私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2024年5月16日(木)伊豆沼・内沼

2024年06月01日 | 伊豆沼・内沼

■2024年5月16日(木)12:35-13:50:【天気】小雨【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼、内沼、周辺田圃
【種名】キジ♀1、コブハクチョウ2、カワウ、ダイサギ、アマツバメ8+、セイタカシギAd♀1、アオアシシギ夏羽1、キアシシギ夏羽6、ミサゴ1、トビ、ツバメ、ウグイス、オオヨシキリ(12科13種)
【メモ】小雨模様の天気だったが、伊豆沼にセイタカシギを見に行った。現地に到着すると、コブハクチョウ2、キアシシギ6羽、アオアシシギ1羽、セイタカシギが1羽いた。電話でいつもお世話になっているSさんに、セイタカシギの羽数について確認した。ケリも探したが見つけられず、いないことはないので、また、来ることにした。小雨で曇り、空が低く、アマツバメが群れで飛んでいた。ハリオならなお、良かったが。
【動画】
セイタカシギの採餌~ウグイス、キアシシギの声
【写真】
  
キジ♀。♀もよく見るときれいな感じ。
  
アオアシシギ/曇って小雨だったせいか、アマツバメが飛んでいた/キアシシギ
  
セイタカシギ。動画を見るとわかるが、けっこう周りの鳥の声に敏感。特にキアシシギの違う種類の鳴き声に敏感に反応しているが、結局、普通に採餌を続けていた。


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2024年5月16日セイタカシギの採餌~ウグイス、キアシシギの声

2024年05月16日 | 伊豆沼・内沼

■2024年5月16日(木)12:35-13:50:【天気】小雨【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼、内沼、周辺田圃
【種名】セイタカシギAd♀(1科1種)
【動画】
セイタカシギの採餌~ウグイス、キアシシギの声


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2024年1月1日(月)伊豆沼

2024年01月01日 | 伊豆沼・内沼

■2024年1月1日(月)8:36-8:56【天気】晴れ曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼
【種名】シマエナガ7+(1科1種)
【メモ】2007年(H19)に稚内に行った折、新千歳空港で「ANA FESTA」を開催しており、その一隅に北海道の本が陳列してあった。『Graphic of Hokkaido's Nature ファウラ 2007 December WINTER No.18』2007.12.15発行 有限会社ナチュラリー という雑誌で表紙にシマフクロウ、特集がブラキストン線、とあり面白そうなので購入した。その中に大橋弘一氏の執筆で「北海道に生息し本州にいない鳥」「本州に生息し北海道にいない鳥」のリストがあり、亜種シマエナガは前者のリストにあり、△マークがついている。「△は北海道生息の鳥は本州に、本州生息の鳥は北海道に、少ない出現記録のあることを示す」とあり、要するにシマエナガは、本州で観察されることもありますよ、ということのようだ。鳥友にシマエナガが来ているよ、と一昨年だったか教えられ、みんな見に行ったのにどうせ1羽だろう、とか言ってあえて探さなかった。ところが、今回は10羽くらいいるというので、それは、ちょっと1羽の時とは意味が違うぞということで、31日、1日と見に行った。31日は探す場所がどうやら違っていたようで空振りだったが、今日は、そこにいるよと教えてもらい、同時に10羽は見られなかったが、7羽までは見ることができた。しかし、1羽だけでも撮影が難しく、2羽でさえ写せなかった。100-500でも使えばよかったが、そういう余裕もなかったし、とにかく、苫小牧研究林などと違ってちょっと距離があった。苫小牧では、目の前にいるのでちょっと下がってというところだが、幸い、光線がよかったので、撮影することができた。感謝!シマエナガは、コゲラのように嘴では樹皮を粉砕しないが、枝の小さい穴の中に嘴を突っ込んだり、枯れて折れた太い枝にもとりついて、しきりに餌を探していた。その結果、枝から枝へ変幻自在に移るので、もう、ぶれようがピントが合うまいが撮り続け、約20分で100枚ほど撮影し、何とか見られる写真を掲載した。北海道で一昨年の冬に見た時は、マツの枝の裏にいっぱいくっついていた昆虫の卵を食べていた。シマエナガの姿形は、グッズがいっぱい販売されてように、とてもかわいい。冬の間のもふもふ感あふれる羽毛と雪だるまの顔はかわいいし、成鳥の瞼の黄色もおしゃれだ。ちなみに、北海道ではシマエナガをこんなにたくさん撮影しない。普通にいるからだ。
【写真】
  
