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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

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2025年7月9日(水)石垣島(3)

2025年07月09日 | 県外・国外・その他

■2025年7月9日(水)6:10-10:46【天気】薄曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500L
【場所】石垣島
【種名】3日間通しての出現鳥種、第8版準拠。リストから外れたカタグロトビは第7版から。
カルガモ+、リュウキュウキジバト++、チュウダイズアカアオバト+、バン、リュウキュウヒメクイナ1、シロハラクイナ++、チュウシャクシギ1、イソシギS1、タカブシギS3、オオアジサシ1、ベニアジサシ+++、エリグロアジサシ1+、リュウキュウヨシゴイ成1、ズグロミゾゴイ幼1、アマサギ+、ムラサキサギ5、チュウダイサギ3、チュウサギ3、コサギ4、クロサギ白3、カンムリワシ3、リュウキュウサンコウチョウ1、モズSP1、オサハシブトガラス++、リュウキュウヒヨドリ++、シロガシラ++、セッカ5、リュウキュウツバメ++、イソヒヨドリ1、スズメ+、コウライキジ♂1、インドクジャク1、インドハッカ7、カタグロトビ1(18科34種)
【メモ】石垣島最終日は、最初に5時30分にホテルを出発して、二日間でまだ見ていない鳥がいそうな林道を下見した。ところが、目的地に着くまで、まだ時間があるとエアコンをつけて、窓を閉め切っていたところ、某農園近くの電線にトビ=カンムリワシが止まっていた。石垣島にはトビはいないので、トビ(ノスリ、サシバでもいいが)が電線、電柱にとまっている、あるいは飛んでいる、田んぼで餌を食べていると言えば、それはカンムリワシなので、とても分かりやすい。やった、カンムリワシだ!と車から降りて、近いところにいたカンムリワシにレンズを向けて、シャッターを切ったとたん、画面がどんどん白くなっていった。なんだーと思って、はっと気づき、レンズを見ると真っ白だった。慌てて車に戻り、やむをえずティッシュで拭いて(これは禁じ手だ、フィルターだからまだいいが)戻るとすでにおらず、目の前の畑でなぜか2羽でじゃれていた。レンズを向けると、一羽は灌木の中に飛び去り、もう一羽も飛ぼうとしたので、1/20で流し撮りしたのが、掲載した悲惨な写真。がっかりしたが、まあ、前回ばっちり撮影したからいいやと気を取り直し、改めてレンズクリーナーキットできれいにし、車を先に進めた。当然エアコンはつけているが、窓は開けている。こうすれば曇ることはないのだが、失敗だった。里の方に下りると、ムラサキサギやインドクジャクなどがいた。ここで引き返し、ホテルに戻り、朝食を食べ、チェックアウトし、先ほどの道を通り、川平湾方面を探鳥し、田んぼも周り、11時には空港に着いた。この間、林道でズグロミゾゴイを見つけたが、3,4羽いたらしいリュウキュウアカショウビンは見つけることができなかった。また、キンバトにも出会えなかった。シギチは、チュウシャクシギとタカブシギしか見なかったが、オーストラリアセイタカシギとセイタカシギも海岸にいたようだ。
結局、あまり自分では見つけられず、前に見たからいいやの3日間になってしまった。
情報を寄せていただいた皆様に感謝申し上げます。宮古島は、ガイドなしでもOKだが、石垣島はガイドしていただいた方が、ずっといろんな鳥が見られると改めて思った。
【写真】
  
曇りレンズのカンムリワシ/ムラサキサギ
  
インドクジャク/林道のズグロミゾゴイ。この大きさでこういうふうに止まっていれば、さすがに見つけられる。
  
チュウダイズアカアオバト。朝、局地的だがたくさん電線に止まっていた/ムラサキサギ
  
コサギ/ムラサキサギ/稲刈りがまだ済んでいない田んぼが多かった。
  
コサギと右下茶色いのがリュウキュウヨシゴイ♂/チュウシャクシギと川平湾
  
タカブシギ夏羽。8月下旬にはこうした環境があちこちに見られるようになり、シギチで”溢れかえる”驚きの田んぼの風景となる。


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