私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2020年9月27日(日)石巻雲雀野埋立地

2020年09月30日 | 石巻雲雀地区

■2020年9月27日(日)12:49-13:27【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,スズガモ,ムナグロ幼羽6,ダイゼン幼羽2,メダイチドリ2,ソリハシシギ1,キョウジョシギ夏羽♂2幼9,トウネン幼1,アメリカウズラシギ幼1,ウズラシギ幼1,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,チョウゲンボウ,ハシボソガラス,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ(10科23種)
【メモ】今シーズンおそらく最後の石巻に行ってみた。情報によると金曜日までは全種いたらしいが,今日は,すっかりシギチは抜けていて,カモが2種増え,前回からまだいるのは,アメリカウズラシギとウズラシギだけという状況だった。実際は自分が探せなかっただけで,もっといたかもしれないが。今シーズンはアメリカウズラシギ幼羽とウズラシギ夏羽・幼羽を間近に見られたのがよかった。どちらもそれほど何回もすぐ近くで観察できるというわけではないので。ウズラシギは5月に鳥の海で夏羽を夏羽後期を今回見ることができた。色が図鑑通り褪せてきているのがよくわかった。ということで,あとは,何かの折に冬に行ってみるとかそういうことになるかもしれない。以前はコミミズクも2羽ほど見たことがあったので。
【写真】

ムナグロとダイゼン幼羽/キョウジョシギ夏羽♂と幼羽/アメリカウズラシギ幼羽

アメリカウズラシギ幼羽/ウズラシギとアメリカウズラシギ幼羽

キョウジョシギ幼羽/ウズラシギ幼羽/キョウジョシギ


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2020年9月2日(水)石巻雲雀野埋立地

2020年09月27日 | 石巻雲雀地区

■2020年9月2日(水)12:15-13:55【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,スズガモ,カワウ,コチドリ8,メダイチドリ12,タカブシギ幼2,キアシシギ,ソリハシシギ,キョウジョシギ幼3,トウネン幼12+,ヨーロッパトウネン幼1,オジロトウネン幼1,ウズラシギ夏2,エリマキシギ♂幼1,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ(9
科23種)
【メモ】夏季休暇2日目,今日は空は青く,水面も美しかった。金華山沖は波が高く,船は出せないため,海鳥観察は無理だったので,前日に中止,今日も石巻に来た。最初の小池にカモたちがいて,種類が前より増えていた。コガモ,オナガガモの群れが岸辺で休んでいた。道路脇に駐車して大池に行くと,ウズラシギ,キアシシギ,ソリハシシギがいたが,トウネンの中にヨロネンの幼羽が1羽いた。ウズラシギに威嚇したり,トウネンと争ったりと,なかなか好戦的。しかし,いずれも敗退(笑い)。かなり近くにいたので,かなりの枚数をアップで撮影したが,何と近すぎて全部ピンぼけになってしまった。トウネンとの羽衣の比較で,トウネンの羽軸とヨロネンの軸斑の違いを掲載しようと思ったが,がっかりだった。その後,下の長池に行って,オジロトウネンなど見た。K先生に2羽いると教えていただいて行ってみたら,確かに2羽いたが,1羽はすぐに飛んでいってしまった。もう1羽はかなりこの場所が好きらしく,何度も舞い戻ってきていた。動画も撮影できた。例年見ているオオメダイチドリを見逃したのと,コアオアシシギは今シーズンまだ見ていない。アオアシは最初に見たが2羽だけだった。
【写真】

トウネン幼羽  タカブシギ幼羽 ウズラシギ夏羽

ヨーロッパトウネン幼羽とウズラシギ トウネン幼羽

ヨロネンがトウネンに喧嘩を仕掛けたが退散(情けない)

トウネン幼羽と比較するためヨロネンもアップで撮影したが何とすべて近すぎてピンぼけ。違いはトウネンは黒い羽軸が目立つが,ヨロネンは黒い軸斑が目立つということを言いたかった。/マガモ,スズガモ/タカブシギ幼羽

