私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2024年2月12日(月)松川浦漁港他

2024年02月12日 | 磯浜漁港

■2024年2月12日(月)11:16-12:41【天気】晴れ【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】磯浜漁港、釣師浜漁港、原釜・尾浜、松川浦漁港内港、松川浦漁港外港
【種名】オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コスズガモ、シノリガモ、ウミアイサ♂、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、オオバン、シロチドリ1、ミユビシギ19、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ♂型♀型(6科22種)
【メモ】阿武隈川河口左岸沖のいつものクロガモポイントで撮影を終え、目的は達したので帰ろうと思ったが、ここまできて帰るのもどうかと思い、時間もまだ早かったので、鳥の海経由で磯浜方面に
行った。最初に松川浦内港に行き、順に回って最後に磯浜漁港で終わりにした。かなり以前から、磯浜沖はクロガモの姿があまりというか、ほとんど見えなくなり、中浜から阿武隈川左岸沖で見られるようになっている。中浜沖から牛橋沖はずいぶん昔からビロードキンクロやクロガモが観察できていたが、今ほどビロキンもクロガモも多くはなかったように思う。
さて、松川浦漁港外港内には、アカエリカイツブリとミミカイツブリ、それに眼下にシノリガモがいた。以前、クロガモをここで大きく撮影したこともあったが。シノリガモは♂2♀1で、♀は離れて♂2羽がくっついていた。アカエリカイツブリは残念ながら左足が途中でなかった。強力な水かきが片方なくてこれから生きて行けるのかかわいそうだった。釣師浜漁港には、例によってコスズがいたが、遠かった。
【写真】
  
ミミカイツブリ冬羽/アカエリカイツブリ冬~夏羽移行中
  
スズガモ♀/オオセグロカモメ♀型と♂型。♀型は大きさが一回り小さかった。
  
スズガモ頭掻き/奥はスズガモ♂1W/スズガモ♂
  
シノリガモ♂。尾羽はすでに摩耗している/なぜか、♀1羽が離れたところにいた。
  
白い首輪があるタイプのオカヨシガモ/ミユビシギ冬羽
  
シロチドリ冬羽/ホシハジロ♀/コスズはどこかな(右端)


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年12月2日(土)・3日(日)中浜・磯浜・釣師浜

2023年12月11日 | 磯浜漁港

■2023年12月2日(土)・3日(日):【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】中浜・磯浜・釣師浜,周辺田圃・河川
【種名】コハクチョウ,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,コスズガモ,シノリガモ,クロガモ,カイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト++,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,イカルチドリ冬羽2,イソシギ冬羽1,ユリカモメ++++,ウミネコ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハヤブサ成,モズ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,カシラダカ(21科44種)
【メモ】「時すでに遅し!」だったが,気を取り直して,もともと行く予定だったコースを2日間通った。カモメ類は相変わらず不調で,漁港をめぐっても,種類も数も少ない。かろうじて釣師浜のいつもの河口にセグロカモメAdWが1羽いただけ。中浜は,それは確かにユリカモメの大群がいて,昨年は見る機会が非常に少なく,ユリカモメ絶滅かのような冗談とも取れないような状態だったから,それに比べれば,いい方だ。こちらの方はカワウの大群も近くにいたので,餌が大量にあったのだろう。さて,コスズガモは,いつものお仲間と一緒にいたが,よく見ると,群れでいる時も,お仲間とのキンクロといるときも,一緒にじっとしているわけではなく,むしろ一羽で積極的に群れから抜け出して,いつもの岸壁に近づいて,潜水し,餌を採っている。だから,ちょっと船の陰で見えないように待っていれば,やって来てしきりに潜水しているのを間近に見ることができる。他の海ガモはいつもの場所にいたが,例年に比べるとクロガモの数が少ないようだ。カイツブリ類は,中浜では撮影はピントが合わず露出も合わず波にも隠れ,うまくいかなかった。やはり,漁港に入っているのを目の前で観察するのが一番よく見えるようだ。

