私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2013年2月17日(日)蕪栗沼

2013年02月17日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2013/2/17(日)12:20-12:27(7分間)【天気】晴れ,風強し
【場所】蕪栗沼南側土手道路付近
【種名】カワウ,ダイサギ,アオサギ,マガン,オオヒシクイ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ハシビロガモ,ミコアイサ,カワアイサ,トビ,オジロワシ成鳥1,ハイタカ1,ノスリ,チュウヒ,ヒバリ,ホオジロ,カシラダカ,マヒワ150+,スズメ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(9科26種)
【メモ】今日は実家の帰りに蕪栗沼南側の土手を走った。鳥見がメインでなかったので,せめて土手くらい走って仙台に帰ろうと思ったからだ。土手を走って行くと,正面の鳴子の花渕山がとてもきれいに見えたので,ちょっと止まってマガンが山の前を通るのを待って急いで車を降り(寒いので),写真を撮り,帰ろうと思ったところ,チュウヒが出た。その後、ちょっと上を見たらすぐ近くをオジロワシが飛んでいた。旋回すると太陽を背にし、初列風切や尾羽がとても美しかった。そのうちオジロワシとトビ1羽がもう1羽のトビを追いかけているのがわかった。追いかけられているトビは、コイのような大きな魚をまるでミサゴのように掴んで飛んでいる。遠くまで見ていると田圃に降りたので,また争っているのだろうが,時間もないので車を走らせた。この間、たったの7分だった。
【写真】
  
■花渕山とマガンの群れ/蕪栗沼。いろいろいる。逃げていくのはカワアイサ/チュウヒがやってきてヨシワラに降りた。
  
■ふと気配を感じて上を見るとオジロワシ。最初は慌ててフレームに入りきれなかった。
  
■尾羽と初列風切が背面の太陽に透けて見えてきれいだった。
  
■結論として,ミサゴトビの獲物を横取りしようとしていたのだった。


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2013年2月10日(日)蒲生海岸

2013年02月10日 | 蒲生海岸
■2013/2/10(日)10:23-11:17【天気】晴れ,曇り
【場所】蒲生
【種名】ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,オオハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,ホオジロガモ,トビ,ノスリ,オオバン,シロチドリ,ハマシギ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ成鳥夏羽,カモメ,ウミネコ,キジバト,ハクセキレイ,ツグミ,カワラヒワ,マヒワ,ベニヒワ♀2,シメ+,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(14科35種)
【メモ】先週の日曜日に情報をいただいてベニヒワ2羽を見た。今週もこの手の鳥はまだいるだろうと思い,県民の森から蒲生に行ってみた。蒲生高松地区の民家や商店があった場所は土台のみを残して,当時は見えるはずもなかった近くの養魚場池が道路から見える。この辺は先週もマヒワやシメの群れがいたが,今日もスズメの大群とともにあちこちを飛び回っている。
高砂神社から入って,まずは真っ直ぐ蒲生干潟の駐車場に車を止めて,鳥を探すより人を探せということで,望遠レンズをたくさん構えているところへ歩いて行った。みなさんにご挨拶をし,おもむろに目の前にいるベニヒワ2羽を撮影した。ちょうど縦位置に止まったときには,ちょっと移動して背景の高砂神社の赤い鳥居が入るようにした。2羽だけいると何となく神社の巫女のように見えないわけでもない。大学時代の頃,県支部のバンディングの夜に,鯉の洗いを持ってきていただいたことがあったが,それももうずいぶん昔のこととなってしまった・・・。
一通り撮影して導流堤に行くと,中州にオオセグロカモメ,カモメ,ユリカモメ,ウミネコの群れの中にワシカモメの成鳥夏羽がいた。大型カモメは2月はもう夏羽になる個体がけっこういる。さらに歩いて行くと例によって導流堤の端と砂浜の間が水路になっていて,戻って浅瀬を渡るにしてもゴム長靴がないとだめなので,今日はここで引き

上げ,ユリカモメの大群がが採餌している干潟に行って戻ってきた。
【写真】
  
  
  
  
  
  
  
  


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2013年2月3日(日)蕪栗沼・周辺田圃

2013年02月03日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2013/2/3(日)8:02-9:22【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼,周辺田圃
【種名】オオハクチョウ,コハクチョウ,マガン,オオヒシクイ,オジロワシ成鳥1,チュウヒ1,ヒバリ,タヒバリ,カシラダカ(5科9種)
【メモ】伊豆沼から移動して,実家に向かう途中の探鳥というよりは,ウォーキングに近い鳥見だった。沼を半周したが,とにかく寒かった。雪が深く,歩くのが大変だったが沼に出てオジロワシを今期初めて見たので満足だった。オオヒシクイがほとんどで,逆に白鳥地区東側田圃はマガンの大群が休息していた。
【写真】
  
■マガンの群れ/オオハクチョウのファミリー/オオヒシクイの飛翔
  
■オオヒシクイ/オオヒシクイとコハクチョウの群れ/アイリングマガン
  
■カシラダカ冬羽♂/マガンの群れ/あぜ道で採餌するマガン


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2013年2月3日(日)伊豆沼

2013年02月03日 | 伊豆沼・内沼
■2013/2/3(日)6:41-7:17【天気】晴れ
【場所】伊豆沼獅子鼻
【種名】マガン,オオハクチョウ(1科2種)
【メモ】今シーズンは今回を含め2回しか伊豆沼の飛び出しを見に行っていない。あまりに寒いからか,土日は天気がよくなかったからか。一番の理由は,毎日1時間以上かけて通勤しているからだろう。今年の冬は特に大変だ。さて,5時に起床して,5時40分頃家を出た。大衡から古川辺りは曇っていたが,伊豆沼はだいたい晴れていた。車を畦に止めて土手に上るともうすぐ太陽が昇る時間となった。いつもは絶対使わない三脚を飛び出しの撮影には必須なのでセットし,適当に撮影しながら,正味30分くらいの時間を楽しんだ。やはり,寒いときにガンが飛び出したり,また降りたり,ハクチョウが羽ばたいたり,争っていたりするのを見るのはおもしろいし,群れがいつ飛び出すのかじっと見ているとたいてい群れが一列にすーっと横に動いて,その後一斉に飛び出したりするのを見るのは実に楽しいものだ。今回はガンの数そのものが少ないので,迫力ある飛び出しを見ることはできなかったが,十分に楽しむことができた。
【写真】
  
■マガンの飛び出し。
  
■雪,羽毛,水しぶき,淡々としたものが光に反射している/マガンの群れ/オオハクチョウのファミリー
  
■いったん飛び立ってまた着水する群れ/この写真が一番のお気に入り/まだかなり残ってはいるが,一段落した風情で,この後最後の一飛びで沼は静かになる。


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