マガモ♂    トウネン幼羽  ウズラシギ夏羽

メダイチドリ幼羽 キョウジョシギ幼羽

トウネンの水浴び オジロトウネン幼羽

オジロトウネン幼羽


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2020年8月31日(月)石巻雲雀野埋立地

2020年09月24日 | 石巻雲雀地区

■2020年8月31日(月)11:10-13:10【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ,マガモ,スズガモ,カワウ,コチドリ4,メダイチドリ6,オグロシギ幼1,クサシギ夏1,タカブシギ幼3,キアシシギ成1幼2,ソリハシシギ幼3,キョウジョシギ幼羽1,トウネン幼18+,ウズラシギ夏3,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,チョウゲンボウ,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ(10
科20種)
【メモ】退職後の非常勤は夏季休暇が2日しかないので,石巻に賭けてみることにした(笑い)。土曜日から水曜日まで火曜日は公休日なので,月水と取れば5連休になる。前回は,夕方行って,個体数。種類数とも多かったので,若干,小雨がかりの曇り空だが,500mmf4には関係ないので行ってみることにした。本当は,月水は金華山沖に出てアホウドリ類を見,帰りにいつものように石巻に行ってシギチを見る二度美味しい鳥見プランなのだが,あいにく海の様子がよくなく,どっちも石巻のみになってしまった。
 さて,月曜日ということであまり人はいなかったが,何人かは鳥見の方がいた。最初にいつものように大池を見て,トウネン,ウズラシギ,キアシシギ,ソリハシシギを見る。マガモもいたが,ここのマガモは以前から池で繁殖していたハイブリッドっぽいもので,工事で中池がだめになってしまったので,もう繁殖していないのかもしれないが,ちょっと不気味なカモだ。そこから,下の長池に行くと,オグロシギがいたが,1羽しかおらず,前回とは別個体かもしれなかったし,もう1羽は去ってしまったのか,どこかその辺りにいるのかもしれなかった。ホウロクシギで嘴がやや短い幼羽もいたが,何と言っても今回は,クサシギの夏羽が見られたのがよかった。クサシギは,今まできちんと撮影できた個体が少なく,しかも夏羽と幼羽をはっきり識別したものもなかった。震災で岩沼の長谷釜と周辺田んぼの沼シギの観察地を失ってからは,よけい観察機会が減った。今回もきっちり撮影できたわけではなかったが,夏羽と思われる個体を観察することができた。
【写真】

ウズラシギ夏羽/キアシシギ幼羽・ソリハシシギ幼羽とウズラシギ夏羽/トウネン幼羽

ウズラシギ夏羽2とキアシシギ,ソリハシシギ幼羽/オグロシギ幼羽

クサシギ夏羽  キョウジョシギ幼羽 ソリハシシギ幼羽

キアシシギ夏羽/ホウロクシギ幼羽

 

【参考】2007/8/15(水)長谷釜 クサシギS→W?