餌探し/反転して、次の枝に飛び移る
  
脚のあげ方がかわいい
  
尾羽を開く/朽木で餌探し
  
真剣に餌探し
  
これも餌探し
  
飛んでる
  
もふもふの羽毛
  
黄色い瞼
  
翼が短いのに尾が長いのもかわいい
  
飛んでいる


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2023年12月9日(土)伊豆沼

2023年12月09日 | 伊豆沼・内沼

■2023年12月9日(土)12:05-12:20【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼2工区
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、マガン、シジュウカラガン、ハクガン50+(18+21+11)(1科5種)
【メモ】前回の2工区はハクガン29羽の群れだったが,今日は50羽以上の群れが2工区で採餌していた。アオハクガンを見つけようとしたが見つけられず,まだ、12時過ぎだったので,後から飛んでくるのかと思い,近くのハクガンを撮影していた。斜光だったので少し車を前に進めて観察・撮影した。それでも,いないね,などと思って距離的に一番近いハクガンの群れを見たら,その中にいて採餌していた。群れのリーダーらしいハクガンが,さかんにマガンや他のハクガンの群れを威嚇すると,一緒にアオハクガンの一羽が威嚇している。思わず笑ってしまった。見ている間に2回ほど他の群れを威嚇していた。観察・撮影が終わったので,群れに影響を与えないようにゆっくり移動し,かなり離れたところから見ていた。しばらくさきほどの畦近いところにいたが,11羽ほどの集団でマガンの群れをかき分け,少し中の方に移動して,また採餌していた。気温が高く,大気が揺らいだ日だった。ここのところ土日のどちらかしか,鳥を見ていないが,まだ暖かい日が続いている。
【動画】
ハクガンの家族。成鳥2、幼鳥3で、見張りの成鳥と、羽繕いする成鳥、そして、採餌・羽繕いする幼鳥。隣の田んぼにもマガンの群れの中にハクガンの群れ。

ハクガン成鳥4幼鳥2の家族かと思ったら、あとで左隣にいた成鳥3幼鳥1のうちの、幼鳥がやってきて、家族の前でしきりに採餌していた。あとでわかったが、家族の手前の方にシジュウカラガンの成鳥が1羽いた。

アオハクガン2羽。突然,群れのリーダーと思われるハクガンが移動して、別のハクガンの家族や、マガンの家族を威嚇していた。2羽のうち1羽のアオハクガンも一緒になって、威嚇していた。このアオハクガンは翼を広げて他の群れを威嚇し、活発だったが,もう一羽は、もっぱら採餌や羽繕いをしていたのもおもしろかった。
【写真】
     
ハクガンの群れ。大気の揺らぎがあるほど,気温が高かった。

  
  
