎だったが,はやぶさに乗って,今までで一番早く着いたにもかかわらず,照ヶ崎海岸は超曇天。天気予報は前日は晴れだったはず。しかも岩礁に釣り人と撮影者がいて,アオバトがいつもの岩礁に降りず,ぐるぐる回っている。岩礁と白っぽい海と黒く曇った空で,露出がやたら難しい。それでこのような写真になってしまった。それにしても,この時間に来るとぎりぎり,大群が見られることがわかった。9:40を過ぎるころには小群しか来ない。しかも出現頻度が下がる。ということで,青空がいちばんいいのだが,こういう日もあるだろう。それにしても沖のオオミズナギドリの群れは半端ではない数である。来年はぜひ,青空の時に期待ものだ。
【写真】1枚目と2枚目は画像サイズが大きい。
  
■岩礁に降りようとするアオバトの群れ。


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2012年6月24日(日)蔵王

2012年09月02日 | 宮城蔵王
■2012/6/24(日)8:21-10:12【天気】晴れ
【場所】蔵王エコーライン,蔵王馬の背,リフト駐車場付近,聖山平
【種名】トビ,キジバト,カッコウ,コゲラ,アマツバメ,イワツバメ,キセキレイ,ビンズイ,ヒヨドリ,モズ,コマドリ2,アカハラ,ウグイス,シジュウカラ,ホオジロ,クロジ,ウソ(16科17種)
【メモ】今シーズン最初の蔵王。2009年の6月20日にリフト乗り場駐車場付近で,セイヨウタンポポの種子を食べまくっていたウソを観察したことがあったので,それも期待して行った。2年間は観察できなかったが,今回は駐車場付近のタンポポを食べているウソ♂4羽を発見,というよりは目の前にいただけなのだが。一方,馬の背は目当てのイワヒバリには会えず,ビンズイもほとんどピンぼけでいい写真が撮れなかった。帰りの聖山平では,コマドリの声を2カ所で聞いた。一カ所はかなり粘ってちらっと姿が見えた。ホシガラスは全然見なかったし,声もしなかった。まあ,しかし,ウソが目の前でタンポポを食べていたのでよしとしよう。本来,高山にあるはずのないセイヨウタンポポだが,人の通る道にはたいていあるようだ。
【写真】
  
■蔵王お釜/お釜付近上空のアマツバメ/ビンズイの囀り
  
■ウグイスの囀り/ウソ♂
  
■タンポポの種子を食べるウソの群れ。4羽いた。全部♂。


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