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2020年8月19日(水)石巻雲雀野埋立地

2020年09月22日 | 石巻雲雀地区

■2020年8月19日(水)16:39-18:09【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ,スズガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,バン幼,ムナグロ3,コチドリ6,メダイチドリ18,オグロシギ幼2,アオアシシギ幼2,クサシギ幼1,タカブシギ幼5,キアシシギ成1,ソリハシシギ幼6,イソシギ幼1,オバシギ幼1,トウネン幼69+,ヨーロッパトウネン成1,ヒバリシギ幼1,ウズラシギ成3,キリアイ幼1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,ツバメ,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ(14科33種)
【メモ】振休2時間を使い,職場をでて夕方石巻に来た。晴れてさえいれば,夕日でISO100でもシャッタースピードが稼げるので,晴れる日を毎日じっと待って,満を持してやってきた。鳥を見に来ていた人が一人いたが,自分が到着するとちょうど帰るところだった。埋立地だが以前から県内有数のシギチ観察地で逆に言えば鳥の海と蒲生の環境がよくないということの裏返しだ。ただ,工事が確実に進んでシギチの個体数や滞在日数はきちんと調査をすれば少なくなっているはずだが,いまだに珍鳥がでる。
 さて,最初に広い沼地になっているところや,道路をはさんで比較的小さい沼地の両方に,かなりの数のシギチがいて,飛び回っていた。久々の感動で,しばらく双眼鏡でだいたいどの場所にどういう種類がいるのか見当をつけた。基本トウネンを主体に,大中小の大きさのシギチがいる。それにしても,メダイとソリハシシギを含まない群れがかなりの時間ぐるぐる飛んでいて,500mmを流し撮りにしてしばらく撮影していた。ずっとやっていると腕が上がらなくなってくるので,休み休み撮りまくる。何しろ,夕方なのでまず細かい観察は無理なので,家に帰ってから写真を見て何がいたか確認ということになる。キリアイは飛翔写真の中にあったもので,降りているものを観察はできなかった。それから,岸で採餌しているシギチを撮影していると,だいぶ暗くなってからだが,トウネン数羽の中に,1羽夕日が当たっているのがいて,まわりのトウネン幼とは感じがちがって,ヨロネン成のようだった。ちょっと遠かったので,その場では確信できなかったが,あとあと見れば,確かにヨロネンの成夏羽だったのはラッキーだった。その後は,下に降りていって一通り見て,ウズラシギなど見て,また戻りながら大沼・小沼を見ながら,ほとんど暗くなってしまっってはいるが,かろうじて夕日が当たったところにいるシギを見て,帰路についた。夕日がとてもきれいだった。
【写真】

トウネン,ソリハシシギ,メダイチドリ

トウネン,キリアイ,ウズラシギ,オバシギ,オグロシギの群飛

オグロシギ幼鳥

1羽でいたので何か違うもの?と思って見たらただのトウネンだった。/ムナグロ幼

ウズラシギ夏羽/メダイチドリ夏羽♂

ウズラシギ,ムナグロ,イソシギ,コチドリ/ヨロネン夏羽とトウネン幼鳥

ヨロネン夏羽とトウネン幼羽/雄叫びトウネン幼羽/群れ

オグロシギ,トウネン

オバシギ,トウネン,オグロシギの群れ/タカブシギ,ヒバリシギ

コチドリ。ハジロではなかった/ウズラシギ夏羽

ウズラシギ夏羽/オバシギ幼羽

夕焼けがきれいだった。今日の1日に感謝。


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アメリカウズラシギ幼羽

2020年09月21日 | 石巻雲雀地区

アメリカウズラシギ幼羽


2020年9月19日(土)大沼・赤沼

2020年09月20日 | 大沼・赤沼

■2020年9月19日(土)10:11-11:12【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】赤沼,大沼
【種名】ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,シマアジ,コガモ,カンムリカイツブリ,キジバト,カワウ,ヨシゴイ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,バン,オオバン,タシギ2,ツルシギ3,タカブシギ1,トビ,ノスリ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,(11科25種)
【メモ】9月2日ぶりの鳥見で,まずは近場の大沼にした。9月は例年だと毎週石巻でシギチなのだが,仕事が大変で鳥どころではなかったのが残念だった。さて,赤沼に着くと,鳥友のご夫妻がいたので,早速,シマアジがいるよと教えてもらった。ざっと見ると,赤沼には一通りのカモと,タカブとツルシギがいた。シマアジはオスのエクリプス,メスの非生殖羽と思われる。『決定版 日本のカモ識別図鑑』のP119♂,P120の♀の特徴がよく出ている。一昨年のように,大沼や赤沼で長期滞在してくれると,少しずつ羽衣の変化がわかると思うのだが。そこから,大沼に行き,アメリカウズラシギがいるという情報で,観察をしている方に聞いてみたら,昨日からいなくなったとかで残念だった。カンムリカイツブリが,2羽でいて,水を飲んでくちばしを真上に上げるディスプレイかうがい(笑い)のようなものをしていた。バラ園の中に大沼から遠征してきたアメリカザリガニがいた。バラはきれいだったが,コスモス畑があったので,急いで逃げ帰ってきた。アレルギーなので。
【写真】

  