  
羽繕いするハクガン成鳥/ここからアオハクガン2羽を含む群れ
  
  
ハクガンの群れの中で採餌していたが,1羽が威嚇に参加
  
翼を広げてさかんに威嚇していた。


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2023年11月23日(木)伊豆沼

2023年11月23日 | 伊豆沼・内沼

■2023年11月23日(木)12:47-13:35【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼2工区,3工区
【種名】オオヒシクイ,マガン(白化マガン1),ハクガン成鳥24幼鳥5計29(幼鳥2と幼鳥3のおそらくファミリー4羽と5羽),オオハクチョウ,コハクチョウ(1科3種)
【メモ】波伝谷漁港から三陸自動車道志津川IC~三滝堂SA~登米IC~みやぎ県北幹線道路で,あまり疲れず,伊豆沼にやってこれるようになった。この2つの道路のおかげだ。三滝堂SAは,いろいろおいしいものが売っているし(その分,旧登米高等尋常小学校やうなぎを食べられなくなった),みやぎ県北道路は,佐沼の街をパスできるので(その分途中でラーメンを食べられなくなったが),快適なドライブができる。くんぺるでいつもピザを食べたいと思っているが,これは,最初から伊豆沼に行かないと土日は厳しい。
閑話休題。前回,ピザが食べたくて,2回行ってみたがだめだったので,今日は最初からハクガン情報をいただいたので2工区に行った。水路の方に複数の車が止まっていたので,行ってみると,学生時代からお世話になっているS氏が手を振ってくれたのでしばしお話しをして,それから撮影を開始した。最初に100mmで全体を撮影して,カウント用画像とした。さらにビデオを撮影し,マガンとハクガンの群れを端から端まで撮った。ハクガンにしては,距離は遠かったので群れの行動とかハクガンファミリー同士の餌場争いとか,数羽が飛んで降りる場面など楽しんだ。ここに来る前に毎年撮影している秋の逆光のハクチョウを撮りたかったが,秋野明秋風白の景色には,ちょっと逆光がいまいちで,秋の淡々とした風情はなかったのが少し残念だった。
【動画】
伊豆沼2工区マガンとハクガンの群れ
ハクガンファミリーの餌場争い
【写真】
  
この時期逆光がきれいなのだが/ハクガン29羽/手前の方のハクガンペア
  
ハクガンの2ペア/幼鳥2羽のファミリー飛翔
  
小学校をバックにハクガンとマガン/ハクガンペアのランディング
  
同上/1羽隠れて見えないが3羽幼鳥/幼鳥4羽が写っている


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2023年11月3日(金)伊豆沼、内沼

2023年11月03日 | 伊豆沼・内沼

■2023年11月3日(金)5:49-7:34【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ R5+RF16mmSTM
【場所】伊豆沼、内沼
【種名】マガン、ハクガン6、コハクチョウ、オオハクチョウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヘラサギ2、ツルシギ2(4科9種)
【メモ】伊豆沼獅子鼻に本格的に飛び出しの写真を撮影しに行った。撮影しているうちに、ハクガンとヘラサギもいると教えていただき、ヘラサギは早い段階で見つけたが、ハクガンが見つけられない。結局、あとで写真で探したら、ピンボケだが確かにハクガン6羽が写っていた。ヘラサギの左の方にいるかもしれないという話だったのだが。なるべく水平位置で撮影したかったので、土手の一番下まで行って一脚を短めに立てたが、水平が取れてない写真が多かった。画面の中の風景で水平の線を見ているつもりだが、傾いていた。三脚は16mmで動画をこれもかなり低い位置から撮影した。枯れた沼にハスがまだ青々と立っているのもあって印象的だった。今日の日の出は、いつの間にかぼうーっとした黒点も見えるまんまるい太陽が昇っていて、大きな飛び出しは最低3回はあった。ヘラサギは、最初寝ていたが、途中右側の1羽が背伸びをしていた。また寝てしまったが、さすがにガンの飛び出しの時は、起きて右往左往している感じだった。明るくなって、また寝てしまった。内沼に行くとツルシギが飛んできて、じゃぼんと入り、沼で泳いでいたが(ワシタカがいたのか)、そのうち、飛んでサギたちのいる水路に行った。太陽もまんまるでよかったし、とてもいい飛び出しの日だった。ここから、蕪栗に行った。
【動画】
6:16マガンの飛び出し R5+RF16mmSTM
【写真】
  