【動画】
コスズガモ成鳥の潜水
【写真】
  
オカヨシガモのペア。右のオスは首にかすかに白い輪がある/オオセグロカモメ,シロカモメ,ウミネコ
  
キンクロとホシハジロ♀/ホシハジロ,奥にカイツブリ冬羽/ハジロカイツブリ冬羽
  
このハゼのような小魚を食べるのに10分以上かかっていた。どうして?/コスズガモの羽ばたき/ユリカモメの大群
  
シノリガモ♂/クロガモ/よく見ると左の♀1羽を♂が追いかけていたが,右の♀はいつもひとりぼっちだった。そういうこともあるようだ。
  
ネギ畑にミヤマガラスがハシボソガラスに混じって数羽いた/コスズガモの潜水。コオリガモのようにきれいに見えない。/コスズの嘴爪は真横からは見えにくい。
  
斜めと正面からの嘴爪/仲良しコンビ。コスズガモは東松島で見た時もそうだが,スズガモよりキンクロがお気に入りのようだ。


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2023年9月15日(金)釣師浜

2023年09月23日 | 磯浜漁港

■2023年9月15日(金)12:14-12:38【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】砂子田川河口
【種名】アオサギ、ウミネコ、オオセグロカモメ(2科3種)
【メモ】赤沼・大沼から移動して、久しぶりに松川浦のおいかわのシーフードカレーを食べに松川浦に行った。その帰りに自分にとって、大型カモメの聖地である釣師浜砂子田川河口に寄った。震災後の復旧工事が終わり、かつてのレストラン跡の土台もなにもかもなくなってしまったが、河口が以前のようになっていて、そこにウミネコとオオセグロカモメの一団がいた。川はもちろん水浴びをするところなので重要だ。少しずつ近づいていくと、オオセグロカモメの幼羽から成鳥夏羽まで各世代がいた。これから、こうした群れの中に、セグロカモメやタイミールセグロカモメが混じるようになる。今年はカモメが何となくたくさん来るような気がする。
【写真】
  
砂子田川河口/3羽のうち中央が第3回夏羽から冬羽、その奥が第3回冬羽、左が成鳥冬羽/奥の方に幼羽、第1回、第2回冬羽がいる。
  
オオセグロカモメ第4回冬羽、幼羽、第4回冬羽
  
ウミネコ第1回冬羽、左奥が第2回冬羽/オオセグロカモメ第4回冬羽
  
手前からオオセグロカモメ第3,2,4回冬羽/ウミネコ第1回・2回冬羽/ミズアオイの群落


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2023年4月1日(土)磯浜・釣師浜・松川浦漁港、原釜・尾浜

2023年04月15日 | 磯浜漁港

■2023年4月1日(土)13:33-16:57【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】磯浜・釣師浜・松川浦漁港、原釜・尾浜
【種名】コブハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、シロエリオオハム2、カワウ、ダイサギ、オオバン、コチドリ2、ミユビシギ43、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ++、ジョウビタキ、ハクセキレイ、カワラヒワ(19科31種)
【メモ】午前中、青葉山公園と広瀬川にサクラとハクモクレンを見に行っていたら、鳥友より貴重な情報をいただき、またまた感謝感激で、さっそく行って見ることにした。現地について、あ、あれかなと思って行ったら、まさにシロエリオオハムだった。しかし、話のように近くはない。それで、一応遠くだが、撮影し、松川浦をぐるっと回ってみた、川には、特にいつものカモしかいない。食事をいつもしている及川食堂はすでに閉店時間だったので、原釜・尾浜に戻る途中の店で昼食を済ませ、松川浦内・外港に行ってみたが、みごとに何もいない。それで、そろそろいる頃かなと思って、行ったところ、いました。鳥友の情報通り、待っているとどんどん近づいてきて、目の前を通り過ぎ、また方向転換して、東屋の方に行ったので、付いて(笑)行った。途中で2羽になり、東屋の下で、すごい勢いで潜水採餌を始めた。様子は動画の通りだ。最初何を追いかけているのか分からなかったが、近くにいた親子の子どもが、魚いっぱいいるよ!というので、えっどれと親でもないのに見ると、確かに、シラウオのような細長いごく小さな白い魚がたくさん泳いでいた。これを食べていたわけだ。魚が追いかけられて、潜れず、海面の上の方に出てきたらしめたもので、一発ぱっくんという感じで食べていた。動画にはかろうじてその様子が写っている。現役のころ、修学旅行の引率で何度も舞浜の水族館に行って、海鳥の潜る様子を見ていたが、目の前での採餌は初めてだったので、とてもうれしかった。鳥友にまたまた大感謝だ。その後は、釣師浜漁港、磯浜漁港と行って見たが、ミユビシギはたくさんいたが、コスズガモはいなかったが、まだスズガモの群れはいたので、近くにいたのかもしれない。
【写真】
  
