私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2006年11月19日(日)広瀬川

2006年11月19日 | 青葉山・広瀬川
■2006/11/19(日)12:30-13:30【天気】曇り時々晴れ
【場所】広瀬川霊屋橋~評定河原橋~花壇
【種名】カイツブリ1,ダイサギ1,アオサギ1,マガモ♂1♀1,コガモ♂8♀12,カワアイサ♂1♀6,トビ8,ハヤブサ成鳥♂1♀1,キジバト2,ヤマセミ♀1,ハクセキレイ2,セグロセキレイ3,ヒヨドリ16,モズ♀1,アカハラ1,ウグイス3,エナガ4,ヤマガラ2,シジュウカラ8,ホオジロ4,カシラダカ2,アオジ2,カワラヒワ4,ベニマシコ♂2♀4,シメ8,スズメ32,ハシボソガラス6,ハシブトガラス4(18科28種)
【備考】今日も職場から広瀬川だったが,昨日はカウントしなかったので,今日は多少気合いを入れて見ることにした。霊屋橋~評定河原橋にはシメの群れがいてしばらく見ていた。シメは恥ずかしがり屋なので(警戒心が強く)なかなか,いいポジションには出てきてくれない。アカハラも川岸の灌木の中でうごめいているので,アカハラの腹が撮れましたという写真しか撮れなかった。堤防の上からの観察なのでけっこう遠い。ベニマシコのペアが中間地点にいたが,評定河原付近の個体群とは別個体だろう。評定河原橋から崖の方まで歩いていくとベニマシコのペアがいたが,ここは通行人や散歩の人たちが多いので,警戒心が強くすぐに逃げていってしまう。しかし,周りに人がいなく,餌を熱心に食べている時に年2,3回は出会うので,写真は撮れているわけだ。評定河原橋から花壇の間までに,またベニマシコ♀2がいた。例年だと今日のエリアには2グループの♂♀群(評定河原群と花壇群)がいる。カワアイサの群れは昨日の場所より,下流にいた。今日のハヤブサ夫婦は,巨大な♀(♂に比べれば)が獲物を独り占めにして止まり木で食べていたのを,♂がけたたましく騒いで「俺にもくれ」と言ってるようだった。♀は無視していたが,そのうち一緒に鳴き交わしてビルの方に2羽で飛んでいってしまった。最後に久々にヤマセミを見た。写真を撮るより♂♀の識別にいってしまったのはバードウォッチャーの性というものだ。帰りは,またしてもスズメを撮影して帰ってきた。堤防のスズメは何回も見ているが,よく見るといろいろな仕草をしていてかわいいものだ。
【写真】



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2006年11月18日(土)広瀬川

2006年11月18日 | 青葉山・広瀬川
■2006/11/18(土)14:30-15:00【天気】曇り時々晴れ
【場所】広瀬川評定河原橋~花壇
【種名】カイツブリ,ダイサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,オナガガモ,カワアイサ,トビ,ハヤブサ♂♀,キジバト,セグロセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ウグイス,ヤマガラ,シジュウカラ,ホオジロ,アオジ,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(14科22種)
【備考】今日も職場から自宅への帰り道,広瀬川に立ち寄った。カワアイサの群れが上流に飛んでいった。ベニマシコを探したがいなかった。季節的にはもういてもいいのだが。餌もいっぱいある。ヒヨドリの群れがけたたましく鳴いているが,他の小鳥はウグイスの地鳴きぐらいだった。経ヶ峰に行くとハヤブサ夫婦がいた。紅葉がきれいでその中にハヤブサを入れて写真を撮った(写真)。断崖の下にダイサギ,アオサギ,カモ類,カワアイサなど数種類がまとまっていた。堤防のコンクリートが窪んだところではスズメたちが砂浴びをしていた(写真)。広瀬川もいよいよまたおもしろい季節になってきた。が,最近は仕事が忙しすぎて,磯浜,鳥の海のデータもまだアップできない状況だ。
【写真】
  


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2006年11月12日(日)磯浜漁港・新地漁港,釣師浜

2006年11月12日 | 磯浜漁港
■2006/11/12(日)13:30-14:00【天気】曇り時々晴れ,小雨
【場所】釣師浜,新地漁港,磯浜漁港
【種名】ヒメウ,コサギ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,ヒドリガモ23,クロガモ48(4科7種)
【備考】この日は翌日の出張の下見ついでの探鳥だったが,釣師浜と新地漁港は全然だった。釣師浜のカモメ類は数も少なく,2種のみ。しかも,いつもと違い,警戒心が強く,かなり遠いのにさっさと飛んで行ってしまった。この浜はサーファーや散歩の人たちが多いので,もしかしたらよほど怖い目にあったのかもしれない。ということで磯浜漁港に行ったがここも何もいない。海浜公園の前面海面を見ると,釣り人のすぐ目の前にクロガモの群れが浮かんでいる。いつものクロガモの波乗りの光景で,今季の初認だ。さらに見るとそこから沖の方にへ目をやるといくつかのの群れがいた。4から12,3羽のグループになっていて,♀や若鳥は数が少なかった。♂の若鳥は成鳥♂のような黄色いこぶはないが,よく見ると少し平らに盛り上がっていて,周囲に黄色い部分があるのがわかる。♀は若鳥に似ているが,若鳥も成鳥もこぶや黄色い部分はない。写真でもわかるが成鳥♂の初列・次列風切りの裏面はやや淡く光に反射すると白く見える。舌は薄いピンク色で,口を大きく開けるとあごが外れたように大きくなる。それで大きい獲物も飲み込めるのだろう。ところで,貝など飲み込んだ後はやはり砂嚢で擂り潰すのだろうが,やはり人間業ではない。ビロキンがいないかと探したがヒメウしかいなかった。遠くに翼鏡が白く見えのがいたのですかさず撮影したが,拡大するとただのヒメウだった。
【写真】
  
■クロガモの群れ/若鳥♂が混じる/口を開けているクロガモ
  
■初列風切りが光を反射して淡く見える
  
■真ん中の写真では初列の裏はほとんど白く反射している/遊んでいるのか,争っているのか,よく見る光景だ。


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