6:10マガン飛び出しのはじめとヘラサギ/6:14日の出/
  
6:16最初の大きな飛び出し
  
6:17太陽とマガン/6:18太陽黒点とマガン/0619ハス
  
6:20 マガンとハクガン6羽/6:21飛び出し
  
6:21ヘラサギ2羽/6:21太陽にマガン/6:22戻りマガン
  
6:28飛び出し/6:33戻りマガン/6:49ハクチョウとヘラサギ
  
6:59中央にヘラサギ/7:00内沼/7:48水路のサギとツルシギ


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2023年10月3日(火)伊豆沼、内沼

2023年10月03日 | 伊豆沼・内沼

■2023年10月3日(火)5:00-7:40【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF16 EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼、内沼
【種名】マガン、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、カッコウSP4,セイタカシギ幼羽4、タシギ幼羽8,アオアシシギ幼羽1、ウズラシギ幼羽4、トビ、ノスリ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ヒバリ、ツバメSP、ヒヨドリ、ムクドリ、ノビタキ、スズメ、ハクセキレイ(17科27種)
【メモ】伊豆沼にシギチがたくさん入っているという情報をいただいて、ちょうど13時出勤だったので、暗いうちから伊豆沼に行った。星はきれいだったが、簡易赤道儀を持っていかなかったので、星景写真は諦め、木星の写真を三脚に500mmを付けて撮影したが、R5の方がよかったが、取り換えるのも面倒なのでR7で”オート”で撮った。
さて、飛び出しだが、シーズンはじめということで、盛大な飛び出しではなかったが、多くて100羽+、普通は50羽くらいの群れが次々 に 北西方向に飛んで行った。月に雁を狙っていたが、月の高度がまだ高く、なかなか月と重なって飛んでくれない。そのうち、あれっと思ったのが丸いくちばしが短くて細いシギの群れ4羽が、沼から飛び出し、南西方向に飛んで行った。フォルムからウズラシギだろうと思って、後で見たらやはりウズラシギだった。その後、内沼浄土に行くと、いつもオナガガモがたむろしている場所に、マガンの群れ30羽以上がいた。まさか、陸に上がっているとは思わなかったので、車を入れた瞬間に飛ばれてしまったが、まだ、飛ばない3羽がいて、その中の1羽が右初列を損傷している個体で、3羽で越夏したらしかった。飛べないのかと思ったら、2羽は普通に飛び、もう一羽も飛べないことはなく、3羽で草地に降りた。大きく撮影した写真は、普通に飛べる中の1羽。内沼から沼を一周してケリを探したが見つからず、ノビタキやタシギは結構な数が見られた。3工区にはマガンの群れが田んぼに降りていた。2工区、1工区にはほぼいない感じで、レンコン池もタシギが2,3羽いたくらいだった。もう一度、獅子鼻にもどる途中、ダイサギの群れがいたので撮影したら、端の方にセイタカシギとアオアシシギが写っていた。よく見ればもっといたかもしれない。
【写真】
  
夜明け前/蓮田
  
月/夜明けとマガンの飛び出し
  
朝日が昇る/ウズラシギ/ダイサギ、アオサギ、マガン、オナガガモ
  
やっと月に雁が入った写真/内沼のマガン
  
木星/ダイサギの群れ/カケス
  
チュウサギっぽく見えるがダイサギ/ノビタキ
  
内沼のマガン/伊豆沼ダイサギ、セイタカシギ、アオアシシギ/内沼マガン
  
越夏マガン


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2023年2月18日(土)伊豆沼

2023年03月16日 | 伊豆沼・内沼

■2023年2月18日(土)6:18-7:21【天気】曇り、小雨【機材】EOSR7+500 EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼、2工区
【種名】マガン、ハクガン(1科2種)
【メモ】前回は霧の白い世界だったので、霧でないところで見たいと思って行ったが、今度は曇りで小雨と言うことで、ハクガンの飛び出しから2工区に降りるまで見て、帰ってきた。今シーズンはこれで終わり。2工区田んぼに降りたハクガンの羽数は138+だった。
【写真】
  