アカエリカイツブリ
  
シロエリオオハム
  
シロエリオオハム。首の模様が明瞭な個体と不明瞭な個体がいた。
  
翼が短いのに、けっこう高空を速く飛んでいる。
  
潜水モードに入る
  
こんな近くで見られるとはラッキーだった。
  
シロエリオオハム/ミユビシギ/今日の月


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年4月1日(土)シロエリオオハムの採餌

2023年04月08日 | 磯浜漁港

■2023年4月1日(土)13:33-16:47【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】原釜・尾浜
【種名】シロエリオオハム(1科1種)
【動画】
 
シロエリオオハムの羽繕い
 
シロエリオオハムの採餌


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年2月7日(火)松川浦外港

2023年02月24日 | 磯浜漁港

■2023年2月7日(火)14:05-14:41【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】松川浦外港
【種名】ハシジロアビ(1科1種)
【メモ】羽繕いと水浴びの様子。
【動画】
 
ハシジロアビの水浴び・羽繕い
【写真】ハシジロアビ成鳥冬羽画像集
  
  
  
  
  
  
  
  
おそらくこれほど近いハシジロアビはまず今後撮影できないと思い、画像記録として掲載した。


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2023年2月7日(火)・11日(土)磯浜・釣師浜・松川浦漁港

2023年02月20日 | 磯浜漁港

■2023年2月7日(火)・11日(土)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+100-500(遠景とコスズ)、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】磯浜・釣師浜・松川浦漁港
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、(コブハクチョウ)、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コスズガモ1、クロガモ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、ハシジロアビ1、ヒメウ、カワウ、ウミウ、オオバン、イソシギ1、ミユビシギ3、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、オオセグロカモメ、トビ、チョウゲンボウ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ(12科27種)
【メモ】このフィールドはけっこうな頻度で行っているが、ハシジロアビが漁港にいるという情報をいただき、午後から行ってみた。次の日、出かけてお目当ての鳥がいなくなっていたということはよくあるので、やはり、行けるならすぐに行くのがいいようだ。最初、いるという場所を見たがいなかったので、「いないよ!」と電話をかけているうちに、「あっいた。ごめん。」ということなった。体が大きいのでちょっと遠くても、R7なら十分な距離。光線も午後だが悪くない。ということで、たくさん撮影した。羽繕いを盛んにしていて、その場面ばかりだったが、11日に行った時にはすでにいなかったので、この日行ってよかった。ハシジロアビを最初に見たのは、大学時代の鳥の海シギチセンサスの時で、大きくてナイフのような形で白く見えた嘴が印象的だった。2回目は鮎川に行く途中の漁港でこれは惜しくも撮り逃がした。3回目はアホウドリ調査で飛翔していたのを撮影したが、おそらくハシジロアビだと思う。4回目が今回で、アビ類はそうそう何回も目の前で見られるものではなく、今回はしかもハシジロアビだったので、大ラッキーだった。鳥友に大感謝だ。2月10日まではいたという確かな情報も。餌はシラウオ漁の網を洗う時のおこぼれらしいが、この場面は見ていない。
 餌がなければカモメも寄り付かないが、最近の漁港は昔と違って、水揚げや仕分け作業は極めて清潔に整然と行われるので、以前のようにあまりおこぼれ(廃棄物)が出ない状況。カモメの数が少ないのは、餌に関して言えば水揚げが減っただけではないようだ。この日コスズガモの姿は見えなかった。後から聞いたところでは、群れと一緒ではなく、奥の船揚げ場にキンクロと一緒にいたそうだ。11日にはちゃんといて、しかも積極的に岸壁の近くで採餌していた。ところで、松川浦内港(船溜まりのある方)は、以前はよくアビ類やシロカモメなどが出ていたが、最近は全然でなくなってしまった。
【写真】※ハシジロアビは貴重なので枚数を多く載せたいので、次にアップする(2)に掲載します。
  
磯浜漁港のミミカイツブリ冬羽。
  
ホシハジロ♂♀/スズガモ♂
  
スズガモ♀/ホオジロガモ♂/なぜか目がクリっとしていてかわいらしかったので撮影した。
  
オオセグロカモメ/ユリカモメ/ウミネコ
  
喜楽荘前のいつもの岸壁から/コスズガモ/エビを捕まえたカンムリカイツブリ


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2023年1月16日(月)中浜、磯浜・釣師浜・松川浦漁港

