■2006/5/3(水)9:00-15:10【天気】晴れ時々曇り
【場所】女川~金華山航路,金華山,金華山~女川航路
【種名】ラインセンサス出現順
①女川港~桟橋8:40-9:10
ハシボソミズナギドリ1
①桟橋~山椒峠登山口9:15-10:00
ウミウ6,ハクセキレイ1,ハヤブサ成鳥1,シジュウカラ3,ホオジロ4,キビタキ♂2,コゲラ2,ヒメウ7,オオセグロカモメ7,ウミネコ++,センダイムシクイ6,ヤマガラ2,ヒヨドリ2メジロ6,ヒガラ2,カワラヒワ3,ヤブサメ1,コガラ3
②山椒峠登山口~山椒峠10:05-10:30
カワラヒワ2,センダイムシクイ1,シジュウカラ1,エゾムシクイ3,コガラ2,キビタキ2,トビ1,キジバト2
③山椒峠~外周路10:30-11:09
サンショウクイ2,センダイムシクイ6,ヒガラ2,コゲラ2,ホオジロ2,ハシブトガラス1,アオゲラ1,ヤマガラ4,メジロ10,ツグミ1,クロジ1,アオジ4,トビ1,キビタキ3,オオルリ1
④外周路~大函崎11:10-12:09
アカハラ5,メジロ3,シジュウカラ7,ヤマガラ4,コゲラ5,ヒヨドリ4,ハシブトガラス1,カワラヒワ10,サンショウクイ2,オオルリ1,ホオジロ4,キビタキ2,トビ1,アオゲラ1,アオジ1,モズ1
⑤大函崎・小函崎12:10-13:10
ウミウ営巣46,ヒメウ++,ウミネコ++,オオセグロカモメ++,イソヒヨドリ♀1,ハクセキレイ1
⑥大函崎~二の御殿登山口13:10-13:35
記録せず
⑦登山口~二の御殿13:40-14:19
メジロ6,アオゲラ1,センダイムシクイ2,ヒヨドリ1,シジュウカラ2,エゾムシクイ2,ヤマガラ9,エナガ3,ウグイス4,オオルリ1,キビタキ1,コゲラ2,ヒガラ3,ホオジロ1,ヤブサメ1,キジバト1
⑧二の御殿~桟橋14:20-14:50
アカハラ2,クロジ1,シジュウカラ2,ヤマガラ3,アオゲラ1,センダイムシクイ1,ハシブトガラス1,サンコウチョウ1
⑨桟橋~女川航路15:10-15:40
ウミスズメ8
【全体】ハシボソミズナギドリ1,ウミウ,ヒメウ,トビ,ハヤブサ,ウミネコ,オオセグロカモメ,ウミスズメ,キジバト,アオゲラ,コゲラ,ハクセキレイ,サンショウクイ,ヒヨドリ,モズ,イソヒヨドリ,アカハラ,ツグミ,ヤブサメ,ウグイス,エゾムシクイ,センダイムシクイ,キビタキ,オオルリ,サンコウチョウ,ヒガラ,コガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,アオジ,クロジ,カワラヒワ,ハシブトガラス(22科35種)
【備考】5月3日は足腰の鍛錬を兼ねて(笑い)金華山と決めている。大函崎・小函崎まで行ってウミウの営巣数をここ数年カウントしている。営巣箇所としては①大函崎の南断崖と②反対側の断崖,③大函崎の太平洋側,④大函崎と小函崎の間の断崖を見ている。今年は4カ所全てで営巣しており,全部で46カ所数えたが,見えない部分もあるので実際にはもう少し多いだろう。今年は小鳥の数が多い感じがして期待していったが,その通りだった。全盛期の金華山(30年以上前)はブナの美しい島で,今のように周囲はアカマツ,クロマツが壊滅的な枯れ方をしていたり,ブナ林もおそらく以前の1/3くらいは枯れている状態ではなく,キビタキ,オオルリ,アオゲラ,ヤマガラがやたら多い島だった。今年は,倒木は昨年以上にすさまじい状況だが,小鳥類やキツツキ類は非常に個体数が多かった。アオゲラも久しぶりにそちこちで鳴き声とドラミングを聞いた。サンコウチョウも写真は撮れなかったが,ホテル跡近くの杉林で姿♂と鳴き声を確認した。二の御殿に行く途中,キビタキとオオルリが同じ枝に止まったツーショットのチャンスがあったが,例によってまずきれいだーと感動してしまい,カメラを構えたときには解散していた(笑い)。今回のコースでもっとゆっくり行けばもっとたくさん出たと思う場所は③のコースだった。ここは一番ブナ林が樹勢を保っているエリアで,沢筋と美しい林が連続して現れるところだ。帰りの船では,ウミスズメの小群,行きは船のすぐ近くでハシボソミズナギドリが出たくらいで,ウトウやその他でそうな海鳥は全然だった。ともかく,キビタキ,オオルリもやたらいたので,かえって写真がきちんとしたのが撮影できなかったのは反省材料だ。
【写真】
■アカハラとキビタキ
■キビタキ
■キビタキ/クリンソウ/サンショウクイ
■センダイムシクイ/クロジ♀/ニホンザル
■オオルリ♂
■オオセグロカモメ第4回夏羽か成鳥夏羽/ヒメウ成鳥夏羽・幼鳥/ウミウ若鳥に威嚇されるヒメウ成鳥,ウミウの方が10cmほど大きいが,ヒメウが多少細身なので,よけいウミウの若鳥はかなり威圧的に見える。この威圧はよく観察できるシーンだ。
■ヒメウ成鳥夏羽の群れ/ヒメウ成鳥夏羽とウミウ若鳥/ウミウ成鳥-すばらしく美しい宝石のような眼
■ウミウの抱卵-卵は1個だけのものから最大6個まで観察した。
■ウミウ/8羽のウミスズメ
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