私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2008年2月9日(土)田代島航路・田代島

2008年04月21日 | 田代島・航路
■2008/2/9(土)9:00-14:30【天気】晴れ
【場所】門脇桟橋~田代島航路,田代島
【種名】オオハム,カイツブリ,ハジロカイツブリ,ミミカイツブリ,アカエリカイツブリ,カンムリカイツブリ,ウミウ,マガモ,カルガモ,コガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,シノリガモ,ウミアイサ,ミサゴ,トビ,ノスリ,オオバン,ハマシギ,ユリカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,カモメ,ウミネコ,ウミスズメ,キジバト,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ルリビタキ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,アカハラ,シロハラ,ツグミ,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,カシラダカ,アオジ,カワラヒワ,ベニマシコ,シメ,スズメ,ムクドリ,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(22科54種)
【備考】昨年さっぱりだった流氷が,今年は以前のように納沙布岬を回るほど南下して,寒かったせいか,ケアシノスリや海鳥の群れが例年になく多かった。田代島航路はどうかと期待して船に乗ったが,やはりウミスズメやオオハム,その他海鳥の観察個体数が例年になく多かった。ただ,仁斗田ではクロサギが見られず,残念だった。大泊から例によって仁斗田を往復するコースを取ったが,年々小鳥の観察個体数が少なくなっている。大型カモメ類も田代島に通い始めた頃に比べるとやや少ない。そういえば猫の個体数も少ない感じだ。ツグミだけはいっぱいいたが,他のツグミ類は2,3羽程度しか見なかった。メジロもそういえば数がとても少なかった。ルリビタキが民家の軒先に♂1♀2いたが,これも例年に比べると少ない。まあ年によって違うのかもしれないが,来年はどうだろうか。
【写真】
  
■ウミスズメ,クロガモ,オオハム(田代島航路),他にカンムリカイツブリがよく飛んだ。
  
■コクガンの群れ,ウミウ(冬羽),シロカモメ第1回冬羽(仁斗田~大泊)
  
■仁斗田付近の民家の軒先にいたルリビタキ,♀もいた。いっぱい撮ったが妙にピントが合わなかった


Copyright(C)2008 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

観察図鑑 メジロ 

2008年04月20日 | 観察図鑑
■2008/2/11(月)11:00-11:10【天気】晴れ
【場所】蒲生干潟北側遊歩道
【種名】メジロ(1科1種)
【備考】この日は蒲生を守る会の観察会の日だった。日和山ではテレビ局が各社来ていて取材していた。池の電柱にノスリが1羽止まっていたが,ケアシは見えなかった。北側の遊歩道を歩いていると,ミサゴやチュウヒが飛んでいたが目の前にメジロがかわいらしい様子でいたので撮影した。メジロといえばメグロだが,両種とも目のあたりの鋭さや,嘴の先鋭さは似かよっている。メジロはよく見るとけっしてかわいらしいというだけではなく,けっこうきつい顔をしている。
【写真】
  
  


Copyright(C)2008 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2008年2月3日(日)蕪栗沼・白鳥地区

2008年04月13日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2008/2/3(日)9:30-11:00【天気】曇り
【場所】蕪栗沼,白鳥地区,周辺田圃
【種名】カイツブリ,ダイサギ,アオサギ,マガン,オオヒシクイ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,ハシビロガモ,トビ,オジロワシ成鳥2,ノスリ,チュウヒ,オオバン,タゲリ+,オオハシシギ3,アオアシシギ1,エリマキシギ1,タシギ4,キジバト,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ツグミ,ホオジロ,カシラダカ,オオジュリン,カワラヒワ,ベニマシコ,シメ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(17科38種)
【備考】曇りで気温が低くかったが,3週連続で蕪栗沼に行くことにした。マガンはいつもの田尻地区の農道沿いの田圃で採餌していた。タゲリの群れが蕪栗沼西側の凍った田圃にいた。蕪栗沼に着くと,オジロワシの成鳥2羽が対岸の木に止まってかなりの時間動かないでいた。沼が凍っていたので,越冬しているアオアシシギ,エリマキシギ,オオハシシギが堤防から比較的近い氷が張っていない浅瀬(全部浅いが)にいたので,よく観察することができた。エリマキシギの越冬個体を見たのは今シーズンが初めてで,オオハシシギやアオアシシギよりも大きいことからすると,♂であろう。タシギが4羽,元気なオオヒシクイの群れの近くにいた。
【写真】
  