2023年01月16日 | 磯浜漁港

■2023年1月16日(月)11:46-13:11【天気】曇り小雨【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】中浜、磯浜・釣師浜・松川浦漁港、周辺
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コスズガモ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ1、ミユビシギ5、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ++、オオジュリン+(15科36種)
【メモ】そろそろ、大型カモメ類が増えているのではと思い、漁港巡りをした。平日だったので、松川浦漁港内港を母港とする漁船が次々に松川浦外港に入ってきて、水揚げ。アンコウ、ヒラメ、ナメタガレイ、ホウボウ、マダイ、マトウダイ、マダコ、ヤリイカ、アイナメなど(一応市場の人に聞きました)。そのおこぼれを狙ってたくさん集まってはいるが、昔のようには市場の中にあらや小魚が散乱しないようにしているので、カモメたちも苦労しているよう。水揚げを終えた漁船が、内港に戻る時に外港の水路に船尾から落とす小魚などを狙って、カモメたちが海面に突入している。今日は、曇りで、暗く、あまり長く撮影する気にはなれず、そこそこに見て帰ったが、ワシカモメが成鳥冬羽と第4回冬羽、セグロカモメが成鳥冬羽他、複数世代がいた。もっと見ていれば、まだ種類が増えたかもしれないが、それは今度、もっと天気がいい日。銚子は最近は2月がいいと地元の方が言っていたので、こちらも2月に期待。ミツユビカモメを大きく撮るなら、フェリーで苫小牧から帰る時に仙台湾で見られると思うので、もし行ければ2月に。漁港を後にして、あとはコスズを見て、中浜に行ったがハジロカイツブリが1羽浮かんでいて、ざっと見て何もいなかった。鳥の海、閖上も特になしだった。
【写真】
  
セグロカモメ第3回冬羽/ワシカモメ第4回冬羽
  
ワシカモメ第4回冬羽/カモメ成鳥冬羽/ワシカモメ第4回冬羽
  
ミユビシギ冬羽/イソシギ冬羽/キンクロハジロ成鳥と1年目
  
スズガモだが、コスズより嘴爪の黒い部分が少なかった/コスズ


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2022年12月31日(土)中浜~磯浜漁港・釣師浜漁港・松川浦漁港・相馬工業港

2023年01月07日 | 磯浜漁港

■2022年12月31日(土)10:06-12:35【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】中浜、磯浜漁港・釣師浜漁港・松川浦漁港・相馬工業港
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コスズガモ、シノリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ダイサギ、オオバン、ミユビシギ9、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ジョウビタキ♀、イソヒヨドリ♂、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、オオジュリン(19科39種)
【メモ】いつもの中浜から松川浦まで行ってまた戻ってくるコース。松川浦漁港は外港も内港もさすが大晦日だからか、ひっそりして、カモメも水揚げがないのでいなかった。代わりに原釜尾浜の消波テトラポッドに、ここでは今シーズン初めてのカモメとオオセグロカモメを見た。ワシカモメは前回、外港で水揚げの時、見たので、あとはタイミルとかいれば一通りは見たことになるが、何しろカモメ全体の数が少ない。釣師浜漁港ではおなじみのコスズガモがいて、前回より換羽が進んでいた。ここのコスズガモは、2月頃になってやっときれいな生殖羽になる感じだ。磯浜漁港の船揚げ場ではミユビシギが採餌していた。どの漁港でも以前と比べると、種類数も個体数も少なくなっている。中浜は沖を見たが特に海鳥の群れは見られなかった。
【写真】
  