チュウ・コサギ  ツルシギ   カンムリカイツブリ

ダイサギの群れ サギってこんなに首を伸ばせるという見本

シマアジ♂エクリプス,♀非生殖羽。近くで見ることができた。

ヨシゴイ幼鳥。まだ足がおぼつかない感じ(9/21撮影)


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2020年1月1日(水)奥松島

2020年09月14日 | 奥松島・野蒜

■2020年1月1日(水)10:25-11:54【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口,野蒜海岸,宮戸島
【種名】キジ,コハクチョウ,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,イソシギ,ミユビシギ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ヒヨドリ,ツグミ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ(20科45種)
【メモ】元旦はこれまでも東松島に行くことが多い。初日の出を見る時間帯ではないが,宮戸島や野蒜海岸,そして鳴瀬川河口の風景は,震災前も震災後も変わらず清新な感じがする。フィールドで大きく変わったのは運動公園や自然の家や塩田跡,野蒜築港跡など,もちろんも宮戸島もだが,まだ,以前の風景をとどめているところも多い。さて,鳴瀬川と吉田川合流点あたりのカモ類に期待したが,数自体が少なく,河口にもカモメ類も変わった種類はいなくて,ミユビシギの群れがいたくらいだった。宮戸島も同じ感じだったが,ミユビシギの採餌風景とクロガモの波乗りはなかなかいい感じだった。宮戸島に行くのは,以前元旦に行ったとき,フクロウが道路脇の枝に止まっていたのを偶然見つけてからだが,あれ以来,1回も見ていない。また,オオワシも今回は見ることができなかった。
【写真】

ミユビシギ冬羽。波しぶきがきれいだった。

クロガモのサーフィン。本当に波乗りが上手。

カモメ類    オカヨシガモ♂ カイツブリ

ヨシガモ♂   ハジロカイツブリ スズガモ♂


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2020年9月8日(火)青葉区コムクドリの塒入り

2020年09月09日 | 県外・国外・その他

■2020年8月25日(火),28日(金),29日(土),9月8日(火)
■時間18:00-18:30【天気】曇り・晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】青葉区
【種名】コムクドリ,ムクドリ,スズメ(2科3種)
【メモ】情報をいただき,早速行ってみた,と言っても通勤経路で,買い物をしたり,外食したりしている生活圏。アメヒやヨシガモの池よりさらに近い。この時間帯なら何度もそこにいたはずなのに,気づかなかった。コムクドリは広瀬川あたりで見るが,いつも見られるという鳥ではなく,観察機会や一度に見る個体数は非常に少ない。にもかかわらず,たくさんいて,成鳥オス・メス,幼鳥オス・メス,それにムクドリの幼鳥も見られる。観察したのは朝起きられないので,もっぱら塒入りで,18時から道路を挟んで駐車場のわきの歩道のフェンス越しに撮影する。一度は屋上から広角っぽく撮影した。18時になると周辺の高い木々に止まっていた群れが,次々に塒となる3本の街路樹に飛来する。また,屋上の東南により高く茂った木々があって,そこには何か危険を察知したときなど一斉にそこに逃げ込むようだ。18時30分には,3本の街路樹に分散して塒入りが完了するが,21時になっても鳴いている。動画を撮影した夕暮れは,晴れの日で,この条件を待って,動画を撮影した。オートでいつも撮影しているが,葉っぱとコムクドリに露出が合っているので,実際はけっこう暗く,空はかなり色が落ちているが,ビデオは露出の関係で,白抜けしている。この日は,大型トラックが大きな音を立てて通過し,しかもクラクションを鳴らしたので,みんな屋上横の高木に避難した。

【動画】

 

