私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2020年1月21日(火)白鳥地区

2020年06月28日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2020年1月21日(火)15:17-16:31【天気】晴れ曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】白鳥地区
【種名】オオヒシクイ,マガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,オナガガモ,トビ,チュウヒad♀,ハイイロチュウヒ♂,ノスリ,カシラダカ(3科11種)
【メモ】午後3時に到着を目指して蕪栗沼に行き,ハイイロチュウヒの撮影をした。15:36いつものチュウヒ♀が,南側のヨシ原を低く飛び獲物を狙ってヨシの中に入った。それに驚いたカモたちが一斉に飛んだ。普段はチュウヒがいたからといって,一斉に飛ぶわけではないが,カモたちがいる水面を低く飛んで,ヨシ原に向かったので驚いたのだろう。チュウヒが出てその後すぐにハイイロチュウヒが現れた。南側土手から飛んできて,何度も土手の木の前のヨシ原を飛んで獲物を狙っていた。斜光だったが夕日に映えてきれいだったが,ISO100で始まって終わり近くはISO200にし,手持ちで撮影したが,満足な写真は撮れなかった。早くRの新しいカメラが出ないかな。1月25日にも行ったが,この日は条件が悪く,双眼鏡で見て,飛翔を楽しんだ。このハイイロチュウヒは,完全な成鳥羽ではないので,来シーズンもぜひ来てほしいものだ。ちなみにハイチュウ♀とコミミズクを見逃してしまった。

【写真】

チュウヒad♀/オオヒシクイとチュウヒad♀/チュウヒ♀に驚いて,オナガガモとヒドリガモの群れが飛んだ

ハイイロチュウヒ♂/チュウヒ成鳥♀腰の羽に若干白色部分がある/ハイイロチュウヒad♂

ハイイロチュウヒad♂(若鳥よりは成鳥に近い)

コハクチョウとオオヒシクイ/塒に降りたチュウヒ/夕日とセイタカアワダチソウ


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2020年1月17日(金)蕪栗沼・下鳥地区

2020年06月15日 | 蕪栗沼・白鳥地区

2020年17月日(金)14:12-16:32【天気】晴り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】蕪栗沼
【種名】オオヒシクイ,マガン,シジュウカラガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,ミコアイサ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,ヘラサギ,オオバン,タゲリ22+,エリマキシギ1,トビ,チュウヒ♂1・♀1,ハイイロチュウヒ♂1,ノスリ,モズ,ハシボソガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ベニマシコ,シメ,カシラダカ(19科37種)
【メモ】午後から蕪栗沼にハイイロチュウヒを見に行った。南側駐車場から歩いていくと,まずメスのチュウヒがどんどん近づいてきたので撮影した。いつもいるメスのチュウヒだ。蕪栗沼にはヘラサギがいて,オオヒシクイの群れと一緒になって背眠していた。沼と沼の間の小径に戻ると,白鳥地区の方から蕪栗沼へ1羽シギが飛んできた。すぐに飛翔形からエリマキシギとわかったので撮影したがピントが合っていなかった。とりあえず越冬の証拠写真として掲載した。この個体の胸はハヤブサか何かに襲われたらしく,血がでたあとがあった。それから白鳥地区にでて,東側の堤防から沼を見ていると,東側上空にチュウヒが1羽いて,土手を越えて例によってヨシワラに飛び込んだ。それから,何も取れずに上にあがったのを見ると初列次列に横斑が見えた腰は横斑のある白で,チュウヒの♂とわかった。その後ろから,例によってまたいつものチュヒ♀が♂を追うようにやってきた。餌場争いという感じで,♂は南側の沼の方へ飛んでいってしまった。ふと上空を見るとタゲリの大群が白鳥地区上空を何度も旋回していた。それから4時過ぎになり,PM4:24にやっとハイイロチュウヒの♂が飛び始まった。良い写真は相変わらず撮れない。4;32まで観察・撮影して終わりにした。次回は,撮影場所を変えるつもり。
【写真】

チュウヒad♀ 初列には横斑があるが次列は不明瞭

チュウヒad♀顔盤は不明瞭,尾羽根中央は灰褐色/チュウヒad♂

チュウヒad♂          チュウヒad♀

ピンぼけだがエリマキシギ,胸の部分が猛禽にやられたのか負傷/ミコアイサ/チュウヒad♀。腰に白い部分がほとんどない。/チュウヒ♂

タゲリの大群が白鳥地区上空を何度も飛んでいた

チュウヒ♂    タゲリ

チュウヒ♂           前が♂,後ろが♀

チュウヒ♂           ハイイロチュウヒの時間となる

ハイイロチュウヒ。完全な成鳥羽にはまだなっていない個体

ハイイロチュウヒ♂


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2019年12月28日(土)蕪栗沼・周辺田んぼ

2020年06月14日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2019年12月28日(土)10:30-14:25【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】蕪栗沼,周辺田んぼ
【種名】オオヒシクイ,マガン,ハクガン幼鳥,シジュウカラガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ミコアイサ,キジバト,カワウ,ダイサギ,ヘラサギ,オオバン,タゲリ,トビ,チュウヒad♀2,オオタカ幼鳥,ノスリ,モズ,オナガ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,スズメ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ(17科36種)
【メモ】年末で実家に寄るついでに蕪栗沼に行ってみた。まずは蕪栗沼で探鳥し,実家に帰ってお昼ごはんを食べて,帰りにまた沼に寄ってみた。夕方前には帰らなければならなかったので,ハイイロチュウヒの時間前に沼を後にした。
まず,チュウヒの成鳥♂♀,幼鳥♂♀の識別だが,①下面の初列風切と次列風切に黒っぽい横斑があるのが成鳥♂,成鳥♀は初列風切に横斑があるが♂ほど明瞭ではなく次列風切はかなり不明瞭だ。幼鳥に横斑はない。その代わり幼鳥は頭部や頚部,胸部がクリーム色で独特の羽色なので,これは間違いようがない。成鳥の腰は♂はハイイロチュウヒのように全面白ではなく横斑が交じる。遠くから見ると全部白に見えるが,近くで見ると横斑があるのがわかる。成鳥♀はほとんど白い部分がない。要するに上尾筒の羽が全面白か,部分的に白か,ほとんどないかで,見え方が違う。チュウヒの♀も,一番良く飛んでいる♀は頭から体下面がほとんど一様の褐色味があるポピュラーな個体で,もう一羽は成鳥♀だが頭や頸部,胸部あたりが♂っぽい感じの個体だった。♂の写真を大きく撮りたかったが,たいてい土手から東側田んぼ上空を飛んでいて,そこから土手を越えて白鳥地区の中に入って採餌するパターンだった。ポピュラー成鳥♀は,どこにでも何回も出る感じで,まるで白鳥地区の制空権を握っているような感じがした。
【写真】

ミヤマガラスの群れ       オオタカ若鳥

オオタカ若鳥       ヘラサギ

オオタカ若鳥  チュウヒad♀  タゲリ

ジョウビタキ♀ マガン,オオハク,コハク ハクガンJ 

マガンとハクガン    チュウヒad♀

    チュウヒad♀     チュウヒad♀別タイプ

チュウヒad♀別タイプ 2タイプ飛翔上が別タイプ 蕪栗沼の風景


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