氷が融けた水面に、ハクガンは群れごとに分散していた
  
飛び出し/2工区に降りたハクガンの群れ
  
標識ハクガンも/雨がやや上がって明るくなった田んぼのハクガン


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2023年2月12日(日)伊豆沼

2023年03月16日 | 伊豆沼・内沼

■2023年2月22日(日)6:25-10:28【天気】霧、霧氷、のち晴れ【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼、2工区
【種名】オオヒシクイ、マガン、ハクガン200以内、アオハクガン幼鳥ハイブリッド2、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、コガモ、オオバン、トビ、オジロワシ若1、ハシボソガラス、ハシブトガラス(4科13種)
【メモ】ハクガンが飛び出す前に沼にいる様子を見たいと前から思っていたので、行ってみたが、何と霧でほぼ何も見えない朝だった。水門の上から見ると、氷の上にハクガンの群れが見え、東の方に歩いて行くと、端の方にもかなりの数がいた。氷の上ということでファミリーや一族ごとにまとまっているようだった。とりあえず、水門に戻って、飛び出しを撮ることにした。と言っても全く白い世界で、視界がものすごく悪い。そのうち飛び出しの時間になり、運よく目の前にまとまっていたハクガンの一団が正面からこちらに向かってきた。ハクガンやマガンの群れは、2工区の田んぼに降り、横長の集団になった。そのうち、半分くらいが3工区の方に一斉に飛んで移動した。何事と思って、あとで写真を見たら、キツネが群れに近寄ったようだった。あとは霧が晴れるのを待つばかりだが、10時を過ぎても霧が晴れたりまたかかったりという状況だった。晴れた時には霧氷がきれいだった。マガンとハクガンの群れの中から何とかアオハクガンのハイブリッドらしい幼鳥を2羽並んでいるのを見つけたが、首をずっと突っ込んだままだった。昨年、ハクガンを124羽カウントしたが、今年は200羽近い数が見られ、このペースで秋田なみにそのうちなるといいなと思うのだった。
【写真】
  
氷上のハクガンファミリー/飛び出し
  
キツネに飛び出す群れ/ハクガンの小群
  
霧が晴れた様子/アオハクガンハイブリッド幼鳥と全景
  
ハクガンの群れ/全景/オジロワシ若鳥

伊豆沼の氷上のガンの群れ


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2022年11月18日(金)内沼浄土

2023年02月01日 | 伊豆沼・内沼

■2022年11月18日(金)10:23-10:28【天気】薄曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】内沼浄土
【種名】オオハクチョウ、オナガガモ、セイタカシギ第1回冬羽移行個体(3科3種)
【メモ】朝は蕪栗沼に行ったが、オジロワシの幼鳥が1羽木に止まっているのを見ただけだったので、伊豆沼・内沼へ移動した。内沼浄土に6月たくさんいたセイタカシギだったが、その後姿が見えなくなり、今日は第1回冬羽に移行中の1羽がいた。※この個体が越冬して滞在中。
【写真】
  
全体風景/飛翔。次列・三列風切の羽縁が白く、初列も幅は狭いが白い。
  
オナガガモに混じっている/マッシュルームカット?/上背、背、肩羽の一部に冬羽が出ている。


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2023年1月26日(木)伊豆沼・内沼

2023年01月28日 | 伊豆沼・内沼

■2023年1月26日(木)10:49-11:50【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR7+ EF500Ⅱ
【場所】内沼、伊豆沼、周辺田圃
【種名】オオヒシクイ、ヒシクイ、マガン、ハクガン成鳥11幼鳥1(9+1,2+0の群れ)、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ミコアイサ、キジバト、ダイサギ、オオバン、セイタカシギ1W、ユリカモメ1、トビ、オジロワシ成1若1、ノスリ、ハシボソガラス、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ホオジロ(12科25種)
【メモ】前回に続き、ハクガンを探して築館インターで降りて、県北道路北側を探し、お昼をくんぺるで食べて、蕪栗沼に向かうコース。今日はよく晴れていた。最初に内沼に行き、セイタカシギを探すが、小学生がたくさんいておそらく授業の一環。セイタカシギはいないものと思って、行こうとしたら、目の前にいるではないか。どんどん自分の方に寄って来る。ということで、冬羽をよく観察できた。水の中と、ヒシの実だらけのおかを行ったり来たりしているが、岸には氷があるので、見ているうちに2回ほど滑り、1回は横に転んだが、私のように骨折はしなかった(笑)。しゃがんで100-500の100で撮影しても、餌をもらえるものと思ってか、どんどん近寄って来るので、アップになってしまう。時々、水を飲んではごっくんしていたようだ。そもそもセイタカシギが零下10℃近くなる内沼で越冬して、元気で暮らしているのがすごい。十分撮影し、行動を観察して満足で、ハクガン探しに出かけた。3工区から新田桟橋、1,2工区、県北道路北側を探したが見つからず、1工区に戻ると、先ほどはいなかった10羽ほどの群れがいるではないか。大群ではないが、少しずつ沼に近づいてきているのかもしれない。昨年は今頃から120羽を超す群れがいた。幼鳥は1羽しかいなかった。前回はかなり遠くまで探したけれど見つからなかった。2月に期待。ということで、もう一度探しに北側田んぼに行って、昼食を取り、蕪栗沼に向かった。
【写真】
  