■オジロワシ成鳥/ベニマシコ♀/オオハシシギ・アオアシシギ・エリマキシギ
  
■オオハシシギ・アオアシシギ・エリマキシギ。アオアシシギは活発に動き回っていた。/アオアシシギの飛翔/元気なオオヒシクイ。


Copyright(C)2008 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

観察図鑑 蒲生干潟で採餌するオオソリハシシギ

2008年04月12日 | 観察図鑑
■2008/4/12(土)13:30-14:30【天気】晴れ
【場所】蒲生干潟
【種名】オオソリハシシギ(1科1種)
【備考】蒲生干潟に着き,前面の干潟を見ているとすぐにオオソリハシシギ3羽が採餌にやってきた。♂と比べ身体と嘴の長い♀が2羽(夏羽換羽中)と夏羽の♂1羽だ。干潟を歩き回ってものすごい勢いで長い嘴を水面下に突き刺しながら採餌している。頭が隠れるくらい水中に嘴を入れて,ゴカイを取っていた。オオソリハシシギは,シギチの中では一番好きなシギだ。身体が大きく堂々としていて,長い嘴がまた見事だ。鳥の海の岸壁に大群が固まっているときなどは,まるで長い嘴がぶつかり合うかのように見える。1970年代の蒲生にはオオソリハシシギの大群が見られたものだが,現在は10羽程度の群れでもあまり見たことがない。オオソリハシシギの♂の夏羽もきれいだが,♀は♂より大きく,嘴もかなり長いので,近くで見るとかなり迫力がある。一心不乱に採餌して,繁殖地へ向かうのだろう。
【写真】写真はこちらです。


Copyright(C)2008 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2008年1月27日(日)蕪栗沼,白鳥地区,周辺田圃

2008年04月06日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2008/1/27(日)8:40-11:40【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼,周辺田圃
【種名】カイツブリ,ダイサギ,アオサギ,マガン,オオヒシクイ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,ハシビロガモ,トビ,ノスリ,チュウヒ,ハヤブサ,キジ♂,オオバン,タゲリ+,オオハシシギ3,アオアシシギ1,エリマキシギ1,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ジョウビタキ,ツグミ,ホオジロ,カシラダカ,オオジュリン,アオジ,カワラヒワ,ベニマシコ,シメ,スズメ,ムクドリ,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(21科44種)
【備考】1月に入ってから2回目の蕪栗沼。前回はオジロワシの成鳥と若鳥が出たが,今回は観察できなかった。シギチは越冬個体の3種と冬鳥のタゲリの群れ。マガンは蕪栗沼に行く途中のいつもの道路脇の田圃によく見られるアイリングのある個体がいた。蕪栗沼でしばらく観察していると,チュウヒの国内型?♀幼鳥がやってきて,沼の上空を何度も旋回したので,何枚も写真を撮ることができた。前回の白鳥地区で撮影した♀幼鳥3羽のうちの1羽ではないかと思われる。チュウヒは羽色や模様に個体差があり,また大陸型,国内型などやたら面倒だが,国内型♂成鳥,同若鳥,同♀成鳥,同若鳥は今まで見ているものを再チェックすれば識別が可能だろう。中でも国内型♀幼鳥はかなり分かりやすい。沼には,タゲリの群れの中に,シギチ3種がいて,それらシギチの群れがオオヒシクイの群れに寄り添っているという感じだった。
【写真】
  
■アイリングのあるマガン/白鳥地区東側田圃のキジ・ノスリ・マガンの群れ
  
■タゲリ,アオアシシギ,オオヒシクイ/チュウヒ国内型♀幼鳥
  
■チュウヒ国内型♀幼鳥
  
■チュウヒ国内型♀幼鳥/ノスリ
  
■ノスリ/タゲリ・オオハシシギ・アオアシシギ/ハヤブサ成鳥
  
■タゲリ・オオハシシギ・アオアシシギ/オオヒシクイ
 
■農道のマガンの群れ


Copyright(C)2008 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.