中浜のイソヒヨドリ/スズガモ♂/コスズガモ♂
  
コスズガモ♂/ミユビシギ冬羽/相馬工業港内のクロガモ
  
旅館前のいつもの餌付けユリカモメ/オオセグロカモメ2W/セグロカモメとカモメ、ウミネコ


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2022年12月15日(木)中浜~松川浦漁港コース

2022年12月15日 | 磯浜漁港

■2022年12月15日(木)11:33-13:33【天気】曇り晴れ【機材】EOSR5+RF100-500R7+EF500Ⅱ
【場所】松川浦漁港外港~釣師浜漁港~磯浜漁港~中浜
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ+、マガモ+、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コスズガモ1、シノリガモ+、クロガモ++、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、チュウダイサギ、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、ワシカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ++、オオジュリン+(16科33種)
【メモ】13日(火)にコスズ初認の情報があり、今日確認に行った。スタートが遅かったので、最初に松川浦のおいかわ食堂(10時から営業)でいつものエビ抜きシーフードカレーサラダ付き1100円を食べ、腹ごしらえをして、探鳥開始。まずは、前にズグロカモメがいた場所からスタートするが、コブハクチョウとユリカモメ1羽のみ。内港を見ながら行くが、いつもなら漁船がたくさん停泊しているはずが、一隻もない。それもそのはず、外港に行くと、次々に漁船が入って水揚げをしていた。同時に、おこぼれを狙ってたくさんのカモメが乱舞している。が、よく見てもワシカモメ成鳥と第4回がいるだけで、あとはいつものメンバー。来週、銚子漁港に行くというのに、まだ、セグロカモメもタイミルも見ていない。ミツユビカモメは沖にでないとだめなので仕方ないとしても、例年だと、この時期は阿武隈川河口の中洲や原釜・尾浜のテトラポッドに、11月頃から大型カモメが集まり始め、今の時期だと、カモメとセグロカモメもけっこうな数がいるはずなのに、まだ見ていない。前に蒲生で見たカモメは数のうちに入らないから、12月下旬になってもいなければ、環境が嫌われたか、カモメ自体が少ないかだ。
さて、ここから次にコスズガモを確認に行く。ホシハジロ、スズガモ、キンクロ♀、そして、コスズと合計10羽ちょっとくらいしかいないので、コスズはすぐわかった。頭に寝ぐせ風の羽毛で、つるっとしたスズガモとは違う。岸壁に近づけば、嘴爪の黒い部分も肉眼でわかる。近いから肉眼でもわかるのであって、これが以前の阿武隈川河口や塩田跡池にいた時は、探すのに苦労した、というよりは最初は教えてもらわない限りわからなかった。オオホシハジロも似たようなものだが、こちらは遠くてもまだましだ。昨年は12月25日が初認だったが、この時はいるのがわからなくて、写っていたというレベル。また、来てくれてありがとう!である。
【動画】

コスズとスズガモを比べてみましょう。
【写真】
  
ワシカモメ第4回冬羽。2回の打ちおろしで離水
  
港内を飛ぶ。徐々にスピードを上げて、ランディング。
  
嘴の色がまだ一様に黄色でない第4回冬羽。これはワシオ君。
  
オオセグロカモメ幼羽/オオセグロカモメ第1回冬羽で♀タイプというより、さらに小型タイプ。ウミネコより少し大きいくらいだった。/オオセグロカモメ第2回冬羽。虹彩がまだあまり明るくない、初列風切りがまだ白斑になっていない、など。
  
シラス/ホウボウ/マトウダイ
  
ユリカモメ成鳥冬羽/コスズガモの羽ばたき
  
コスズガモ成鳥♂エクリプス羽から生殖羽に移行中。横から見ると嘴爪の黒い斑が見えにくい。正面から見ると黒い部分がちょこんと乗ってる感じ。/光線があたる角度で紫だったり緑だったりする。この3枚のみR7。
  