内沼浄土の様子/灰褐色の第1回冬羽/ヒシを踏まないように。6月に撮影しに来た時は、サンダルを履いてきてひどい目に遭った。
  
餌はオナガガモがもっぱら食べていた/羽縁が白く第1回冬羽/氷で滑る
  
内沼の中央にオジロワシ成鳥とハシボソガラス/伊豆沼中の開氷面に集まっていたカモやガンをオジロワシ幼鳥が襲った。前回もほぼ同じ時間に同じ場所で襲っていた/逃げるマガン、ハクガン、トモエガモ
  
1工区のハクガン。移動して2工区へ
  
青空に飛ぶ姿がとても美しかった
  
まるでぬいぐるみ/2工区にランディング、そのあとまた飛んで2工区の西側へ


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2023年1月26日(木)内沼

2023年01月26日 | 伊豆沼・内沼

■2023年1月26日(木)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】内沼浄土
【種名】オナガガモ、ユリカモメ、セイタカシギ(3科3種)
【メモ】小学生が「フラミンゴいる!」と言っていた。なるほど、ミニフラミンゴ。
【動画】


 
オナガガモの群れに混じって採餌していた。冬羽がきれい。


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2022年11月19日(土)伊豆沼

2022年12月13日 | 伊豆沼・内沼

■2022年11月19日(土)13:40-14:10:【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼2工区、伊豆沼中(オジロワシ撮影場所、大学時代のカウント地名称)
【種名】オオヒシクイ、マガン、ハクガン(1・7、1・0計9)、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、ヘラサギ若1(2科7種)
【メモ】相川漁港でコクガン探しをしていた時に、蕪栗沼ヘラサギ3羽情報をいただいた。漁港はざっと見て、戸倉から登米に抜け、みやぎ県北道で伊豆沼へ。まずは、ハクガンを2工区で見て、4羽いたヘラサギのうち、伊豆沼に残った1羽がどういう個体か見ることにした。ハクガンはマガンの群れに成鳥1羽、それから、ハクガン親子の行進の成鳥1幼鳥7を見たが、成鳥が1羽しかいなかったことが気がかりだった。伊豆沼に飛来しているハクガンは、情報からするともっと多いはずなので、後日改めて、広く田んぼを探すことにした。ヘラサギは、ハクチョウやマガンの群れの中にいて、なかなか見つけられなかったが、みなさんに教えていただいてやっとわかった。風切りの羽縁が黒く見えたので、幼鳥か若鳥のようだった。ヘラサギは成鳥羽になるのに4年かかると言われており、この個体は翼を広げる場面がなかったので、後日確認ということになった。
【写真】
  
最初、成鳥と幼鳥1羽ずつしか見つけられなかったが、よく見ると
  
幼鳥は6羽。成鳥は1羽しかいない/成鳥の次にいた幼鳥がコハクチョウと眼のつけ合い。そばのマガンはどっちについているのか?結局、コハクの勝ち!目をそらした方が負け。マガンはコハク側。
  
仕方なく親の方へ歩いて行く。コハクとマガンの敵意に満ちた目(笑い)。大沼近くの田んぼでアカツクシガモ♀を睨みつけていたハクチョウを思い出した。/さらに右側の5羽。計幼鳥6羽になる。
  
のんびりする幼鳥/成鳥とさきほど眼のつけ合いで敗れた幼鳥。この後、ビデオのハクガン親子の行進になるが、右端の方から動画を撮影していたので、どうして、行進になったのかはわからず。コハクに追われて、移動したのか。ビデオを改めて見ると6羽の他に、もう一羽離れたところにいた1羽がいて、幼鳥は7羽だった。
  
