私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2007年5月19日(土)蒲生海岸

2007年05月20日 | 蒲生海岸
■2007/5/19(土)13:00-15:00【天気】曇りのち晴れ
【場所】蒲生海岸,周辺田圃,サギのコロニー
【種名】カイツブリ,オオミズナギドリ,ハシボソミズナギドリ,ウミウ,ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,トビ,オオタカ若鳥,バン,オオバン,シロチドリ6+,メダイチドリ1,ハマシギ153,キアシシギ16,イソシギ2,ユリカモメ,オオセグロカモメ,カモメ夏羽,ウミネコ,キジバト,カッコウ,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,ウグイス,オオヨシキリ,コヨシキリ,ホオジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(22科42種)
【備考】最初にサギのコロニーに行ってみた。すでにたくさんのサギたちが抱卵,営巣していた。ゴイサギの中には2年目のものも若干見られた。ゴイサギ>チュウサギ>アマサギの営巣が多い。ダイサギ,コサギは前2種と比べるとよく探せば見つかる程度だ。中に入れば別だが,フェンスの外からはこういう状態だ。蒲生海岸に行くと干潟が河口はじめ壮大に出ていて,河口にはカモメ類,干潟ではキアシシギが採餌していた。潮干狩りの人々が干潟の奥まで入り込んでいる。150を越えるハマシギの群れが河口の干潟付近をびゅんびゅん飛んでいた。比較的海岸に近い前面海面にハシボソミズナギドリの群れが浮かんでいて,飛んでは着水を繰り返していた。沖にはオオミズナギドリの姿が見られたが,これはかなり小さい。田植えがほとんど済んだ周辺の田圃の中で,今,代かきをしているトラクターの後ろをアマサギやユリカモメ,ウミネコの群れが餌を狙っていた。アマサギは,トラクターの後ろについて回りながら採餌するいつもの見慣れた風景だ。餌はミミズを食べていた。
【写真】
  
■干潟で採餌するキアシシギ夏羽/カモメ夏羽,この時期見られる/蒲生沖のハシボソミズナギドリ
  
■ハマシギ正面顔,なかなかかわいい/ハマシギ背面,きれいな模様/ハマシギ側面
  
■カワラヒワ/ミミズを飲み込んだチュウサギ/ゴイサギ生殖羽
  
■田圃でミミズを捕まえたアマサギ/コロニーのアマサギ


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