♂3羽が1羽を追い立てている。潜って回避。♀は勝手にやってたら!という感じだった。この群れからちょっと離れて同じグループの♀1がいるので、♂4♀3の群れ。


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2022年12月3日(土)中浜~松川浦漁港コース

2022年12月03日 | 磯浜漁港

■2022年12月3日(土)8:51-13:49【天気】午前曇り小雨・午後曇り晴れ【機材】午前EOSR5+EF500Ⅱ、午後EOSR5+RF100-500 
【場所】中浜、磯浜漁港、釣師浜、釣師浜漁港、原釜尾浜、松川浦内・外港
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、スズガモ、シノリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、ノスリ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、オオジュリン(17科35種)
【メモ】12月1回目の同コース。シノリガモ、クロガモは例年通りの個体数だが、ハジロカイツブリが見つからず、ミミカイツブリが4羽だけ。さらにこのコースのメインのカモメウォッチングでは、いまだに大型カモメはオオセグロカモメのみで、例年は阿武隈大橋下の中洲や、原釜尾浜の消波ブロック、松川浦外港にいるはずの大型カモメの混群をまだ見ていない。ワシカモメは大室漁港と波伝谷漁港でやっと2羽見ただけというカモメ不足だが、年々この傾向が続いている。12月に行く銚子漁港もあまりよくないようだ。ガンカモハクチョウはがんばっているが、その他は年々少なくなっていくような感じがする。今日は、シノリガモが延べ40羽超、クロガモは磯浜から鳥の海まで大群がいるので数える気にはならず。初めてで驚いたが、クロガモ♂に♀が貝をもらっているのを見た。最初、クロガモ♂が貝を咥えていたので、これを消波ブロック近くに潜って採っていたのかと思ったら、別の場所で、今度は♂が♀につながった貝をあげていた。ただ、もらったもののどういうわけか、すぐに口から離してしまった。これはどういうことか、また観察を続けるほかない。午前は天気予報があたらず、ひどいどんよりとした暗い曇り空で、小雨まで降ってきた。午後は晴れるには晴れたが、薄曇りで、斜光のため、よい写真は撮れなかった。無風状態だったが、いい波で、たくさんのサーファーが波乗りを楽しんでいた。次回は中旬頃行ってみたい。
【写真】
  
緩い波はそのまま流し、飛ぶこともあり
  
潜ることもあり、また登いこともある/シノリガモの飛翔
  
クロガモの群れ/シノリガモ第1回生殖羽/ホオジロガモ♀
  
♀を追いかけるシノリガモ。実は後ろにもう一羽♀/餌を採った♂と、もらった♀。
  
最小単位♂2♀1。ペアの場合もあるが/シノリガモ♂。どういうわけか♂だけで行動しているグループもあり/テトラポッドの下に生えている草の種子を、オオジュリンが食べていた。
  
シノリガモ第1回生殖羽とミミカイツブリ/中浜方面/新地町の鹿狼山を望む
 
パトロール中のうみすずめ。ほんもののウミスズメもまだ見ていない。/今宵の月


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2022年11月16日(水)中浜~松川浦漁港コース

2022年11月21日 | 磯浜漁港

■2022年11月16日(水)9:27-12:19【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7EF500Ⅱ
【場所】中浜~磯浜漁港~釣師浜~釣師浜漁港~松川浦漁港外港~松川浦漁港内港
【種名】キジ♀、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、シノリガモ、クロガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、ノスリ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、オオジュリン(21科36種)
【メモ】フィールドの便宜上の区切りとして、牛橋付近までは「鳥の海」、中浜手前から松川浦漁港までを「磯浜漁港」としている。今日は、鳥の海は満潮だったため、ここは見ないで中浜に向かった。鳥友のSさんが先に来ていて、シノリガモやクロガモを見ていた。今日は、R7+EF500のセットで、観察・撮影を始めた。シノリガモは3羽、クロガモはあまり大きくない群れだった。ミサゴが何かを捕って、こちらに来るのを教えてもらい、撮影したが、途中で何か魚を落とした。後で見るとトラフグだった。ミサゴもフグは食えないわけだ。それから、磯浜漁港に行ったが、本当に何もおらず、堤防から磯浜~釣師浜前面の海上を見ると、クロガモの群れが250+いた。釣師浜に行く途中の川や田んぼにはコハクチョウとオオハクチョウ、沖はマガモの大群がいた。砂子田川河口では、久しぶりにオオセグロカモメとウミネコが水浴びをしていて、とてもハッピーな気分になれた。これが震災前であれば、海の見えるレストラン「よっちゃんの店ラハイナ」でピザを食べながら、複数種の大型カモメの水浴びを見ているところだ。それから、釣師浜漁港に行ったが、ウミネコとカンムリカイツブリしかおらず、カモが0という状況。原釜尾浜のテトラポッドには、今日はカモメ類は0。松川浦漁港外港ではちょうど水揚げ作業が終わった後で、オオセグロカモメがたくさんいたが、ウミネコ以外はいなかった。ということで、本来なら、ウミネコ、オオセグロカモメ以外にもいていいはずだが、いないものはしかたがないので、12月に期待ということにした。
【写真】
  