【写真】

やや明るい月18:06/すでに集まっていた。/塒に向かう群れ

コムクドリとムクドリ/塒入りする群れ

ガンと違って編隊ではなく,楕円の塊で飛ぶ/群れ

塒の群れ            月


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2019年10月~2020年6月の広瀬川

2020年09月07日 | 青葉山・広瀬川

■2019年10月13日~2020年6月6日まで計16回【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】広瀬川評定河原橋~牛越橋,青葉山公園
【種名】キジ,オシドリ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,ホオジロガモ,カワアイサ,カイツブリ,キジバト,カワウ,ゴイサギ,ササゴイ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,ホトトギス,カッコウ,ハリオアマツバメ,アマツバメ,イカルチドリ,イソシギ,キアシシギ,ウミネコ,ミサゴ,トビ,ハイタカ,オオタカ,ノスリ,アオバズク,カワセミ,ヤマセミ,コゲラ,アカゲラ,アオゲラ,ハヤブサ,モズ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヤマガラ,シジュウカラ,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,ヤブサメ,エナガ,センダイムシクイ,メジロ,オオヨシキリ,ムクドリ,カワガラス,クロツグミ,シロハラ,アカハラ,ツグミ,ルリビタキ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,キビタキ,オオルリ,スズメ,キセキレイ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,アトリ,カワラヒワ,マヒワ,ベニマシコ,シメ,ホオジロ,ミヤマホオジロ,アオジ(36科79種)ガビチョウ
【メモ】初秋から初冬,そして,春に向かう季節,最後にハヤブサが巣立つ6月へと,広瀬川の景色はそれぞれに美しい。海外の写真家でギャレン・バレルという人がいるが,この写真集は本当に美しい。『青い鳥をさがして』『ハクガンは再び』という作品だが,最初の方の写真がベスト。青い鳥というのは,ロッキー山脈に棲むマウンテンブルーバード(ムジルリツグミ)のことで,雪原に僅かに残った枯れ茎に止まっている慎ましい瑠璃色の鳥の美しさはすばらしい。この写真集の特徴は,風景の中の鳥で,鳥自体は小さい。しかし,まさに,「アメリカの野に自分がいる」感じがする。いつかこういう写真を撮ってみたいが,撮影機材としては,EOSR5+RF100mm-500mmというところか。バレルの撮影機材はNikonFM2+Nikkor400mmF3.5がメインで,80mm-200mmF4を併用している。とにかく背景が美しいのが特徴で,環境があっての鳥というのがよくわかる。まあ,今の段階では,ひたすら鳥を撮るということしかできないが,そろそろ視点はできつつあるというところがよくわかる。
ところで,広瀬川ですごいと思うのはハヤブサに尽きる。営巣を開始してからオス・メスの交代を重ねながら,繁殖が一度も途切れたことがない。最初の頃はチョウゲンボウ1番と共存していたが,結局,繁殖時期が後ろにずれるチョウゲンボウを追い出し,以来テリトリーを守っている。古くからの友人のような悠々自適の生活がいつからできるのかは,定かではないが,これからも広瀬川の四季を見守っていきたい。

【写真】

10/13台風で冠水した評定河原球場/アメリカザリガニを食べるキンクロハジロ

オシドリ♂生殖羽/マガモ♂生殖羽

評定河原橋下久しぶりに見たカワガラス/カワセミ

雪の降る日,経ケ峰の断崖でハヤブサ/青葉山公園マヒワ

セグロセキレイ/カルガモ/オシドリ

青葉山公園の歩道で採餌するベニマシコ♂1に♀3の群れ/シジュウカラ

評定河原橋下ホオジロガモ♀/オシドリ♂生殖羽

ハヤブサ夫婦のエリアに♂が侵入,追い払われた。こうして世代交代が進むのかもしれない/澱橋ハクモクレン/青葉山公園の桜

評定河原橋下キセキレイ/花壇自動車学校脇の桜

ハヤブサ♂/ハヤブサ雛2羽しか見えないが3羽/スズメ幼鳥

最初に巣立ちしたハヤブサ幼鳥

巣立ち前の2羽

盛んに巣で羽ばたきの練習。向かって右手に1羽

腹が減ると獲物の骨をしゃぶっている/右手の棚を往復しながら巣立ちの時を決意する(のかも)/意外にもカワラヒワ

上空を成鳥が飛び,巣立ちを促す。巣から落下したりと,どんなみっともない巣立ちでも勇気がいる。今年は3羽巣立った。


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オジロトウネンの採餌

2020年09月04日 | 石巻雲雀地区

オジロトウネンの採餌


オグロシギの採餌

2020年09月04日 | 石巻雲雀地区

オグロシギの採餌