伊豆沼に1羽残ったヘラサギ。

【動画】再掲

ここで、ハクガン親子(親1子7)の行進となる。

 


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2022年10月20日(木)伊豆沼・内沼

2022年12月01日 | 伊豆沼・内沼

■2022年10月20日(木)5:04-6:57【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ、EOSR5+RF16mmSTM
【場所】伊豆沼・内沼
【種名】オナガガモ、マガン、オオヒシクイ、ダイサギ(2科4種)
【メモ】今シーズン初めてガンの飛び出しを見に伊豆沼に行った。獅子鼻堤防には5時過ぎに到着、夜明けを待つ。水蒸気が思うようには高く上がらなかったが、まあまあの飛び出しだった。飛び出しのパターンは、46年前から4年間行った大学野鳥の会時代の月例カウント(日本雁を保護する会の)時から、ほぼ変わりはない。以下の動画と写真の通りだ。大学時代のカウントでは、伊豆沼東・中・獅子鼻、内沼2の確か5か所(違ったかもしれないが)に、宿泊所の新田桟橋小屋(今はありません)を2時過ぎに出て、配置を始め、まずは飛び出す前にガンの羽数をカウントする。飛び出しが始まると時刻、方向、個体数をカント、最後にハクチョウとカモを種類ごとに数えて終了する。一か所につき、カウント要員が2名,記録者1名だったような記憶がある。カウントは人によって多めの人少なめな人がいるので、二人でカウントして実際の羽数とあまり違わないようにしていた。当時は、今ほどガンの個体数が多くなかったので(と言ってもかなり多かったが)、あの程度の配置と方法でカウントできたが。教員になって何年かはどこに何羽いたとか数えていたが、今はとうの昔にカウントは諦めたというところ。ちなみにシギチは今でもカウントしているが。大沼のオナガガモは数える気がしないが、1000羽以下のトモエガモの♂♀くらいならカウントしようとまだ思える。
令和4年11月10日県調査速報値では、229,642羽で蕪栗沼の方が2万5千羽ほど多いようだ。
【動画】伊豆沼ガンの飛び出し-獅子鼻
05:29
05:55
06:09
06:18
06:28
【写真】
<伊豆沼獅子鼻>
  
5:17さすがにあまり飛ばない /5:35少しずつ飛び始める /5:47かなり飛び始めるが、獅子鼻の一番手前の群れのいる場所に降りる個体も多い。これ以降も同じ。
  
5:55 今日は日の出前の大きな群れの飛び出しはなかった。 /5:59水蒸気が上がり美しい風景 /6:13①堤防北側脇の方の群れが一斉に飛び立つ。
  
6:13②6:13③これらの群れの多くは若柳方面ではなく、南の方に飛んで行った。/6:33堤防に一番近いところにまだまだいるが、飛び出すのは、7時過ぎで見に来た人達がほぼいなくなる頃。
<内沼浄土>
  
6:51オオヒシクイが1羽いる。この場所にマガンと共にオオヒシクイの大群がいる。 /6:52飛び出し /6:54 まだ残っている。

 


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2022年6月26日(日)内沼

2022年11月23日 | 伊豆沼・内沼

■2022年6月22日(日)9:26-10:23【天気】晴れ【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】内沼
【種名】セイタカシギ第1回夏羽?♂1♀2(1科1種)
【メモ】蒲生でコアジサシの観察をしていたら、内沼にセイタカシギが多数いるという情報をいただき、内沼に移動した。現地に到着した時には3羽だったが、少し前から多数いたとのことだった。鳥を見始めた大学野鳥の会当時は、セイタカシギやソリハシセイタカシギは、憧れの鳥だったが、温暖化の影響か最近は特に珍しい鳥でもなくなったようだ。それでも、普通のシギと比べるとかなり形や色が違うので、いれば必ず見に行くようにしている。♂は後頭部の羽毛が逆立っていればなどと思うのだった。
【動画】
 
セイタカシギの羽繕い
【写真】
  
3羽いて、1羽は♂だった。
  
♂の羽衣を見ると、雨覆いは青緑の羽毛があるが、他は茶色。
  
3羽のうち♂♀1羽ずつは何となくペアっぽい動きをしていた。


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