シノリガモ♂の飛翔/昼の月
  
シノリガモ♂潜水直前/クロガモ。相変わらず1羽の♀を♂が追いかけている。
  
クロガモ/シノリガモ/クロガモ♀が色がたくさんついている方がいいと思ったかどうかはわからないが、シノリガモ♂をみているような。
  
ミサゴがトラフグを降下させる/オオハクチョウ
  
磯浜漁港に入港する漁船をウミネコとオオセグロカモメが追いかけている。手前にはカンムリカイツブリの群れ。/オオセグロカモメ。左から第3回、第3回、第1回、成鳥、成鳥各冬羽/右端は第4回
  
第4回成鳥冬羽/同じ個体/第4回冬羽
  
第1回冬羽/幼羽/幼羽の羽衣パターン。セグロカモメは尾羽や初列がもう少し黒くてコントラストがある。


<余談>今日も昼食は、「おいかわ食堂」のエビ抜きシーフードカレーをとてもおいしくいただいた。甲殻アレルギーなので、エビ抜き(悲)。津波以前は松川浦内港前に海産物を売る長い建物があって、たくさんの客が訪れていた。無料の様々な食べ物もイベントでふるまわれていたので、それを目当てに私と家内は、先述した「よっちゃんの店」経由でよく行っていた。ここは震災でなくなり、同時に周りの食堂もなくなって、旅館だけになってしまい、ちょっと寂しくなったが、おいかわ食堂だけは、今も賑わっている。


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2022年6月9日(木)磯浜漁港・釣師浜漁港・松川浦漁港

2022年06月09日 | 磯浜漁港

■2022年6月9日(木)11:20-13:19【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】磯浜漁港・釣師浜・釣師浜漁港・松川浦漁港
【種名】カルガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,ウミネコ,シロカモメ1S,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ツバメ,オオヨシキリ,セッカ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,ホオアカ(17科23種)
【メモ】どこにも行くところがなく,前日は定義山に行ってあぶらげ,おでん,みそおにぎりを食べて帰ってくるくらい。それで,そう言えば今シーズンというか前シーズンはシロカモメを見ていなかったと気づき,それでは松川浦まで行けば,途中で何か出るかもしれないと期待して,磯浜漁港に到着。ウミネコとオオセグロカモメしかいない。荒れる海に何もいない。ということで,釣師浜へ。ウミネコ1羽。ここから,釣師浜漁港の岸壁を見ると・・・おお,白いカモメがいる。急いで漁港に行き,防護柵でそれ以上行けないところまで行って,網の間から撮影するが,ちょっと遠い。近くにオオセグロカモメが1羽。但し,経験上全体の感じはオオセグロカモメにほぼ似ているので,立って,飛んだら,オオセグロカモメだったということがないわけではない。とりあえず,あっけなく目的を達成し,松川浦漁港の外港,内港,それから文字島まで行ったが,風切りを損傷したコブハクチョウが1羽とウミネコがたくさんいたくらいだった。外港では,次々に水揚げの漁船が入り,市場ではせりが行われていた。そこから釣師浜漁港に戻り,シロカモメを探すが,もういなかったが,岸壁でオオセグロカモメが営巣しているのを見ることができた。砂浜にハマボウフウが生えていて,蒲生に行くたびに海岸を歩いてさがしているが,未だに見つけていないのに,目の前にあったのには驚いた。
※シロカモメについては、2011年3月11日震災以前のカテゴリー「磯浜漁港」に観察記録が多い。特に釣師浜河口と松川浦漁港。震災後はほぼ見ていない。
【写真】
  
オオセグロカモメとシロカモメ1S/ハマヒルガオ
  
ハマボウフウ/松川浦漁港(外港)/水揚げされたマイワシ
  
同じくカナガシラ/ウミネコ/オオセグロカモメの営巣。6月下旬にはヒナ

釣師浜・・・津波で何もかも流された。この風景を見るとため息ばかり。


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2022年3月12日(土)24日(木)27日(日)釣師浜漁港

2022年01月27日 | 磯浜漁港

■2022年3月12日(土)24日(木)27日(日)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】釣師浜漁港
【種名】ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コスズガモ♂1(1科4種)
【メモ】今シーズンは17回、磯浜漁港~釣師浜~釣師浜漁港~原釜・尾浜~松川浦漁港(外港・内港)~松川浦のコースを回った。目的はカモメ類の観察がメインだ。磯浜は宮城県だが、他のフィールドは新地町、相馬市なので福島県になる。震災前は釣師浜にあった海辺のレストラン「ラハイナ」には家内と何回も行って、自分は到着早々に、河口に大型カモメの大群を見に行っていた。何回も行っているので、お店のご主人や奥様と親しくなり、釣師浜で撮影したシロカモメの写真や、三脚とスコープを差し上げて、来たお客さんもカモメを見られるようにした。いつだったか、こんな海に近いところに建っていて、津波が来たら、あの山に逃げるしかないね、などと言っていたが本当にそうなってしまった。現在の河口の位置は震災前とは違って、南の方になり、大型カモメ類もほとんど大群が見られなくなってしまった。かわりに原釜・尾浜でカモメたちが水浴びをしている姿が見られる。
さて、カモの話だが、今シーズンはオオホシハジロ狙いで、磯浜漁港からの漁港巡りをしていたが、まさか、コスズガモがいるとは知らないで、とりあえず、昨年から釣師浜に例年いつもいるホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモを撮影していたら、偶然にも昨年の12月25日にコスズガモが写っていた(記録参照)。それから、ずっといたわけで、途中の観察記録の写真にも写っていた。この日もそういうことはいっさい関係なく、前にコスズが釣師浜漁港にいるって、とか言う話を鳥友から聞いていたが、「ふーん」とか言っていただけだったが、この日行ってみたら、「何見てるの?」と聞いたらコスズとか言うので、驚いた。宮城県内のフィールドでよくお会いする方も一緒で、この方に教えてもらったらしい。感謝感激だった。コスズと言えば、鳴瀬川河口や震災前の塩田跡で見たことがあるが、かなり遠かった。ここは、いつも来ているところで、オオホシハジロ探しに目がくらんで見逃していたわけだ。
このコスズは、スズガモ、キンクロ、ホシハジロの群れでは、けっこう単独行動が多く、いつも岸壁近くで餌を獲っていた。4月初旬までいたようで、ちなみに3月30日は午前中いたが、午後になったらいなかった。来シーズンも来るかもしれない。
【写真】
  
キンクロとコスズ/巻貝らしきものをくわえているが、
  
ウミネコに追いかけられ落としてしまった/キンクロとコスズ/スズガモとコスズ
  
コスズガモの羽ばたき。パターンがよくわかる。
  
スズガモとキンクロハジロ♀/スズガモの羽ばたき
 
ミミカイツブリ夏羽移行個体(3/27磯浜漁港)


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2022年1月9日(日)磯浜漁港、釣師浜漁港、原釜・尾浜、松川浦漁港外港・内港

2022年01月09日 | 磯浜漁港

■2022年1月9日(日)11:24-12:50【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】磯浜漁港、釣師浜漁港、原釜・尾浜、松川浦漁港外港・内港
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ホオジロガモ、キンクロハジロ、スズガモ、コスズガモ、シノリガモ、クロガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ヒメウ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、シロチドリ1、イソシギ1、ミユビシギ16、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ(10科32種)
【メモ】今日は天気もよくカモメウォッチングには最適な日になったというのは、松川浦方面を終えて、帰る途中の阿武隈大橋の定点カモメウォッチングで、松川浦方面はユリカモメはたくさんいたが、漁港にはほとんどおらず、遠い沖防波堤に並んでいただけだった。最初の磯浜漁港では、到着早々、ミサゴが赤い魚を掴んで飛んで行った。後で調べたらホウボウという魚だった。船揚げ場にはミユビシギの小群が採餌していた。福島県新地町に入って、埒川河口には前年からいるオオハクチョウとコハクチョウの群れが休息していた。砂子田川河口は例によって何もおらず、釣師浜漁港もいつものカモたちがいた。原釜・尾浜はほとんどカモメ類の姿はなく松川浦漁港もいつもの場所にユリカモメがいただけで、カモメ不足の一日だった。

【写真】
  
ミサゴ/ミユビシギ冬羽/埒川河口のハクチョウ類
  
どこにでもいるマガモ/沖防波堤に一通りの大型カモメが観察できた/カモメ2W
  
釣師浜漁港の船揚げ場にいつもいるシギチ3種
  
イソシギ/キンクロ、ホシハジロ、スズガモ、コスズガモ/ばしゃばしゃやっている
  
スズガモ♂と♀
  
スズガモ♀/ホシハジロ♂/カワアイサ♀
  
ホオジロガモ♂/オカヨシガモ♂/オカヨシガモの群れ。赤褐色部が少ない左端の♂は1W
  
ハジロカイツブリ/ユリカモメ/コブハクチョウ


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.